タルジャの春 第18話

■第18話『　愛するが故に捨てるべき大切なこと2　』

2人は末永く幸せに暮らしました。ハッピーエンド。憧れのおとぎ話はいつもそこで終わる。だけど、現実は決してそこでは終わらない。そこに本物のお姫様のような彼女が現れたのだった。

ラブラブな休暇を過ごしていたタルジャとテボンでしたが、テボンが弁護士時代にお世話になった上司チャン弁護士の誕生会へ行ったら、テボンの元カノがチャン・スジンが現れてしまいました
スジンには婚約者がいたようですが、テボンのことが忘れられず別れてしまったようです。スジンが「あなたのところに戻ってもいい？」なんて言ってきたもんだから、タルジャは2人の関係が気になって仕方がありません・・・

そんなタルジャの前にキジュンが現れました！チャン弁護士は、キジュンの会社の顧問弁護士だそうです。「まさか君に会えるとは・・・」と喜ぶキジュン。パーティーで居心地の悪い思いをしていたタルジャも、キジュンと会えたことを嬉しく思っていました。そんな様子に、今度はテボンが嫉妬。
スジンにタルジャと付き合っていることを話すテボン。「温かい女性だ。一緒にいて楽しい」と言うのですが、決して「彼女を愛している」と言わないテボンに「あなたは私しか愛せないのよ！」と自信たっぷりのスジンなのでした

家に帰ったテボンは、スジンとは高校時代に知り合って3年間付き合った初恋の人だということをタルジャに打ち明けました。テボンは、スジンにフラれたようで、タルジャは「テボンはまだスジンのことが好きなのでは？」と気になるのでした・・・

スネから、パーティーへ行った目的は「テボンに弁護士に戻ってもらうこと」だということを見抜かれていたタルジャ。部屋の保証金が値上がりすることもあり、金欠のようです・・・
そんなタルジャにスネは「二兎追うものは一兎も得ずよ」とアドバイス。
分かってる。でも、人の欲はきりがない・・・

タルジャ食堂へ行って「もう一度でしにして下さい！」とお願いするのですが、「自分の夢を取るか、タルジャを取るか？どちらか選んで！」と言われてしまうのでした・・・
その頃、タルジャもテボン母から呼び出されていました。目の前に封筒を出されたタルジャは勝手に「手切れ金（돈봉투：金封筒）」だと思い込み、テボン母に抗議するのですが・・・それは、テボンの生活費でした！テボンには内緒でタルジャに支払ったのです。「息子を監視するためにアンタを利用するのよ！」とテボン母

スジンはテボンに「一緒に仕事をしない？」と弁護士に復帰するよう誘いました。スジンの車でタルジャと暮らすマンションまで送ってもらったテボン。それを目撃してしまったタルジャは、寂しい気持ちになるのでした・・・
スジンもタルジャとテボンが同棲していることを知って、ますます闘争心を燃やすのでした。

海外研修に推薦されたセドは、「君と離れて暮らす自信がない。結婚して一緒に行こう。離れたくない。」とプロポーズ
さて、ソンジュの答えは？

調理師免許を取るために、学校へ通うお金を稼がなければならないテボン。タルジャは、「弁護士事務所に戻れば？わざわざ苦労するよりいいんじゃないかと・・・」と提案するのですが、「俺の夢は弁当屋だ。君と暮らし始めてそう決めた。君に出会ってから、夢を持てるようになった。だから人生が楽しい。毎日ワクワクするんだ。幸せになれる気がする。」とテボン
思いがけず、感動的な言葉をテボンにかけられてタルジャは、部屋の保証金のことで困っていることをテボンに話すことができず、悩むのでした

家出していたテボン父が家に戻りました。「僕が軽率だった。すまなかった・・・」と謝るテボン父の態度にテボン母は驚きました。テボン父、ホテルにテボンが訪ねて来てくれたことで、いろいろ反省したようです。

タルジャ食堂を追い出されたテボンは、工事現場で働くことにしました。重労働で手首を傷めたテボンなんですけど、「この歳で金を稼ぐ苦労を初めて知った。働くのは楽しいよ」と言うのでした。
ちっとも笑えなかった・・・面白くなかった。楽しくなかった。全然楽しくない。毎日、ヘトヘトに疲れても弱音1つ吐かない彼を見ていられなかった・・・

タルジャは、テボン母から預かったお金をテボンに差し出し、「恵まれた環境なのに、どうしてわざわざ苦労するの？法律事務所で働けばいいのに・・・」と言うのでした。「タルジャさんも師匠（タルジャ母）と同じ考えだな。夢を選ぶか？君を選ぶか？どちらかにしろと。タルジャさんは違うと思ってた。俺を分かってくれると思ってたのに・・・」と言うテボンにタルジャは、部屋の保証金が上がって金銭的に苦しいという現実を打ち明けました。「結局、金かよ。ごめん。授業料も払えない情けない男で。悪かったな。保証金も出してやれなくて！」テボンはタルジャに失望してしまうのでした・・・

その頃、ソンジュはセドのプロポーズを断っていました。
「あなたを愛してるし、信頼してるわ。私たちは結婚に向いてないのよ。あなたにはあなたの大事な人生がある。私も同じよ。私は、自分を犠牲にするほど結婚にメリットを感じないの。あなたにガマンを強いるのもイヤ！」
いくらセドが説得しても、ソンジュは譲りません・・・

タルジャは、会社でスジンに会いました
「タルジャさんの勤め先なのね。面白いわ～」と高飛車な態度のスジン
2人は、一緒に食事に行きました。「この店、よくテボンと来たんです。彼とは10年以上の付き合いで、3年間は恋人でした。お尻にアザがあることも知ってるんです。」とアピールするスジン。テボンの態度がそっけないから、嫉妬させるために二股をかけたら別れることになってしまったんだとか？
「私との別れがつらくて、自暴自棄になってあなたとの同棲を始めたのでは？」と言うスジンに対し、「言葉が過ぎるのでは？」とタルジャは怒りをあらわにしました

そんな中、建設現場でアルバイトをしていたテボンが仕事中に事故に遭ってしまいました救急車で運ばれるテボン・・・

あいつが生死の分かれ道に立っているその瞬間、私は彼の過去と対面していた・・・

テボンのことが気になりますが、第18話終了です