太陽の女 第9話

■第9話　ニセの妹

「ジヨンが見つかった！」
ジュンセの家にいたドヨンは養父から連絡を受け、家に帰ることにします。

サウォルのことだと思い込んでいるドヨン。

ジヨン、ついに戻ったのね。自分の居場所に
新しい人生を歩むの？まさか覚えてないわよね？
昔のあんたは母の偏愛を知ってたわ。
私を見る自信たっぷりの目、私を凍らせた。

「ジヨン、今までできなかったことを味わって生きなさい。
その代わり、昔の記憶は消さないとダメよ！
もう傷つけたくないの。」

緊張して家に帰ってみると、
ジヨンと名乗る若い女性が来ていたのですが・・・
サウォルではありませんでした！

名前、年齢、血液型がジヨンと一致し、
「腰のヤケドの跡は、整形手術で消しました」と言うその女性に
養父母はすっかり騙されているようです。
「すぐにDNA検査をする」と言う養父に
「急ぐ必要はないんじゃない？本人だとほぼ断定できるのなら、
検査する必要はないと思う」とドヨン。
ジヨンと名乗るニセモノの女性をジヨンとしてしまえば、
サウォルが本物のジヨンとして帰ってくることがなくなる！と期待しているようです。

その女性は、ウンソプから頼まれてジヨンになりすましていました。
ミソンの兄に示談金を払うために、自分に惚れているチョ・ヒョンジュを
ニセのジヨンとして送り出したのでした。

戸惑いながらも、愛するウンソプのために猿芝居をするヒョンジュに
ドヨンは苦笑い
ドヨンが冷たく接しても、ヒョンジュはお構いなしにジヨンになりすますのでした

ヒョンジュは、サウォルの友人ヨンジャのお店で働きたいと申し出てきた女性で、
「その日は無断欠勤をした」とヨンジャは愚痴をこぼしていました・・・

早速、ニセモノのジヨンを連れて百貨店に買い物に行ったジョンヒ。
サウォルに服を選んでもらい、お直しを依頼するのですが、
ちょっぴり失敗してしまったサウォルをジョンヒは怒鳴りつけました
そして、ドヨンとニセジヨンと3人で食事をするジョンヒに
お直しが終わった服を届けにやって来たサウォル。
ジョンヒは、サウォルにタクシー代を出してあげるのでした。

サウォルを食事に誘ったドヨン。
「片想いだった初恋の人に会ったんです！」と喜んで報告するサウォル
その人と付き合うことを夢見るサウォルに、
「幸運を祈るわ。
昔の頃は忘れて、今を幸せに生きるべきよ。」とドヨン。
近いうちに彼に合わせることを約束するのでした～。

ウンソプと会ったヒョンジュ。
ウンソプは、ジョンヒがジヨンの20歳のお祝いに買った時計や
ジョンヒが買ってくれたブランド物のバッグを換金し、
代わりにニセモノを買いました。
そして、ミソンの兄に示談金を払うのでした・・・
その日、ドヨンの同期アナウンサー シウンはウンソプがヒョンジュと一緒に
歩いているところを目撃するのでした

「妹が見つかったから、秋に結婚しましょう」と言うドヨンに
「来春の予定だったし、仕事もあるから・・・」とジュンセ。
ドヨンは、そんなジュンセの態度を寂しく思うのでした・・・

ヒョンジュが「お店の商品を盗んだ」として、
サウォルと一緒に家まで文句を言いに行ったヨンジャ。
ヒョンジュを見て、ジョンヒと一緒に買い物に来ていたVIPだと気付いたサウォルは、
ヒョンジュが何者なのか？気になるのでした・・・
その夜、ドヨンに電話したサウォル。
ヒョンジュについて尋ねるのですが、「うちの家族よ」とドヨンは答えるのでした。

ジュンセの部屋へ行ったドヨン。
そこで、田舎へ言った時の写真を見てしまい、
ジュンセにとって"妹のような子"がサウォルであり、
サウォルがずっと好きだった相手がジュンセであることを知ってしまうのでした
ジュンセが買い物に行っているあいだ、ドヨンはジュンセの携帯をチェック。
サウォルからのメールを読んでしまいました

焦るドヨンは、サウォルの髪の毛をヒョンジュの名前にすり替え、
ジョンヒとのDNA関係を依頼しました。

お母さん、私を許して。
昔と同じだわ。
あの時も突然現れて私の心を凍らせた。
今度は私の一番大切な人を奪おうとするの。
私の味方であってほしい人を奪おうとしてるの。
そうはさせたくない！
あの子が二度と上がってこられないように、絶壁から突き落とすわ！

サウォルに音楽会のスタイリストを依頼していたドヨン。
「紹介したい人がいるの。
私と結婚する人よ。秋には結婚するかも」と話しました。
そして、楽屋にやって来たジュンセ。
ドヨンは、サウォルの前でジュンセにキスをするのでした

サウォルがショックを受けたところで、第9話終了です