■第89話：恐ろしい頼み
ジョンシムとソンランは、昼食の約束をしたものの、忙しいソンランは食事もせずに帰ることになってしまいました・・・
ジョンシムは、こっそりソンランの事務所へ行き、ソンランの仕事ぶりを覗っていました。カッコ良く仕事をこなすソンランを見たジョンシムは、「生まれ変わったら働かなくちゃ」と呟きました
クマ父に面会に行ったクマ母と祖母。クマが父親の罪が軽くなるよう、債権者に働きかけてくれたことに感謝する3人。「お前がいい子に育ててくれたからだよ」と言うクマ父に「クマはあなたに似たのよ。私は性格が悪いから・・・」とクマ母。祖母はこっそり、「自分でも分かってるんだね・・・」と思っていました
言葉には出さないものの、嫁姑関係は密かに火花を散らしていました・・・
ウンジュが家族と電話しているところを聞いてしまったクムスンは、ヨンオクが発作を起こして大変な状態にあるということを知り、気になっていました。
思い切って、病院まで行ったクムスン。病院の窓口では、「チャン教授の親戚です」と伝えました。クムスンがヨンオクの病室の前へ行くと、ちょうどヨンオクが発作を起こして処置室へ運ばれていきました
心停止に陥るヨンオク、主治医の迅速な処置により何とか回復したのですが、クムスンはそんなヨンオクの姿を見て驚き、動揺するのでした。
クムスンが病院に来ていたことに気付いたギジュンは、クムスンを部屋に呼び出し、ヨンオクに会いに来てくれたことに礼を述べました。そして、「非道徳的なお願いをしていることは分かっている。このことは妻も知らない。私が1人で決めたことなんだ。妻は、クムスンさんを捜すことに反対している。でも、妻の病気は普通の腎不全じゃないんだ。3日に1回の透析を受け、さっきのような発作と何度も戦っているんだ。もはや生きているとは言えない。ただの延命行為なんだ。このまま状態が悪くなれば、移植もできなくなる。君にしか妻を助けられないんです。だから、心からお願いします。どうかお願いします。クムスンさん・・・」土下座して泣きながらクムスンにお願いするギジュン。ジェヒは、部屋の外で聞いていました・・・
放心状態のクムスンにジェヒは声をかけることもできず、ただ見守ることしかできませんでした・・・
生死をさまようヨンオクの姿を目の当たりにしたクムスンは、祖母の家に電話するんですけど、無言のまま切ってしまいました。祖母は、ここのところクムスンと連絡がとれないことを心配していました。
祖母の家のまでクマ母を待っていたクムスン。「どうして母親を死んだことにしたの？」と尋ねました。するとクマ母は、クムスンの両親の事情を話し始めました。
一流大学の学生だったクムスンの父親がいきなり学校を休学して、できちゃった結婚したことをクムスンの祖母は大反対。しかも、生まれてくるクムスンのために工事現場で働いていたクムスンの父親は、足場を踏み外して事故死してしまった。祖母は、「息子の死は、ヨンオクのせいだ！」と怒り、毎日のようにヨンオクをいじめるようになり、それに堪えかねたヨンオクはクムスンが生後6ヶ月のある日、姿を消してしまった。そして、実家の家族に見つけられ、家族と一緒に韓国を去って行った。その後、再婚した噂はあったものの、それっきり連絡はなかった・・・
実母ヨンオクが、自分とそっくりな境遇にあったことにショックを受けたクムスンは、特に何も言わずに帰って行きました。クマ母は、「お義母さん（クムスンの祖母）が心配しているから連絡しておやり。でも、私がチャン先生からお金を受け取ってクムスンに母親の話をしたことがバレたら、お義母さんは怒るだろうね。まだあんたの母親（ヨンオク）のことを恨んでいるから・・・」とクムスンに伝えました。
ギジュンの部屋に訪ねていったジェヒ。「偶然、ナ・クムスンと先生の奥様の関係を知ってしまいました。先生が何を考えているかも・・・」と打ち明けました。
そんなところで、第89話終了です。
ジョンシムとソンランは、昼食の約束をしたものの、忙しいソンランは食事もせずに帰ることになってしまいました・・・
ジョンシムは、こっそりソンランの事務所へ行き、ソンランの仕事ぶりを覗っていました。カッコ良く仕事をこなすソンランを見たジョンシムは、「生まれ変わったら働かなくちゃ」と呟きました
クマ父に面会に行ったクマ母と祖母。クマが父親の罪が軽くなるよう、債権者に働きかけてくれたことに感謝する3人。「お前がいい子に育ててくれたからだよ」と言うクマ父に「クマはあなたに似たのよ。私は性格が悪いから・・・」とクマ母。祖母はこっそり、「自分でも分かってるんだね・・・」と思っていました
言葉には出さないものの、嫁姑関係は密かに火花を散らしていました・・・ウンジュが家族と電話しているところを聞いてしまったクムスンは、ヨンオクが発作を起こして大変な状態にあるということを知り、気になっていました。
思い切って、病院まで行ったクムスン。病院の窓口では、「チャン教授の親戚です」と伝えました。クムスンがヨンオクの病室の前へ行くと、ちょうどヨンオクが発作を起こして処置室へ運ばれていきました
心停止に陥るヨンオク、主治医の迅速な処置により何とか回復したのですが、クムスンはそんなヨンオクの姿を見て驚き、動揺するのでした。クムスンが病院に来ていたことに気付いたギジュンは、クムスンを部屋に呼び出し、ヨンオクに会いに来てくれたことに礼を述べました。そして、「非道徳的なお願いをしていることは分かっている。このことは妻も知らない。私が1人で決めたことなんだ。妻は、クムスンさんを捜すことに反対している。でも、妻の病気は普通の腎不全じゃないんだ。3日に1回の透析を受け、さっきのような発作と何度も戦っているんだ。もはや生きているとは言えない。ただの延命行為なんだ。このまま状態が悪くなれば、移植もできなくなる。君にしか妻を助けられないんです。だから、心からお願いします。どうかお願いします。クムスンさん・・・」土下座して泣きながらクムスンにお願いするギジュン。ジェヒは、部屋の外で聞いていました・・・
放心状態のクムスンにジェヒは声をかけることもできず、ただ見守ることしかできませんでした・・・
生死をさまようヨンオクの姿を目の当たりにしたクムスンは、祖母の家に電話するんですけど、無言のまま切ってしまいました。祖母は、ここのところクムスンと連絡がとれないことを心配していました。
祖母の家のまでクマ母を待っていたクムスン。「どうして母親を死んだことにしたの？」と尋ねました。するとクマ母は、クムスンの両親の事情を話し始めました。
一流大学の学生だったクムスンの父親がいきなり学校を休学して、できちゃった結婚したことをクムスンの祖母は大反対。しかも、生まれてくるクムスンのために工事現場で働いていたクムスンの父親は、足場を踏み外して事故死してしまった。祖母は、「息子の死は、ヨンオクのせいだ！」と怒り、毎日のようにヨンオクをいじめるようになり、それに堪えかねたヨンオクはクムスンが生後6ヶ月のある日、姿を消してしまった。そして、実家の家族に見つけられ、家族と一緒に韓国を去って行った。その後、再婚した噂はあったものの、それっきり連絡はなかった・・・
実母ヨンオクが、自分とそっくりな境遇にあったことにショックを受けたクムスンは、特に何も言わずに帰って行きました。クマ母は、「お義母さん（クムスンの祖母）が心配しているから連絡しておやり。でも、私がチャン先生からお金を受け取ってクムスンに母親の話をしたことがバレたら、お義母さんは怒るだろうね。まだあんたの母親（ヨンオク）のことを恨んでいるから・・・」とクムスンに伝えました。
ギジュンの部屋に訪ねていったジェヒ。「偶然、ナ・クムスンと先生の奥様の関係を知ってしまいました。先生が何を考えているかも・・・」と打ち明けました。
そんなところで、第89話終了です。
