ある素敵な日 第3話

■第3話　偽りの人生

家出したハヌルは、アルバイト先の水族館へやって来ました。
後からついてくるゴンのことをハヌルは母親が手配したボディーガードだと
思っているようですね・・・
「本当に世界一大きな水槽だ」と呟くゴンに驚くハヌル。
ゴンは、「すごい大きいってことだよ」とごまかしました。
「お城みたいな家に住んでいるのに何が不満なんだ？」とゴンが問うと、
「全部偽物なの。家も家族も私の名前まですべてよ。私、子供の頃養女になったの。
これからは、本物として生きる。私の実の兄も捜す！」とハヌル。
ゴンは、ハヌルが兄（ゴン）の存在を覚えていてくれたことに気付くのでした
「育ててくれた恩も忘れて家を出たのか？怖い世の中だな・・・
でも、まぁその兄さんはラッキーだ。過去に捨てた妹が今やお姫様だもんな。
だけど、一文無しのお前は歓迎されないよ！裕福だからそんなことが言えるんだ！
命が関われば話が違う。家族だって売る世の中だ！」
と自分の状況を暗に含めて言うんですけど、
ゴンの本当の姿に気付いていないハヌルは、
「兄は私を捨てたわけじゃない！必ず私を迎えに来るわ！」と怒るのでした。
ハヌルから「実の兄が迎えに来る」と信じていることを聞いたゴン、
心が痛んだでしょうね。

ヘウォン（ハヌル）の家出は、「実の兄が現れたからなのでは？」
と話すヘウォンの両親。テウォンはそれを偶然聞いてしまうのでした・・・

ゴンは、「お前を誘拐するんだ」と言ってハヌルを
ソンチャンと暮らす家に連れて行きました。
ソンチャンとゴンは、ゴンがハヌルの実の兄であることは内緒にして
計画を進めることにするのでした。

ところが、そこにヒョジュと父親ギョンテクがオーストラリアからやって来ました
ソンチャンの部屋で寝ているハヌルを見つけたヒョジュは、
ゴンが既に実の妹と暮らしていると思い込み、
「私がヒョジュよ。寂しかったでしょ？でも、私たちがいるから大丈夫。
これからは一緒にいよう。」と笑顔でハヌルに挨拶し、抱きしめちゃいました
ヒョジュのやっていることは間違いじゃないのですが・・・
事情を知らないハヌルはちょっぴり困惑気味です

ヒョジュとギョンテクの早とちりに焦るソンチャン。
家がバタバタしているあいだに、ハヌルは静かにソンチャンの家から去って行きました・・・
そこに、買い物に行っていたゴンが帰ってきて「ハヌルは？」と尋ねます。
ハヌルがいなくなったことを知って、慌てて捜しに出かけるゴン。
自分よりもハヌルを優先させるゴンに、ヒョジュは不安気な表情を浮かべました。

ヒョジュが手術を受けずに韓国へやって来たことに怒ったゴン。
ソンチャンは、ギョンテクに手術費を稼ぐためにハヌルを利用しようと
していることを打ち明けました。
「俺はやめたほうがいいと思う」と言うギョンテクなんですけど、
「まずはハヌルを捜さなければ・・・」とゴン。

その頃、ヘウォンの部屋に入ったテウォンは、
ハヌルが水族館でアルバイトをしていることを知るのでした・・・
水族館にやって来たテウォン。
「実の兄が迎えに来た」と嘘をついてハヌルを家に連れて帰りました。
ハヌル、信じちゃダメだよ・・・
偶然、水族館の駐車場に居合わせたトンハは、
テウォンとハヌルのやり取りを聞いてしまいました。

ハヌルを捜して水族館へやって来たゴンとソンチャンは、
「兄らしき人が連れて帰った」とマルチャから聞き、
ハヌルが暮らしていた豪邸へ向かうのでした。

家に帰ったハヌルとテウォン、両親は不在で家の中に2人っきり・・・
テウォンはハヌルに襲いかかりました
外でハヌルの悲鳴を聞いたゴンは、ハヌルを救うべく家の中に駆けつけ、
テウォンを思いっきり殴りました！テウォンを殴り続けるゴンに
「もうやめろ！ゴン、やめるんだ！」とソンチャンが言ったことで、
ハヌルは気付いた

第4話の予告を見ているだけで涙が出そうな感じでした
やっぱり、期待通り良い作品です