頑張れ！クムスン 第93話

■第93話：集めた大金

クムスンが移植を決意したことを祖母に話そうかどうか迷っていたクマ母でしたが、祖母に話したら大騒ぎになることを考えると、話す訳にはいきません・・・
家に帰ったクマ母に「絆創膏、買って来てくれたかい？」と尋ねる祖母に「カバンに入っていますよ」と答えたクマ母。祖母がクマ母のカバンから絆創膏を探そうとすると、クマ母は慌ててカバンを取り返しましたカバンの中には、クムスンから受け取った示談金が入っていたのです！

テワンと飲みに行ったクムスンは、泥酔して帰宅
「お義母様は、最初から私が嫌いだった。頭も悪くて、取り得もなくて、家柄も良くないから・・・私のやることなすことすべて気に入らなかったし、お義姉さんは教育者の家柄だって毎日私の前で喜んでいました。黙って聞いていれば・・・」と愚痴をこぼすクムスン。「人間は酔うと本音が出るもんだ」とピルド
クムスンは愚痴をこぼしている最中に眠ってしまいました・・・

ヨンオクが目を覚ましたとき、ウンジュは泣いていました
「私、ジェヒさんが憎いわ！憎くて、2度と顔も見たくないのに、彼のことが好きなの。どうやっても忘れられないの。ママ、一体私はどうすればいいの？」

酔いが醒めて起きて来たクムスンは、テワンの携帯にクマから着信があったことに気付きました・・・

ジョンシムとピルドと顔を合わせたクムスンは、ちょっぴり気まずい感じです。「全部覚えてるの？」という質問に「ところどころ記憶が飛んでいます」とクムスンジョンシムは何も言わなかったものの、「二度目は許さないわよ」とだけ言いました。
ジョンシムは、示談金を用意しようとするピルドの意志に賛成することにしたようです。「チョンワンが生きていたら、優しいあの子はきっと必死になってお金を集めるはずよ。まだまだ幼いクムスンが眠りながら泣いているのを見たら、胸が痛くてたまらなかった。チョンワンの写真を見たら、チョンワンが私に向かって"お母さん、助けてあげて！"と言っているようだった。私、どうしたらいいの？チョンワンに会いたい・・・」と号泣するジョンシム

ジェヒは「もう、ウンジュとくっ付けようとするのはやめてくれよ！それに従う気はないし、無駄な骨折りになるだけだ。」とミジャに告げました。でも、ミジャは「ケンカじゃないようね。ウンジュがいる美容室までわざわざ送ってくれるくらいだから」と軽く受け止めているようです

クマ母と会ったクムスン。クマ母はお酒臭いクムスンに「ほら見なさい！変な考えをおこすからだよ！」と忠告しました。すると、「これ以上、このことで苦しみたくないわ。本当は、ずいぶん悩んで決めたの。もう同じ苦しみは味わいたくない。だから、私の望みは知らなかった頃に戻ること」とクムスンは決意に至った経緯を語りました・・・

そんなところで、第93話終了です。