オールイン 第2話

■第2話　友との出会い

勤務先の映画館で 何者かに襲われたスヨンの父。
イナとチョンウォンは、スヨンの父を襲った男たちと殴り合いのケンカをして
撃退するのでした
父を助けてくれたことにお礼を言うスヨン。
イナは、家は金持ちでケンカも強いチョンウォンに感心し、
「俺の立場がないじゃないか。
お前みたいなヤツは気をつけろ。ムカつくから」と言うのでした～
イナとチョンウォン、お互いに気に入ったみたいですね～

スヨン父がイナの叔父チスを訪ねて来ました！
2人は以前 賭場で会ったことがあるようで（チスは覚えていないけど）
「ひとり娘（スヨン）を守るためにお金が必要なんです！
どうかワザを教えてください！」と必死に頼むスヨン父なのですが、
チスは断るのでした・・・

話を聞いていたイナは、その夜 昔 チスとの賭けで負けた人たちが
自殺や自殺未遂したことを話し、
「たまには人助けしてみない？叔父さんならワザで人を助けられるよ。」と言うのでした。
「どうして関係ない人を助けなければならないんだ？」と言うチスに
「俺にはあるけど・・・」とイナ。
どう関係あるのか？までは話しませんでした
すると 翌朝、「人助けしてみようかな～」とチス。
イナは嬉しそうに笑みを浮かべるのでした

テストの前日、自習時間を抜け出したイナ。
チョンウォンもイナを追いかけます。
イナの友人たちと夜の街へ遊びに出かけることになり、
チョンウォンは父が経営するホテルにイナたちを連れて行きました。
ところが そこで、この前スヨン父を襲ったブルゴム派と遭遇してしまいました

ブルゴム派のリーダー イム・デチは、イナの花札の腕前を確認すると、
「俺の下へ来い！」と誘うのですが、
「いかさま師になるつもりはありません」と断るイナ。
デヂはイナを殴り飛ばすのでした

ボコボコに殴られたイナは、顔から血を流しながらもスヨンに会いに行きました。
「殴られたら痛いはずなのに、お前のことを考えると平気だった」とイナ。
その日 二人はお互いに自己紹介しました。
2人とも母を亡くしていることを知り、母の顔も知らないイナは、
「きっと母親は君に似ていたと思う」と言うのでした。
そして、スヨンの父が数日戻らないだろうと伝えて帰って行きました。
スヨンは、イナがなぜ父のことを知っているのか？不思議に思うのでした。

両親と車に乗って出かける途中、チョンウォンはイナを見かけて声をかけました。
殴られてケガをしたイナを気遣うチョンウォン。
イナは、「気にするな」と言って去って行きました。
今まで 友達を作ろうとしなかったチョンウォンに友達ができたことを
喜ぶ母なのですが、不良っぽいルックスのイナと親しくなることについて
「お前の人生の役に立たないから距離を置け」と言うのでした。

スヨン父は、チスのおかげで大金を手にすることができました
もう賭博はしないことを約束して別れた2人なのですが・・・
一緒に花札をして負けた男たちが スヨン父が大儲けできたことを
不審に思って待ち伏せし、お金を返すよう迫りました
男たちともみ合いになったスヨン父、階段から転落してしまいました

家に帰り、「人助けして来たよ～♪」と上機嫌のチス
イナもひと安心して笑顔を見せました。
ところが、同居しているホステスたちが
「技師が亡くなったから映画館が休みだった」と話しているのを聞いたイナは、
スヨン父が亡くなったことを知ることになるのでした
"金を返さなければ、ひとり娘がチンピラの餌食になってしまう！"
というスヨン父の言葉を思い出し、スヨンを捜しに行きました。

イナが心配していた通り、スヨンはブルゴム派のアジトにいました
友人たちにも協力してもらい、スヨンを助けに行ったイナでしたが、
仲間のヤン・シボンがブルゴム派に捕まってしまいました
そこは線路の上で 電車が来てしまい、みんな逃げて行ったのですが、
シボンだけが逃げ遅れてしまい、高架橋から飛び降りることになってしまいました
その結果 シボンは片腕が一生使えなくなってしまいました。
「何としてでもブルゴム派に復讐しなければ！」とイナ。
チョンウォンは、ブルゴム派のアジトである倉庫を燃やすことを提案するのでした。

その夜、イナとチョンウォンはブルゴム派の倉庫に放火しました
その時 倉庫の中にはブルゴム派のリーダー イム・デチが
酔っ払って眠っていました。
デチと一緒にいた女性は、イナとチョンウォンが逃げていく姿を目撃するのでした・・・

父を亡くし、悲しみに暮れるスヨン。
修道院のシスターとイナ、チョンウォンに付き添われて、
父の葬儀をとり行いました。
葬儀を終え、遺灰を川に流していると
そこに刑事がやって来て イナを連行して行きました

チョンウォンは、「自分が計画した」と自白するのですが、
チョンウォンの父親が弁護士を雇い、
"イナが意図的にイム・デチを殺した"ということにしてしまうのでした。
そのことにより チョンウォンだけが釈放され、
無理やり父親に家まで連れて帰されるのでした！

「兄貴の仇は俺が討つ」とイム・デチの弟イム・デスはイナに宣戦布告。
イナは、懲役7年 を宣告されるのでした・・・

収監されて1ヵ月後、チョンウォンが面会にやって来たのですが、
2人は会話を交わさず、チョンウォンは涙を流しました
イナは 必死に涙を堪え、1人になってから泣くのでした。
その後、チョンウォンはアメリカに留学したようです。
こうして時は流れ、イナの10代は過ぎ去ったのでした・・・

そんなところで、第2話終了です