頑張れ！クムスン 第71話

■第71話：お疲れさま、父さん

クムスンが子持ちの未亡人だという衝撃の事実を知ってしまったジェヒは、クムスンの家の近くで様子を覗っていました。すると、フィソンを連れたクムスンがテワンと一緒に家に帰る姿を目撃することに事実を確認したジェヒは「何だよ！赤っ恥じゃないか！」とショックを隠せません・・・

一方、クムスンが夫を早くに亡くし、シングルマザーだという事実を知ったミジャは、自分もシングルマザーとしてジェヒを育てた経験から、「1人で子供を育ててるのに、可哀想なことを・・・」と同情していました。それでも「解雇理由は明らかですし、お店にも損害を・・・」とウンジュ。ミジャは、ウンジュの決定を拒むわけにもいかず、悩んでいました。

ノ家では、ピルドとジョンシムが仲直り
そして、ピルドは退職したことをソンランにも打ち明け、慰労会をすることにしましたソンランは、ピルドが退職したことを自分にだけ知らせてもらえなかったことを少し寂しく思っていましたが、新婚のシワンとソンランは大きな音で音楽をかけてラブラブな時間を過ごすのでした音楽の音が少々大きかったようで、「独身男を眠らせないつもりか！」と怒るテワン「いいことだ。孫の顔も早く見られる」とピルド

ヨンオクは、クムスンの祖母の家に行ったものの、祖母がクムスンと暮らしていないことを知り、不安になっていました・・・

翌朝、落ち込むジェヒの胸の内を知る由もないミジャは、クムスンがシングルマザーだということをジェヒに話すのでした。ジェヒは、食事を途中で止め、出勤してしまいました。
「ウンジュはしっかりしてるけど、人情味に欠けるのよね・・・副店長の決定を取り消しにもできないし・・・本当に可哀想よね」ミジャはクムスンを解雇してしまったことを惜しいと思っているようです。

ノ家で初めての朝食の時間を迎えたソンランでしたが、「化粧に時間がかかるし、朝は食べない主義なので・・・」と早々に席を外してしまいましたそんなソンランの態度を不快に思うテワンが「出勤しない人間に対する当て付けかよ！朝食はクムスンが作ったんだし、朝早く起きればいいじゃないか！」と言うと、「義姉に対する言葉遣いがなっていないわ！」と言い返すソンランノ家では微妙な空気が流れ始めたようです・・・

美容室をクビになったクムスンでしたが、勝手に美容室に出勤して窓掃除を始めましたそこに出勤したウンジュが「何のつもり？」と怒るのですが、「前借り分や汚してしまったお客様の洋服代も弁償できていないので・・・」とクムスン。クムスンのことを助けてあげたい気持ちでいっぱいのミジャなんですけど、「どうせ続かないから放っておきなさい」とウンジュに言って去って行きました。

体調の悪いヨンオクでしたが、再びクムスンの祖母の家へ向かいました。そこに出てきたクマとクマ母。「クムスンの叔母さん！」とクマ母に声をかけ、クマ母は驚くのでしたクマを先に行かせ、「お義母さんに見つかる前に早く帰りなさいよ！」とヨンオクを怒鳴りつけました。「ひとつだけ教えてください！クムスンは元気に育ちましたか？」というヨンオクの問いに「旦那に聞けば、詳しく教えてくれるわよ！」と言いました。クマ母の言葉に驚いたヨンオクは、倒れてしまいました・・・

ウンジュに早く帰るよう言われたクムスンでしたが、お客様の車を洗車したり、近所の食堂を手伝ったりして美容室の前に居座り続けました。「自分勝手にも程があるわ！」と怒るウンジュは、「何て、非常識な人なの！出て行かないのなら、人を呼ぶわよ！」と厳しい言葉を投げかけました。「少しでも役に立ちたかったのですが、迷惑になるのなら帰ります」クムスンは、ウンジュの言葉に従って帰ることにしました。
でも、「クムスンのシャンプーが好きだったのに・・・」とクムスンの退職を残念がるお客さんもいたりして、ミジャはますます悩むのでした。

偶然通りかかった人に見つけられ、救急車で病院に運ばれたヨンオク。知らせを受けたギジュンは心配します。雨の中倒れていたヨンオクは、血圧が低下して、危険な状態でした・・・

美容室を追い出されたクムスンは、街中で気に入ったヘアースタイルを見つける度に写真を撮り、他の美容室の求人を探すことにするのでした。