フルハウス 第12話

■第12話　つぐないの赤いバラ

離婚することにしたジウンとヨンジェ。ヨンジェは、フルハウスを出て行くことにしたようです。そんなある日、「ヨンジェと思われる俳優が婚約者とは別の女性と結婚した」という記事が新聞に載ってしまいます。事務所の社長にドンウクが契約結婚のことをうっかり話してしまったこともあり、社長はジウンを呼び出しました。

事務所の社長はジウンに、「映画が失敗してイメージダウンしたヨンジェ、契約結婚がバレたら再起できなくなるかもしれない。ヨンジェのことを少しでも思うのならば、別れるのはもう少し我慢して。」と言うのでした。
その後、社長はヘウォンと会い、「ヨンジェが正式に離婚するまでは会わないように！」と厳しく忠告をしました。

「今までハン・ジウンのことをイジメてたことを反省するのなら、離婚を取り消します！」と切り出したジウン。でも、ヨンジェは「冗談で済ませるなんて！」と怒り出してしまいます。

冷静になったヨンジェは、ジウンを今までイジメてしまったことを反省し、「お前といると、俺はいつもの俺じゃなくなる。急に、お前と別れるってなったら、気分がすごく変だった・・・」と語り、「今はまだ離婚する時期じゃないし、心の準備ができていない」と言いました。お互い別れたくないんだけど、素直な気持ちは言わないんですよね。ジウンなんて「いつでも離婚する準備ができてる」って強がりを言っちゃうし・・・

語り合うヨンジェとミニョク。「ハン・ジウンを奪い取ると言ったけど、その後どう？」と尋ねるヨンジェに、「うまくいかない。お前、意外と強敵だな。今でもお前に勝つための対策を考えているよ。お前の人生全体を揺るがすことになるかもしれない。」とミニョク。そのミニョクの言葉に「兄貴はいつも俺を甘く見てる」と怒るヨンジェに、「もうすぐお前（ヨンジェ）の結婚に関する記事がでる。その前に別れてやれ。俺は、ジウンさんが傷つくのを見たくない」とミニョク。「俺はアイツを傷つけない！ジウンが俺が守る」と言うヨンジェに「彼女がお前を守るだろう。そんなに欲張るな。ヘウォン1人も守れないだろう？ジウンさんと別れてやれ」と言うミニョク。それでも「ジウンは俺を守る」とヨンジェ。

「ヨンジェがジウンを傷つけている」と他人に言われたと話すヨンジェが「"ハン・ジウンは俺が守る"って言ってやったよ。」と言うと、驚くジウン。でも、ヨンジェは「自分で自分の炊飯器ぐらい守れなきゃ、メシが食えないだろ？」とごまかしちゃうんです
2人は、早起きしてジョギング（ジウンは嫌がっているけど）したり、ヨンジェが率先して家事をやったり・・・なかなか楽しい結婚生活を送っているようです

「新聞に記事がでるかも」と話すヨンジェ。2人はお互いを気遣うんですけど、お互いに「平気だよ！」と言うんです。「よく知りもしないヤツらにお前のこと悪く言われるのは、正直しんどい。でも、気にするんじゃないぞ。」とジウンを励ますヨンジェ。「私なら平気なのに・・・心配なのはあなたのほう」とジウン。
こんな2人の関係、良いですね

そんな時、ハン・鳥類（ジウン）宛に大量のお花が届きました
まぁ、ヨンジェ以外に贈る人はいないんですけどね「第2第4水曜日だから・・・」とヨンジェ。これから押し寄せる災難に備えてのプレゼントなんだって。2人がいいムードで語り合い、ジウンがヨンジェにキスしたところで・・・ヘウォン登場
ヘウォンは、2人の仲睦まじい姿を見て、涙を浮かべて去って行きました。

ヘウォンとの思い出をジウンに話すヨンジェ。幼い頃のヨンジェは泣き虫なヘウォンに約束したんです「カン・ヘウォン、これからは俺が一生守ってやる。だから、もう泣くな。」と。でも、最近のヨンジェはジウンのせいでこの約束をよく忘れるんだとか？ヨンジェはジウンと一緒にいるといい気分になるから・・・そして、ミニョクに奪われまいと子供じみた行動をしたことを告白しました。「お前のこと離したくなくなっていたんだ。お前が傷つかないように、守ってやりたかったんだ・・・だけど、もうヘウォンのところへ行かなければならない。」そう言って、ヨンジェはヘウォンのもとへ・・・
ジウンに素直な気持ちを告白できて良かったね！と思っていたら、ジウンのもとを去ってヘウォンのもとへ行ってしまったのね・・・まぁ、ジウンに気持ちを伝えられただけ良かったのかも？

前回の第11話は、意地っ張りなジウンにイライラでしたが、今回は優しい眼差しでお互いを見つめるジウンとヨンジェがとっても良かったです