復活 第21話

■STORY21 裏切りの交錯

シンヒョクの妹シニョンがハウンの「天使のしるし」を身に着けていたことに驚き、顔色を変えて動揺するウナ。「刺繍に興味があるので・・・」とごまかしたウナだけど、そんなウナの様子を見て、シンヒョクの母イファは、気付いたようですね・・・

20年前の事件について話すハウンとキョン班長。ハウンの父がイ議員とチョン・サングクが事件に関わっていたことを相棒のキョン班長にさえ言わなかったことを疑問に思っていました。そして、考えられるケースは2つあると推測しました。

・イ議員とチョン・サングクは、ユ・ゴナが江陵で会うはずだった証人が実際に存在することをいち早く察知した？
・この事件にはもう1人首謀者がいる？（秘密を共有するほどの親しい間柄）

ハウンとキョン班長は、まだカン・インチョルが絡んでいることには気付いていないようですね・・・
「お前がすべきなのは、真実をつかむことだ。裁くのは神なんだ。」とハウンに思いとどまって欲しいと言うキョン班長なんですけど、「もう、自分でも自分を止めることはできません」とハウン。キョン班長は、ハウンが自分を失ってしまうことを心配しているようですが、「奪われた過去を取り戻すんです」と言うハウンなのでした。

ウナからもらった「天使のしるし」を紛失してしまったことに気付き、焦るハウン。そこに「今すぐ会いたいんです」とウナから電話が！

ウナに会いに行ったシンヒョク。「やっと分かったの。ずっと気付かないなんて・・・どうかしてた。オッパ！そうでしょ？オッパの家であのブレスレットを見たわ。」とウナに言われ、動揺するシンヒョクなんですけど、「君の誤解だ。あのブレスレットは、江陵で兄さんからもらった。」と必死にシンヒョクモードで答えます。それでも、納得しないウナを冷たく振り切って去ろうとするシンヒョクに、「私の目を見て！」とウナ。シンヒョクは、言われた通りウナの目を見るんですけど、手をギュッと握り締めて耐えながら「何度言えば分かる。僕は、ユ・シンヒョクだ」とクールに言ってウナのもとから去って行きました。

ウナの前で必死にシンヒョクを演じたハウンでしたが、やっぱりやり切れない思いでいっぱいです。飲みに行ったお店でトラブルを起こしちゃいました・・・

諦められないウナは、スチョルに会いに行き、ハウンがなぜ他人のフリをしなければならないのか？と理由を問い詰めました。スチョルは、「ウナを悲しませたくない」と言っていたハウンの言葉に従い、「俺は知らない」と言いました。

シンヒョクのことで何か気付いたイファ、夫カン・インチョルに言おうとするんですけど・・・言っちゃダメですよ！（言わなくて良かったです～）

カン・インチョルは、シンヒョクとガンヒョクが江陵で会っていないかをロイヤルホテルに行って調べるようにと秘書に命令しました。

ガンジュは、局長から父であるイ議員とミン・スヨンは、建設省時代にスキャンダルがあったこと、新聞の尋ね人欄はイ議員への警告では？ということ、それが理由で、ガンジュを取材から外そうとしたのでは？ということを聞きました。
「父の潔白を確信しているんです！」と主張するガンジュ。「父の潔白を自分の手で証明したい！」と局長に申し出て、記者として、どんな真実からも目を逸らさずにいることを約束しました。

カン・インチョルのもとにパク・サンチョルから電話が！パク・サンチョルは、「20年前、ユ・ゴナ刑事を江陵におびき出したのは私です」と切り出し、「事件の真相を明らかにする証拠がある」とカン・インチョルを脅しました。

チョン・ゴミョンは、キョン班長に「ソ刑事を助けてください。引き止められるのは、あなただけです。私は彼と共に歩むだけで、救うことはできません。」と頼みました。チョン・ゴミョン、良い人だね～

カン・インチョルの秘書は、ホテルの従業員からシンヒョクとガンヒョクが会っていたことを聞きました。それを聞いたカン・インチョルは、何だか落ち着かない様子。

ガンジュは、尋ね人欄に「ミン・スヨン」を投稿した人物を探すため、ミン・スヨンの故郷に来ていました。すると、そこにS・リーことパク・ヒスが現れます！「どこかで見たような・・・」とガンジュ。

ウナが会社を休んだことが気になっていたシンヒョク（ハウン）。夜、シンヒョクが帰宅すると、家の前にはウナが待っていました。でも、シンヒョクはウナを無視して家に入って行きました。
でも、やっぱり気になったんですね・・・ウナのもとへ駆け寄り、1日連絡がとれなかったことを責め、ミサンガ（ブレスレット）を返しました。すると、「もう、理由は聞かない。どうしてなのか分からないけど、何かあるのね。そう思うことにする。オッパがこうして私の目の前にいるだけで、それだけでいいの。ユ・シンヒョクさんには申し訳ないけど、オッパが生きていればそれでいいの。それだけで十分なの。」と素直なウナ。
そして、シンヒョク（ハウン）は、ウナを抱きしめました。もはや、ハウンモードです！

今回の前半はウナの執念深さにイライラしたけど、最後にウナが平常心になってくれて安心しました。次回は、いよいよカミングアウトかな？
パク・ヒスとガンジュの動向がとっても気になっています。