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私立中高一貫校 中高一貫校の中学生 公立高校1年生  マンガでわかる高校一冊目の参考書 おすすめの本

2021-08-31 07:33:42 | 日記
かなり売れている本なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
マンガは、5分後シリーズ(悩み部含む)を描かれているusiさんです。
この本のすごさは、一度でなく、何度も読むと、納得の部分が多いです。

中高一貫校の中学生は、先取り学習が一般的なので、中2の終わりには、
国数英を、理科は、中3で学習する学校が多いです。
ですから、「高校1冊目」と書かれていますが、中高一貫校なら、
中学2・3年でも参考になり、公立高校なら、1年生からおすすめです。

この本は、参考書だけでなく、問題集の紹介(出版はKADOKAWAですが、ほかの出版社の本も紹介)や、
塾や予備校の使い方、中高一貫校・進学校の特性も書いてあります。
学校選びで迷う人にもおすすめです。
また、5教科の勉強法も書かれてあり、
「こんな本が欲しかった!!」と思わせる本です。

受験勉強は、
「早めに取り掛かる」重要性をかなり丁寧に描かれてあります。
共通テストは、数Ⅲは出題されませんが、理系の2次では出題される大学もあります。
※医学部などこの典型と言えます
そのことも踏まえて、確実に勉強すること。

あくまでも、私の印象ですが、学校は勉強やわからないところを質問に行けば教えてくれますが、
勉強のやり方は教えてくれない。
参考書や問題集も、自分で選び、こなしていく。
おそらくこの方法がわからないので、ある程度金銭的に余裕のある家庭の子どもは、
塾や家庭教師に頼っていくのでしょう。
※中には無理をされてお子さんを通わされている場合も、最近は多いです
実際、以前英語の塾講師だった友人は、
「進学校や塾講師は魔法使いじゃないから、誰でも成績を上げます!!」
なんて出来ません。
この本には、ずっと疑問に思っていた塾や進学校の在り方も描かれてあります。
進学校=有名大学への近道というわけでもないこと。
特に公立高校の場合は、3-7年ぐらいの周期で転勤があります。
去年まで実業高校で教えていた先生が、進路担当の先生になることも多いです。
また、逆もしかり。
教え方がうまい先生はいても、成績を上げることがうまい先生は、
なかなかいませんから。
ただ、塾でも、進学校・中高一貫校でも、合格実績を前面に出します。
そうすると、
「自動的に自分・もしくは自分の子も合格するのではないか?」
と、錯覚を起こす。
だからこそ、受験も過熱するのでしょう。
でも、実際小学校でそこそこ出来た我が子は、中高一貫校で、
かなり勉強に苦しんでいます。
でも、公立では体験できない研修やプログラムもたくさんあり、
本当に努力することを学べたと思います。

この本は、今まで読んだ勉強関係ではかなりおすすめです。
一度読んでみられてはいかがでしょうか。