逸酒創伝 ぬるかん日記♪~東京の老舗酒問屋「コンタツ」 若手社員奮闘中~

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リラックスできる「ぬる燗」のような関係を、あなたと。

土用の丑の日

2008年07月24日 | お酒

こんにちは!営業統括部のツジです

みなさーん!今日は「土用の丑の日」ですよー!

このうだるような暑さ、ウナギを食べて乗り切りましょう!

今年の「土用の丑の日」は、7/24と8/5です

ところで、なんで「土用の丑の日」に「ウナギ」を食べるの?

って思いませんか?

そもそも「土用の丑」ってなんなの?

 

~「土用の丑」とは~

「土用」っていうのは「土曜日」のことじゃないです(汗

「土旺用事」の略です

昔から世の中のものは全部「木」「火」「土」「金」「水」の5つで出来ているという

「五行説」という考えがありました

それを季節にも当てはめて見ると・・・

春=木 夏=火 秋=金 冬=水

あれ?「土」は?

悩んだ挙句、「土」は全ての季節にあるのだ!ということにして

毎季節ごとに最後の18日頃を「土用」としたそうです

今では「土用」というと「夏」ってイメージですが

本当は春にも秋にも冬にも「土用」があるってことですね

「土用」は季節の終わり付近の18日頃から

次の季節の始まる日(立秋とか立春とかね)の前日までをいいます

ちなみに「丑」は十二支「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の「丑」で

「土用」の中の「丑」の日にあたる日が「土用の丑」というわけです

 

~なんで「ウナギ」を食べるの?~

ではなぜ「土用の丑の日」にウナギを食べるのでしょう?

江戸時代に、とある鰻屋さんが夏にぜんぜんウナギが売れなくて困っていました

そこで当時頭が良いと評判だった平賀源内のもとへ相談にいきました

考えた源内は「丑の日に“う”の付くものを食べると夏バテしない」という

言い伝えにヒントを得て「ウナギ」を食べるとこを推奨したところ

ものすごく繁盛したといいます

それが定着し土用の丑の日にウナギを食べる習慣ができたのです

なので昔は「梅干」や「瓜」を食べる習慣もあったようですが

こちらは定着しませんでしたね

ある意味こじつけとも言えますがビタミンBが豊富なウナギを食べるということは

夏バテ、食欲減退防止に効果的なのでとても理にかなっているといえるでしょう

また別の説では丑の方角(北)の守護神「玄武」にあやかり

玄武は黒い神なので「黒いもの」を食べるといいというのもあります

黒といえば黒ビールじゃろ!

そこでオススメなのが「宮下酒造」の「独歩ウナギに合う黒ビール

甘く香ばしい濃醇な味がウナギとの相性バツグン

今夜はこれで決まりです!

 

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