皆さんこんにちは。営業統括部のマツダイラです。
先日、飛騨酒造組合の輸出プロジェクトに関わらせてもらったご縁で、高山市より「飛騨牛を味わう天空の夕べ」に招待していただきました。
場所は東京スカイツリータウン31階にあるレストラン「LA SORA SEED Food Relation RISTORANTE」
山形屈指のイタリアンとして有名な「アル・ケッチァーノ」奥田政行シェフがフードプロデューサーをつとめるレストランです。
高山市長のご挨拶のあと、クリスマスカラーにライトアップされた東京スカイツリーをバックにまずは奥田シェフから高山の食材を使ったお料理の説明です↓
スカイツリーの左後ろには東京タワーも^^。
どのメニューも素材本来の味がしっかり感じられ、それでいて優しくまとまっているものばかりでした。
プロの料理人は、やっぱりスゴいです。
おっと、今回の目的は、食べ物ではなく、日ごろご懇意にさせていただいている高山のお蔵元様の日本酒と高山の特産品とのマリアージュを視察するというものでしたが、やはりお蔵元様にとっての晴れ舞台に立ち会わせてもらったと言った方が正しいかもしれません。
まずは久寿玉の純米無濾過生酒↓
写真中3本あるうちの、真ん中のものです。
久寿玉の平瀬社長曰く、つい1週間前に搾ったばかりのものだとか。
香りは生酒によくあるメロンやバナナを思わせる甘い華やかな香り・・・、と思いきや裏切りの柑橘系。
味わいの中もかすかに心地いい苦味が感じられ、香りと相まってまるでグレープフルーツのよう^^。
バランスがとても楽しい逸品でした。
続いて、燗酒のコーナー。
以前等ブログでもご紹介した熟成古酒専門蔵「川尻酒造場」の「天恩」と「山ひだ」がありました。
やはり熟成古酒はぬるく燗をつけると後味が伸びやかになり、いいですね^^。
隣のブースで出されていた飛騨牛のローストと、最高の相性を見せていました。
コメからできる日本酒は、ブドウからできるワインと違い、様々な料理との幅広い相性が最大の特徴。
ある意味料理との相性の幅が狭いワインはそれを逆手にとり、「マリアージュ」という概念をマーケティングに取り入れたとも言えます。
天空のレストランで、日本酒の底力を垣間見たのでした。