逸酒創伝 ぬるかん日記♪~東京の老舗酒問屋「コンタツ」 若手社員奮闘中~

熱すぎず、冷たすぎず。
リラックスできる「ぬる燗」のような関係を、あなたと。

誠の旗の下

2008年02月29日 | お知らせ

今日はだいぶ温かく春のようですね

こんにちは 販売統括のツジです


この「ぬるかん日記」は「お酒」の話題を主に

書き連ねておりますが

「お酒」って気分が楽しくなる良さもありますが

人間の判断を鈍らせるという一面もあります

油断を生み、隙が生じる

命を落とすこともあるから大変だ



かつて動乱渦巻く幕末の時代に活躍した

「新撰組」でも、この「お酒」で命を落とした隊士がおりました


まずは初代筆頭局長

芹沢 鴨【せりざわ かも】(享年35歳?)

強い尊皇攘夷思想を持つ水戸・天狗党の出で

神道無念流剣術は、免許皆伝という凄腕の剣客

しかし、すれちがった力士を斬ったり、商家を焼き討ちするなど

横暴な振る舞いが目立ちました

昼間から酒をあおることも多かったとか

会津藩御預の新撰組でしたが、さすがの会津藩も

たまりかねてもう一人の局長、近藤に芹沢の粛清を指示したと

言われています

1863年、惨劇がおこなわれた夜は、蒸し暑く、どしゃ降りの雨だったという

京・島原遊郭で宴会をし、しこたま呑んで泥酔状態

千鳥足で屯所・八木邸(今も現存)にもどり眠っていたところを

刺客に襲われ絶命しました

この時の刺客は新撰組の土方、沖田、山南、原田という

いずれも列強の剣士だったといわれています(公には長州藩の仕業ということにされた)

免許皆伝の剣豪でも泥酔していては太刀打ちできません



そしてもう一人挙げるとすれば新撰組参謀

伊東甲子太郎【いとう かしたろう】(享年32歳)

スタイルも良く教養があり温厚だったと伝わる彼は

近藤勇自らがスカウトした大物

しかし後に新撰組とは思想が異なるとして「御陵衛士」を結成し隊を抜ける

新撰組の掟に「隊を脱するを許さず」というのがある以上

許すわけにはいきませんでした

1867年12月、近藤は妾宅に伊東を招き酒を酌み交わしたという

そしてほろ酔いで帰る夜道、襲われて絶命

油小路事件の発端となりました


伊東も深川で北辰一刀流道場を開いていたほど腕には自信があったはず

さらに思慮深いといわれていた伊東でさえ

「お酒」に酔うことで判断力が低下し十分な力が発揮できず命を落としています




「酒は飲んでも呑まれるな」とはよくいったもので

せっかくの楽しいはずの「お酒」で命を落とすなんて

やるせないですよね

みなさんも酔って帰る夜道は背中に気をつけて・・・(笑)


人とシステム

2008年02月28日 | お酒
こんにちは!コンタツ販売統括部の中井です。

昨日のことでした。

ブログを見た先輩がわざわざ私の机の前まで来た理由。



あのぉぉぉ~私よりも2Lペットちゃんのほうが認知度高いって…

中井はここにいますよっ!!(ちょっとアピール)

イラストにした理由は昨日の辻さんに対抗したかったけん!むんっっ!

(↑負けず嫌い)





知り合いからこんなことを聞きました。

「勉強というものがなんであるかを定義づける」ということ。

一つは人を知るということであり、もう一つはこの世のシステムを知ること

人を知っていてもシステムを知らない人はどこか自分よがり、頼りない。

しかしその逆は、冷たく、つまらない。

う~ん、にゃるほど!

自分が社会人であること、一人の人間であること、

それが何を意味するのか証明したいって思う今日この頃。

人生の先輩方からいろんな話を聞いては、ふんふんと

納得しています。何故この話を紹介したかというと、

私は「お酒」という入り口を通して、「人」と「システム」両方を

学んでいるのだな、と気付いたことを報告したかったからです!(笑)

おそらく、入社してもうすぐ1年が経過する今だから、余計に何か(意味)

を見出したいのだと思います。はぁ~青臭いね…。

でも、お酒って、人と人をつなぐいい入り口だと思います。

(勝手口ではないですよ~)

それだけは経験に基づいた事実なので、自信をもって言えます

お酒の力を信じてますっ(いい意味で)




さて、今日もノンストップでいきますよ~(あのオチへ)

所は会社から歩いて5分ぐらいのスタンディングバー。

前から気になっていたので、真っ直ぐ帰りたくなさそうな先輩を

そそのかして行きました。厚手のビニールが入り口代わりのカーテン

の中へ入ると、やはり大賑わい。サラリーマン、OLが会話に

花を咲かせている。活気がある、という言葉が一番似合う空間。

わいわい、がやがや

スタッフもフレンドリー

私が先輩に「森下にある有名な居酒屋って何でしたっけ…
えっと、あの3文字の…」という会話をしていたら、

「山利喜」

って通りすがりのスタッフがささやいてくれました!

この方です!

ビールウマイ。
…あっじゃなくて、ビール、とってもおいしいです。
泡が美味しい。

これを見たら、お酒の魔法にかかってみたいと思いません?





お酒が出てくるアニメ

2008年02月27日 | お酒

こんにちは 販売統括のツジです

もうすぐ2月も終わりですね

まだまだ寒い日が続いてますが

こう寒いと家から出たくなくなります

休みの日も家でチビっ子たちとアニメ観て過ごしたり・・・


アニメといえばお酒が出てくるシーンも結構あったりします

その中でも個人的に印象深いものをいくつかご紹介します


まずは松本零士の代表作

「宇宙戦艦ヤマト」

宇宙戦艦ヤマトの軍医 その名も「佐渡酒造(さどさけぞう)」

その飲兵衛っぽい風貌もさることながら

名前もいかにも酒が好きそうなキャラですね

いつも手にしている酒瓶には「大酒」と書いてあります

どんな酒なのか気になります

戦闘中、治療中にも酒を飲んでいた破天荒な彼ですが


「百里の道を行くときは、九十九里をもって半ばとせよ」


なんて年配者らしくヤマトクルー達の気を引き締める一面も持ち合わせている





そして次に挙げるのが1995年放送の

「新世紀エヴァンゲリオン」

最近劇場版が公開されるなど今もなお人気の作品ですが

主人公たちの上司にあたる「葛城ミサト

このキャラがまたかなりの酒好き

朝から缶ビールをあける事もしばしば・・・


ぷはぁーーーー!」


ってホントにおいしそうに飲むんです

そして冷蔵庫の中は全部「ヱビスビール

この冷蔵庫にはちょっと憧れました

なので今でもエヴァを観るとヱビスが飲みたくなるんです

条件反射・・・まさにパブロフの犬状態ですね





そして最後はコレ

「機動戦士ガンダム」


作品内で赤い彗星の異名で恐れられたシャア・アズナブル

パイロットとしての能力はもちろん、

判断力、行動力、冷静さを持ったキャラです

そんな彼がひとりバーで飲んでいるシーンがあるのですが

ロックグラスの氷をカランっとしている様が

オトナっぽくてかっこいいのです



余談ですが、主人公よりも絶大な人気を誇る彼について

ラルクアンシエルのリーダーtetsu氏は某雑誌で次のように語っている

「人生に迷ったときに 

こんな時シャアならどうするだろう? 

と考えて生きてきた」


その結果人気バンドになったというからすごい


ちょっと話がそれましたが

こうして見ると結構お酒って小道具としてアニメにも登場するものなんです

みなさんもたまには童心にかえって昔懐かしいアニメを観ながら

一杯呑むなんてのもオツじゃないでしょうか



次は「お酒にまつわる映画」もご紹介したいと思います

気長にお待ち下さい


ブログについて思うこと

2008年02月26日 | お酒

おはようございます。コンタツ販売統括部の中井です。

いろいろな方がこのブログを見てくれているようです

私はあまり実感はないのですが、周りから、ちらほらそのような

声を聞いております。何故ブログを始めたのか、

それには理由があります。当初の目的はもちろん、今もずっと

変わりありません。しかし、それ以上に自分自身が教えられている

部分や発見が大きいのは事実です。ブログで発信する情報は

オリジナルHPでのそれとは情報の種類が異なります。

その時に思ったことを、重要な情報を即座に発信できる、

難解なタグを打たなくても容易にツールを手に入れられる、

それが、人間を自由にするのか、逆に縛ってしまうのか、

幸福にするのか、攻撃的にするのか、その人次第だと思います。

たいていの人はブログという機能を上手に使って情報発信を

行なっているのでしょう。コンタツとして、このブログという機能を、

またインターネット上の機能を生かし、もっと何かできないか、

と常に考えていますっっめらめら~っっ(暑苦しい…)

ココだけのこぼれ話

「ブログをやりたい。っていうか、やらなきゃ駄目なのだ~」
って確かに思いましたよ。でも、本当に実現できたことが今不思議です。
正直な気持ち…。そこでピンときたんですね。



世の中なんとかなるもんだ
(中井~ちがうだろぉぉぉ←先輩方の叱責の声)

ありー?



では、恒例のあのオチにいってみよう~!

まだまだ寒い季節。特に最近は風がぴゅ~ぴゅ~

まるで私のフトコロと人生のようだね…ぴゅ~(あ~寂しくなってきた…)



なので、そんな時はアナタ!これを食べるべし!

あったまる~

そう!屋台のおでん!

今年初かも~!あ~大学4年以来久しく行ってなかったけー

テンションは頂点にうふふふ(興奮すると方言が…)

最近はいろんな具材があるんですね。こんなところにふらっと

いけるのも社会人の特権。大人ってすご~いっっ!(単細胞)



大根、牛すじ、シュウマイ!うふふふ

シュウマイがうまいんだな~これが!新しい発見!



海老の尻尾見えているの分かります?海老天ですっ

そして手前のぶつぶつ模様はツブ貝です!こりこりしてめっちゃ

美味しいんです!「まじうま~い」って歓声をあげたら、

先輩に「とても美味しいって言いなさいっ!」って言われました~。

ぎゃっぴーまた怒られた~道のりは遠し…へへ

そしておでんの屋台へ行ったら、みなさん、

このように…

何故か歓声があがる。

おっとっと~とやるんですよ!

絶対やってくださいね!(おもしろいから)

寒い日には暖かいおでんと熱燗で一杯引っかけていきましょう!



春一番

2008年02月25日 | お酒

「つく~し~の子が 恥ずかしげに顔を出します~♪」byキャンディーズ

なんて言ってられないくらいハンパない強風でしたね

こんにちは、ツジです


週末は春一番が吹き

都内では瞬間最高27.9メートル強風

近所のビルでは屋上の足場が崩れ

鉄板70枚、鉄製のパイプ50本が道路に落下

靖国通りは通行止めに!

「市谷駅前の事故現場」

「散らばった鉄骨たち」

「撤去作業が深夜まで続く」

幸いなことに崩れ落ちる前に通行止めに

していた為、ケガ人などはなかったが

普段は交通量も多い交差点なので

通行止めにしていなかったら大惨事だったでしょう・・・

あー恐ろしい

(ちなみに一番下の写真は通行止めになっていたため靖国通りの真ん中にカメラを置いて撮影。普段絶対撮れないアングル。)


こんな日は、おとなしく家にいるのが一番

てなわけで学生時代の友人達と鍋パーティをしました

寒い日は鍋が最高!

人生初の「土手鍋」


友達から「今日は土手鍋にしよう」って言われたとき







でした

「河原の土手で鍋するの?寒いじゃん?」

なんて本気で思ってしまいました・・・




正体はコレでした

どてーーー!

味噌を土手のように鍋の縁に塗って

好みの味噌加減にしていただくという

なかなか合理的な鍋じゃないですかー

コレが「土手」の正体だったのかー

(ちょ・・・これ味噌塗りすぎじゃないですか・・・?)



豆知識:味噌を土手のように塗るので「土手鍋」と呼ぶようになったのが定説ですが
       行商人の「土手さん」が考案した説、大阪の土手で売っていた説などがある

 
    



鍋の具材は

白菜、ネギ、豆腐、えのき、しめじ、舞茸、椎茸、豚肉・・・

次々と鍋に放り込んでいきます

煮えるまでの時間が実に待ち遠しい

この時間を埋める為に

とりあえずビールで乾杯!




ぐつぐつぐつぐつ・・・


いい具合に煮えてきました

蓋を開けたとき湯気が

「もわぁ~~」

っていうのがいいんだよね!鍋は


ここでメインの「牡蠣」投入!

(しかし哀しいかな自分は牡蠣が食べられないのです・・・

昔、お腹を壊して以来食べられない身体になってしまったのデス)

軽く火が通ったら完成!


「見せてもらおうか、土手鍋の性能とやらを!」

まず少しだけ土手を崩してみる

スープがみるみる味噌で染まっていく

部屋中にいいにおいに包まれる

もうね、見た目で、これ絶対おいしいよね




実際食べてみる・・・



やっぱりおいしいよ!


あまりのおいしさに全員無言


あっと言う間に完食



今回
おいしさのポイントはやっぱり味噌ですね

キャベツにそのまま付けて食べてもGOOD

この味噌、実は友達の手造り(会津から送ってくれました)

ほんのり甘く

市販のものでは出せない

なんともいえない素朴な味わい

心も体も温まりますね~



こたつで鍋を囲んでまったりと

学生時代の馬鹿話(ここではとても書けないような内容)を肴に

平和な夜は更けていきましたとさ


東京レトロ@月島

2008年02月22日 | お酒

おはようございます。コンタツ販売統括の中井です。

最近、「水を豪快に飲む姿がステキだ…」と先輩に言われました。

えっそんなに?いや~まいったなぁ~



へへ。



(ちょっと脚色しました。正確には、ペットボトル2Lの水を片手で飲む

23歳の女子を見て、「すごいな~」と感心&半ば諦念めいた表情

を浮かべたのを私は見逃しませんでした~。)


なぬ~。失礼な~!

これだから日本男子は困る。軟弱者~!

強い女は日本ではあまり受け入れてもらえないんだよね~。

「それ、実はお酒が入っているんじゃないの?」と言われた時は

本当に入れてやろうかと思いました



さて、今日のお題は「東京レトロ@月島」!

東京で働いているんだもん!地元のこと、もっと知りたい!

月島はもんじゃ屋だけではなく、人々の生活の場であることも

忘れてはなりません。人々が日常生活を営んでいることが

顕著に感じられる数々の名所(中井の独断と偏見)をご紹介!



昔ながらの雰囲気を醸しだしている駄菓子屋。

ガラス製の透明な壷にはあられや、海苔巻きせんべいが入っており、

思わず店内にふら~っと吸い込まれちゃう。



お次は焼鳥屋。目の前で火が踊っており、いつ通っても

美味しそうな匂い~いつか食べたろ~と思い続け、

現在に至る。今度こそ!まっててね、おやっさん!(勝手に)



乾物屋?なのかなぁ?よく分からないんデス。
(この時は乾麺がおいてありました。)

この店内、ビックリデス。いや~ん、これが昭和レトロ?!

イメージ上の昭和とぴったし一致するんですケド!

電球やら、時計やら、ちょっ帳場(人生初めてこの言葉使いました…)やら

かわい~!!!うきゃ~!!!一人で感動していました



めっちゃ感動なので、ズーム。アレなんて言うのかなぁ?



月島DE温泉だぜ!YO!YO!

あるんですね~温泉!写真には写っておりませんが、

左端には月島観音もありました。おばあちゃんが

拝んでおりました。月島の人々の日常があった。

月島はアミューズメント的な側面ばかりがイメージとして

先行されていると思う。でも、日常的な匂いが感じられない

ところなんてない。そこに人間がいる限り。

東京レトロ。To be continued...


お酒にまつわるエトセトラ②

2008年02月21日 | お酒
おはようございます

ツジです


先日「ひだりきき」について書きましたが

今日は第2弾です


【はしご酒】




みなさん飲みに行くとついつい


「もう一軒いこー!」


って経験ありますよね


「はしご酒」なんて言ったりしますが

わかっちゃいるけどやめられない

どこかの唄じゃありませんが

ちょっと一杯のつもりが、いつの間にかはしご酒・・・


腰が落ち着かず、場所を次から次へと変えて店をまわることを

「はしご酒」って言うわけです


元々は馴染みの店を一軒一軒「はしご」を登るように

丁寧にまわったことから由来するようです


なので、行き当たりばったりのなりゆきで知らない店に入るというのは

ちょっと意味合いがかわってきますね


逆にひとつの飲み屋で、

ずーーっと

動かず飲み続ける人のことを

「臼(うす)」と呼ぶそうです

「はしご」に「うす」

どちらも身体には良くなさそうですね・・・

「ほどほどに」

自分に言い聞かせてもこれがなかなか難しい

わかっちゃいるんだけど・・・

やっぱりオチはこうなる…

2008年02月20日 | お酒

みなさま、こんばんは。

販売統括の中井です。おぉ…もうこんな時間。

今日は何かと闘っておりました。分からない、見えない何かと。

ただ、私の持っている武器ではキャツラはなかなか倒せない。

手ごわいですね。仕事はゲームみたい、と先輩が言っていましたけど、

今日はその言葉を改めて実感致しました。こういう日は本当に

ビールが美味しそうデスネ。社会人って何だろう?とか、

仕事って何だろう?とか、どこかのよくある新入社員の青臭い

疑問点かもしれませんが、その片鱗が今ちょっと分かったかも。

実際にモノ・コトを動かすことなんだ~仕事って。

世の中を、現場を変えて行く事、オーガナイズする事。

もうっ、それが難しいんだってばぁぁ~。。。(←基本的に仕事中も

一人でぶつぶついってます。いきなり歌いだします。)

さて、どつぼにはまる前に思考を切り替えます

いい香りのする話題です最近アジアンな気分なので、

ベトナム料理を食べに行きました!最近は寒いでしょ?

だから、思いっきりあったまろ~と思って…

 →  どぎゃん!

ピリカラ海鮮鍋。ベトナムで果たしてこのような

鍋が存在するのかは分かりませんが、いいんです!美味しかったので!

ピリッとした辛さは唐辛子ちゃんのおかげ。

その後にくる甘さはスパイスちゃんのおかげ。

そのエキスを吸い取って白身のお魚がつわものになる。

頼りなかったのに、こんなに強くたくましくなっちゃって…ほろり。

妄想はここでストップしますよ。ハイ。

ベトナムと言えば、日本でも購入できるビール、333(バーバーバー)!

って私、まだ飲んだことないんですけどね。(駄目じゃん!)

いいもん!どうせなら現地行っちゃう?

ベトナムの飲み屋(ビアホイと言うらしい)で現地の人と

飲んだくれた~い!

ベトナムビールの道を極めろ!

※“Bia Hoi”という言葉はベトナム語で「生ビール」という意。


日本橋浪漫②【八重洲】

2008年02月19日 | お酒

こんにちは

販売統括のツジです

今日は会社周辺の歴史スポットを紹介する

日本橋浪漫」シリーズ第2弾です

第1弾「一石橋」編はこちら

コンタツといえば東京駅八重洲口から近いのですが

当たり前のように使っているこの「八重洲

なんとなく違和感を感じませんか?

じつはこの「八重洲」って外国人の名前なんです



時は1600年、世の中は天下分け目の決戦関ヶ原

動乱渦巻く時代に一隻のオランダ船「リーフデ号」が豊後(大分)に漂着しました

その乗組員の一人に


「ヤン=ヨーステン・ファン・ローデンスタイン」


というオランダ人がおりました


彼は将軍徳川家康公の信任を得て

国際情勢顧問、またあるときは通訳として活躍しました

諸外国との貿易に尽力した彼は

家康公よりこの地に邸を与えられました

これが「八重洲」の由来です


「ヤン=ヨーステン」→「耶楊子(やようす)」→「八代洲河岸(やよすがし)」→「八重洲」

とにごって現在の「八重洲(やえす)」となったようです

首都東京の真ん中にある地名がオランダ人に由来しているなんて

ちょっと不思議ですよね


<ヤン=ヨーステン記念碑>

東京駅八重洲中央口を出て八重洲通りを進むと

程なく「平和の鐘」と「ヤン=ヨーステン記念碑」があります

<平和の鐘記念碑>

航海中にインドシナ海で座礁し亡くなってしまった彼ですが

ここ八重洲の地で日々変わり行く東京を静かに見つめています




~アクセス~

「ヤン=ヨーステン記念碑」「平和の鐘」

JR・東京駅八重洲中央口より徒歩3分
八重洲通りと中央通りの交差点中央分離帯


酒の声を聞け!

2008年02月18日 | お酒

こんにちは。販売統括部の中井です。

今日は私の先輩が登場です。

先輩は以前京都伏見のとある酒蔵にお邪魔しました。

近代化産業遺産として経済産業省から認定された、酒どころも酒どころ。

寒さが続くこの時期、仕込みの最盛期に訪問した先輩は

大変感動して帰ってきました。その熱弁ぷりをこれから先輩の文章で

皆様にもご紹介したいと思います



川の畔に佇む情緒あふれる酒蔵・200年以上の歴史がある。

日本の文化・歴史をひしひしと感じる…。



肝心の酒の声・・・

すべて基本はコメからはじまる。 コメを大切に扱うこと。

『洗米は第二の精米』のもと、独自考案の洗米機により、

この酒蔵では米のよい部分を残し処理制御。

浸漬-蒸米-麹造りときていよいよ仕込み。ここだ、中井、聞こえるぞ…

蒸米に麹と酵母を加え酒母をつくり、酒母は酒造りの中で発酵を促進させ、

酵母を培養する大切な役割を持っている。

タンクの中では酵母が活発に増殖し、もろみから泡が立つ。



その時だ…中井、聞こえるんだよ…

酒の声が…今日聞いたのは仕込んで12日目の声と13日目の声だが、

ともに俺はいい酒になってやる。日本人の心に根ざした文化になるぞ…

と聞こえたぞ。

蔵人が櫂をいれてさらに酒の声を聞くんだろうな…そしてもろみの

出来具合を確認し搾ればいよいよ新酒の誕生。

こうして酒が醸される…そして、俺達が心ゆくまで味わう。

どうだ、中井、今夜あたり新橋で…




行きましょう。 



新橋はまだまだ開拓しなきゃならんのデス!!!

(私の「飲み屋新規開拓リスト(新橋版)」見ますぅ~?)

酒の声を様々な角度から追求し、酒について深く

語れる人になりたいですね。なので、これからも、美味しいお酒、

期待してますせんぱ~い!ごっちゃんです!

ありー?!

酒の声を聞け!シリーズ4(台場醸造 お台場) 

もよろしくお願いします♪