逸酒創伝 ぬるかん日記♪~東京の老舗酒問屋「コンタツ」 若手社員奮闘中~

熱すぎず、冷たすぎず。
リラックスできる「ぬる燗」のような関係を、あなたと。

2月の頒布会「亀の海」@長野佐久市のご紹介

2013年01月31日 | お酒

こんばんは。コンタツ営業統括部のキムラです。

自分はそのつもりがないのに、全く関わりの無い方々の話し声を拾ってしまうことありませんか?

最近多いんですよね、そおいうアンテナがはっているのかもしれません。笑

「目標だしたら、努力目標じゃなくて、完全目標だせっていわれたよーまいったよー」@エレベーターの中堅サラリーマン

「それじゃ(それでは)ーお客さんにげるよー(おそらく後輩の仕事ぶりを評価して)」@交差点ですれ違った、
ランチに行くベテランサラリーマン

「オレはさ、基本Yes Manだから!」@飲み会の別のテーブルで盛り上がっていた仕事できそうなサラリーマン
Yes man→とりあえず否定しないこと、なんでも愛想よく「ハイ」といえること、深読みすれば、権力の犬?

おっおもしろすぎる・・・

でも全部こっちに、跳ね返ってきてイタイ。我々社会人はいろんな経験ができますね。



さて、今月の頒布会のご紹介です!

長野県佐久市の蔵元、土屋酒造店は「亀の海」のセットです~

【信州佐久だからこそできる酒を目指す】
「自然が酒蔵」の山紫水明な信州佐久の地。県南産の原料にこだわり、極寒の気候を生かした酒造り。
長野で極寒?佐久市は逆に寒すぎて、お酒の管理が難しいそうです。
県下先駆けての吟醸酒の市販化をはじめ、農薬を一切使用しない酒米で仕込んだ「特別純米酒 茜さす」など
品質に対するこだわりが随所にうかがえます。
温和な性格と妥協を許さない造りへのこだわりをもつベテラン杜氏と
新進気鋭の若手経営者が中心となり、真の地酒を醸すとの思いで酒造りに情熱を傾けております。
(ちなみに若手経営者の代表取締役、土屋様は、大手ビールメーカーに働いた後、蔵元へ戻られました)
なんと、香港にある日系レストラン「なだ万」にオンメニューされております

中取りは当頒布会オリジナル商品です!長野県は海に面していないのに、、、カメノウミ。

  杜氏:畠山氏(81歳 酒造歴61年)

昔ながらの木造蔵

土屋社長様(ぬるかん日記のマツダイラ先輩と同じぐらいのご年齢)

先日弊社香港のクライアントが、同蔵に見学へ行き、大変感銘を受けておられました。

(私だって行ったことないのに!!!)

「It was amazing、you should definitely visit there !」

いきたいよっ!!!笑

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北陸信越酒蔵巡り(3) 「常山酒造」

2013年01月25日 | イベント

こんにちは。営業統括部のマツダイラです。

実は不肖マツダイラ、先週風邪をこじらせてしまいました-.-。

前職時代に赴任先のシンガポールから帰国して10年、一度も風邪をひかなかったのですが、まさに久しぶりに咳・体のだるさ・そして熱(と言っても37.3度の微熱)に苦しみました。

まぁ、苦しんだというより、風邪の症状を都度思い出しながらの闘病といった感じでした。

インフルエンザではなかったのですが、近頃また流行しているようです。

皆様どうぞご自愛ください。

そして私は明日朝から香港~オーストラリアへ出張に行ってまいります。

 

さて、先日からお送りしている年始の北陸信越酒蔵巡りレポート。

今回は福井市の「常山酒造」です。

当蔵は実は不肖マツダイラの出身高校のすぐそばにあります。

創業は江戸時代中期、現在生産高は500石と小仕込みですが、酒質には定評があります。

そして何と、蔵を案内していただいた常山専務は高校の後輩でもあります^^。

若き常山専務は某大手清酒メーカーで修行され、昨年より実家である当蔵に戻ってまいりました。

常山専務に麹室に案内されているところです↑

ちょうど、その日の朝に引き込まれた蒸し米に麹を種づけし、山にして寝かせているところでした↓

どこの蔵にとっても麹室は心臓部ですが、当蔵は写真後ろに写っている「麹箱」に温度管理のための面白い工夫がなされていました。

酒造りの情熱を感じる部分であります。

テイスティングは4種。

一番左の特撰純米は、第1回ワイングラスでおいしい日本酒アワードクラス2(現在の大吟醸部門)金賞受賞酒。

実は「クラス2」は価格基準無制限のクラスで、各蔵元の並み居る極上の大吟醸酒の中で、当商品は720mlで1000円というハンディがあっての受賞でした@@。

本当は720ml1300円以下という「クラス1」に出品しようとしたところ、誤ってクラス2に出品してしまったというのが裏話なのですが、

小売価格1000円のお酒がクラス2で金賞を受賞されたのは、まさに「快挙」だと思います。

コンタツオーストラリアがシドニーで運営するレストラン「水月」でも、人気のお酒です^^。

 


ようやく新年を迎えることができました。感謝。

2013年01月23日 | コンタツ社員

こんばんは。コンタツ営業統括部のキムラです。

先日17日、2013年度マーケティングプランの発表と、会社全体の新年会、というビックイベントを無事、終えました。

毎年新年会では、新入社員とOBの方々含め、盛大に開催されます。

年に1回、旧知の仲間や期待の新人と語る新年の意気込みや近況報告は、やっぱり楽しいものですね。

また、そういう仲間と紡ぐ関係性を、こういう時代だからこそ、後世に大切に受け継ぐべき会社の伝統だと思います。

 樽酒がおいしい~

さて、ようやく弊社も新年を迎えることができました。

様々な方から気合を入れてもらい、今年もまた頑張って行こうと心に誓った次第です。

海外への日本酒差配、そして停滞気味の国内の日本酒市場へ新たな切り口を提案していくという仕事に、

やりがいと誇りを持ってあたらせてもらっています。

これからもみなさまのご指導ご鞭撻何卒よろしくお願い致します。

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京あるきin東京2013 「八重さん」の試飲があります!

2013年01月11日 | イベント

こんばんは。コンタツ営業統括部のキムラです。

ギョームレンラクです!!!

「京あるきin東京2013」というイベントが、2013年2/4~20迄の期間、開催されます。

イベントの一つに「八重さんのお酒ウィ~ク」というイベントが2月上旬ごろより実施。

新島八重の活躍を描いた平成25年の大河ドラマ「八重の桜」を縁に、交流を深めている

会津若松市との復興応援企画。東京的周辺の約10の飲食店舗で、京都・山本本家と

会津若松・末廣酒造の2種類の日本酒『八重さん』の無料試飲サービスがあるみたいです~!

京都館でも2種類の日本酒が販売されるようです。 


  クリック

機会のある方は是非!

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北陸信越酒蔵巡り(2) 「雲乃井」

2013年01月09日 | お酒

こんにちは。営業統括部のマツダイラです。

今日も、先週行っていた北陸信越蔵巡りの続編をお伝えします。

実質3日で9つの蔵元を訪問させてもらいましたが、お酒を作る工程そのものは同じながら、それこそ人と同様、それぞれの蔵元によっていろんな表情があるのだと、改めて実感させてもらった旅でもありました。

 

さて、1月4日に越前大野の真名鶴酒造様をスタートし、次に向かったのは銘醸「雲乃井」で知られる吉田金右衛門商店様。

前回登場の真名鶴酒造は年間醸造石数200石、特別本醸造以上しか造らないとご紹介しましたが、

ここ雲乃井は年間石数300石、そして造るお酒は全て純米酒のみという、これまた際立った蔵です。

当蔵は、創業以来一貫して自家製米にこだわる蔵としても知られています。

昔使っていた石臼が、蔵の中に残っています↓

今はコンピューター管理の精米機で精米をしていますが、それでもこの規模の蔵元に自前の精米機があるのは異例。

仕込みは、全て小さいタンクで行います。

吉田社長曰く「留めが終わってからは、モーツァルトを聞かせています」

写真の社長の左、スピーカーが見えるでしょうか^^。

今シーズンはお酒の動きがすこぶる良かったそうで、定番商品が悉く品切れをしてしまっているそうですm(_ _)m

そんな中で、試飲させていただいたのがこちら↓

一番右の「純米吟醸 雲乃井 生一本」は穏やかな香りとほんのりふわーっと拡がる蒸した米の後味が特徴。

雲乃井という銘のいわれともなった敷地内にある地下150mから湧き出る井戸の柔らかな水も、このバランスのいい酒質に大きく貢献しているのだと、改めて感じさせられます。

 


1月1.8L頒布会 林本店@岐阜県

2013年01月08日 | お酒

こんばんは。コンタツ営業統括部のキムラです。

昨日、香港のクライアントが来日、お昼を共にしました。

実はその前まで、マツダイラ先輩がアテンドし、東北の蔵元巡りをされていました。

写真や動画を見せて頂き、興奮した様子で 各蔵元のイメージを教えて頂きました。 

「いや~それぞれの蔵元、個性が違って、本当に興味深かった!総括して面白かった!」※木村意訳(笑)

香港で、まだノーブランドの地酒を訴求していくには、とにかく

「情報」が必要、と。

歴史に始まり、飲み方、楽しみ方、選び方。

ブランド力関係なく、いいと思ったものを育てていく為に、

異国の地で尽力されている人がいます。

「まぁ、日本も、日本酒のこと知らない人多いよね。海外なんてもっとだよ。

ワインはさ、フランス政府が徹底的に世界戦略で広めていったけど、あれだって7~8年かかったもん」※意訳です!

そうです、ぐうの音もでません。。。ようやく国酒プロジェクトです。。。

洞察力がするどい・・・それ以上に日本酒の総合的な知識がすごい。プロだ。

でも、心・器が広い方です。(だからか)人を受け入れる力が高いように感じます。




さて、1月の頒布会は・・・岐阜県は林本店さんです!

【不易流行の心、伝統の中にも新しいチャレンジ!】
07年に蔵元令嬢の榮里子氏が家業を引き継いで以降、今のライフスタイルやニーズにあった、新しい企画、
商品を次々に提案。首都圏でもじわりじわ~りと知られるように。
一方で酒造りの方は冷静沈着、40歳代の脂が乗り切った後藤氏が取り仕切る。
センス溢れる社長と腕利きの杜氏が造り出す逸品が楽しめます!


【榮一 純米酒】
ふっくらとしたお米の旨み。多彩な温度帯で楽しめる。
(まずは常温で飲んでみてください!この時期は冷蔵庫に入れなくても適度に冷やされますから、
それで3日ぐらい楽しんでみてください!その後はお好みで☆)

【榮一 純米酒<辛口>】
純米らしい柔らかさを残した辛口。

榮里子さんは前列の左から4番めの方です。お綺麗!

杜氏:後藤克伸 氏

「榮一 純米酒」本当に美味しかったです。

純米酒なのですが、柑橘系の爽やかな酸も感じられ、常温ですいすい飲みやすい。

この純米酒はまだ首都圏の商流にはほとんどのっていないので、皆様も是非おためしください。

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北陸信越酒蔵巡り(1)

2013年01月07日 | お酒

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

営業統括部のマツダイラです。

昨日、飛騨古川の蒲酒造場様から、年賀「醸」が届きました↓

本日より松も明けましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。 

 

さて、実は新年3日より昨日まで、香港の代理店の社長と、北陸信越の酒蔵巡りに行っておりました。

3日は移動だけだったので、実質3日間で9蔵をめぐる強行軍でした↓

実家の福井から、3日の夕方に石川県の小松空港に迎えに行き、再び福井県に戻って大野市に入りました。

道中、特に福井インターを降りてからの雪道が凄かった。

雪国出身なので、雪道には慣れているはずですが、それはそれは細心の注意を払いながら運転しました。

 

 

翌朝は一転、北陸の冬では考えられないような晴天(^^)/

早速朝一で大野市の「真名鶴酒造」様を訪問しました。

http://www.manaturu.com/

年間醸造200石(1升瓶換算で2万本)という小仕込みの蔵ですが、全ての商品が特定名称酒、それも特別本醸造以上という硬派な蔵です。

その一方で、1本50万円の大吟醸酒を造ったりもしています。

こちらが代表商品3種↓

右の「奏雨」はワイングラスでおいしい日本酒アワード金賞受賞酒。

穏やかで上品なメロンを感じさせる吟醸香と爽やかな酸味が特徴で、その柔らかい口当たりは、日本酒の未来を感じさせてくれます。

ラベルもとても印象的です^^。

また、真ん中の「山廃仕込純米酒」は今が旬の越前カニとの相性が抜群。

仕込み水が軟水のため、いわゆる力強い山廃タイプの酒とは一線を画します。

そして、新たな試みとして、シェリー樽で大吟醸を熟成させた商品がこちら↓

「日本酒に白ワインを少し混ぜると美味しい」と聞いた蔵元が、試行錯誤の末、シェリー樽で香り付けをすることを思いついたそうです。

色も香りもまさに白ワインのような日本酒。

機会があればぜひお試しください。

 

 


浜千鳥さんからお便り。石川先生おススメ日本酒の楽しみ方

2013年01月05日 | お酒

こんばんは。コンタツ営業統括部のキムラです。

今日もサムイです~外に出られた方はごくろうさまです。

今日朝の中央線で、「忘れ物がたぁ~いへぇ~ん(すごく強調)、おおおおおく(ものすごく強調)なっております。

いま一度お確かめくださぁ~い~(徹底して強調)」と言うもんだから吹き出しました。

今一度確かめましょう(笑)

寒さに打ち勝ちましょう(これはムリだ)


さて、本日岩手県は釜石市の(株)浜千鳥さんから毎年発行される小冊子が届きました。

弊社は取引こそはありませんが、震災に見舞われ、大変なご苦労をされ、

地域を盛り上げようと 今まさに一歩ずつ歩まれております。

昨年業界内でも盛り上がった「復興支援」ですが、

ブームに終わらぬよう、皆さまと共に継続させていきましょう。

小冊子の中に、日本醸造協会の理事・会長を務めている石川雄章様のコメントが載っておりました。

岩手県盛岡市のお生まれなのですね。

ワイングラスでおいしい日本酒アワードでも審査員の代表として、ご参加頂いております。

すご~く、物腰柔らかな方で私なんぞにも気軽に話しかけて頂けるのですが、

業界内、とくにお蔵様の間では有名な方です。



私もいつか日本酒の種類ごとにお皿が変わるようなフルコースやってみたいです!

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あけましておめでとうございます。御岳山と東京の蔵元!

2013年01月04日 | お酒

コンタツ営業統括部のキムラです。

あけましておめでとうございます。

本年2013年度も何卒宜しくお願い申し上げます。

今年は消費増税前年、ユーザーの消費行動も例年とは異なる傾向が現れそうです。

お酒のような「必需品ではない」、嗜好品は、ますます厳しい世界で戦うことになりますね。

ですが、それもチャンス。



さてっ、

東京の元旦は快晴、気温も過ごしやすく、爽やかな1日でした。

皆さまはどんなお正月を過ごされましたか?

私は毎年御岳山に登ります。高尾山と比べてマイナー感がぬぐえませんが

こじんまりとして、私は好きです。

日本の山は昔からお酒とのつながりがありますよね。

ここ御岳山でも「あ~」と思わず発見。

澤乃井さん(小澤酒造)から樽が奉納されています。

小澤酒造は御岳山のお膝元ですもんね

ケーブルカーの麓の売店にて!

ワイングラスでおいしい日本酒アワード受賞酒売ってる~

多摩自慢さんの地ビールもありました!

往復で2時間の山歩き、ぐったりした後は、家に帰って昼酒じゃ!




2013年が皆様にとって良い1年でありますように。

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