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怒っても何の意味もないインターネットという素晴らしい平和世界 さぁ、空気を読みまくりましょう!

2010-04-28 08:11:26 | Weblog
作家の今一生さんが「殴られる覚悟しておけ」発言をツイッターでしたところ、ネット上で嘲笑の対象になりましたね。

あと、夏目漱石の孫である夏目一人さんが激怒していたり、北川悦吏子さんが怒っていると、大抵の場合は

「wwwwwww」
「必死だな」
「バカじゃね?」
「マジキチwwww」
「これはひどいww」
「じゃあ殴ってみ?」

的な反応だらけで、単にからかわれるだけになります。

そうなんですよ、インターネットって実名で情報発信している人が喜怒哀楽の「怒」の感情をいくら出そうが意味のない世界なのです。普通「怒」って、相手に何かを改善してもらいたかったりするから発生させる感情だけど、自分の人生や仕事と関係のない人々ばかりだから、ネット上で怒るのは意味がない。

だから著名人(や実名で情報発信する半著名人)がネットではバカにされるのですね。意味のないことをやっては単に笑い者になるだけ。「怒り」に対する報いが一切存在しないきれいな世界なのです。普通、家族や部下を怒ったり叱ったりすれば、多少の改善はあるわけだけど、ネットではこの「怒」の感情の持つ意味が違ってくる。そこを彼らは分かっていないからバカにされる。

その点IT企業の社長やら、ITライターなど、ネット関係者はよーくそのことを分かっている。滅多に怒らないし、怒った場合にしても、対象はネット大好きちゃん達が日頃からバカにしている「マスゴミ」とか「頭の固い企業のネット分かっていないオッサン」なわけです。

怒る時も勝算があるから怒る。ネット大好きちゃんは、マスゴミや頭の固い企業のオッサンを叩くと拍手喝采。誰を味方につけるか? どんな時に怒るべきか? こういった意味でのITリテラシーってのも重要なんですね。

つまり「空気を読め」ということですね。そして「怒」を排除し、「喜哀楽」で色々楽しく書き込みをしようね! ということですね

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