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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

尾道へ。そして帰阪

2016-11-28 08:59:00 | 海・湖でカヌー

(奥がしまなみ海道、この先が大三島へと続いている)
 潮流にものり快適に向島と尾道の水路を進んでいく。しまなみ海道を越えて尾道市街が見えてきた。この島は昔からあるんですね。なんとも不思議な地勢というべきか。西を向いて左は向島、右は尾道、そしてすぐその奥は山、まさに坂の町だ。

(フェリー乗り場を通過する)
 そして何本もあるフェリー乗り場を通過しながら上陸地点を探す。実は私は今回の上陸地点を絞り切れなかった。航空写真でも確認できない。しかし実際はあちこちで上陸可能な場所がある。やはり来てみないとわからないものですね。

(私です)
 そしてゴール。
総工程21.8km 全体平均5.2km/h 移動平均6.0km/h 約4時間(うち30分休憩)

(つるきちさん、ウェアは平成2年ぐらいにうってたモンベルジャケット)
 上陸して着替えてカヤックを出来るだけ乾かす。というのもファルトはここから我が家に直送するから水がしみ出ないようにしとかないと。幸い日差しがきつく、時間をかけて丁寧に収納する。

セブンイレブンでファルトを送る)
 上陸地点のすぐ近くにセブンイレブンがあったのですぐにファルトを持ち込む。160サイズ、1760円でした。
 あとは尾道駅まで歩いて移動、坂の上を見上げたり、海を見たりゆっくりと向かいます。その後は福山駅まで一緒に戻り、私はそのまま新幹線で帰阪。つるきちさんはバスで鞆の浦まで車を回収に行って帰宅です。

(尾道、また来ます!)
 今回5回にも分けて書いたのは使いたい写真が多かったから。私は撮った写真はBLOGをアップしたら消すので、使いたい写真が多い時は投稿回数があがってしまう。まあ何年か経って読み直す楽しみの為ですね。
 こうしてついに尾道まで到着。ここから大三島までもあと24kmぐらい。1回で行くか、三原あらりまで海岸線漕いで渡るか・・・またどうするか考えるのも楽しい。年内にもう1回来ようかな、それとも来年の楽しみに?とにかく変化が多く楽しいツアーでした。つるきちさん、また行きましょうね!



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伊都岐島?厳島??

2016-11-26 06:04:00 | 海・湖でカヌー

 驚きの飛行艇遭遇も終わり、前にカガラ山が見えてくる。そのカガラ山の手前の浜に赤い鳥居がある。しかも海の中に建っている。

 海から近付いて行くと伊都岐島神社と書いてある。こんな所に鳥居があるんですね。阿伏兎観音に比べるとかなり新しい。せっかくなのでここで休憩することにする。

 そして浜に上がって浜から見ると感じが変わっている。なんと厳島神社だ。えっあの有名な?

 宮島の厳島神社だけでなく、尾道の向島にも厳島神社はあるが、こんなところにもあるんですね。なんか今回のツアーは変化変化で面白いです。
 そしてここから満越瀬戸を通って松永湾にでようと思っていたのが、うっかりしてカガラ山を西に回り込んでしまった。流石に途中で気がついたのだが、戻るのも嫌なのでそのまま竜王山に向けて水路を横切ることにした。

(目の前を船舶が通過する)
 ここで今回はじめて航路で船と遭遇する。かなりの大型船が次々通る。まあコースもはっきりしてるしそこまであわてることはない。
 水路を渡るとそこは向島の東側、そこから進むと左へ曲がる水路が表れる。その先が尾道だ!

(尾道の水路沿いの建物、なんとも風情があります)
 向島と尾道の間の水路に入るとかなり潮が流れている。漕がなくても時速6km/hほど出ている。これは楽チンだ。対岸は大型船が並び、その先にしまなみ海道の橋が見える。嗚呼、しまなみ海道だ。ついにここまで来たんだ。

 まだ大三島までは距離があるものの、このしまなみ海道で繋がっているんだ。今回は自然あり、港あり、社あり、飛行艇ありのかってない変化に富んだツアー、さあ最後はどうなるのか?ゴールまであと2kmほどだ!


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びっくり仰天 空からの使者!

2016-11-24 05:25:00 | 海・湖でカヌー

 内海大橋を越えると右手に千年港が見えてきた。そこには大型船がズラッとならび凄い威圧感!こんな島と島の奥にドッグがあるとは。先ほど通り過ぎて来た自然と社の融合した鞆の浦、阿伏兎瀬戸などとはまったく別の場所にきたようだ。そしてその大型船を見ながら進んでいくと更にカヤック人生初めての体験が待っていた!

 初めは背後からの爆音だった。セスナかなと思ってみるとかなり高度が低い。そして我々の頭上をかすめて前方に着水!目の前で飛行艇が着水したことなど初めてなので、私もつるきちさんも興奮している。目を凝らしてみていると水上でUターンして再び飛び立っていった。

(飛び立つ瞬間)
 しかししばらくすると再び爆音、今度はしっかり撮影するべく艇を止める。そして再び着水、練習してるんですかねえ。こんな事があるんですね。

 おまけにもう1枚! 

 正直、この場合どういう許可がいるとかよくわからないのですが、大阪あたりではまず見る事がないですね。デジカメでかなり大きく写せてるし、200mぐらいまで近寄ったのでは?初めに来た時はこっちに突っ込んでくるかと思って逃げようとしましたからねえ。無事終ってみるとかってない経験、これは凄いサプライズでした。では気を取り直して行きますか!


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鞆の浦~阿伏兎、そして内海大橋

2016-11-22 05:58:00 | 海・湖でカヌー

(仙酔島のすぐ南の岬を回る)
 福山の鞆の浦といえば、織田信長に追放された室町幕府15代将軍の足利義昭が毛利家の庇護のもと暮した所。その後、義昭は秀吉の御伽衆になる。いったいいどんな気持ちだったのだろう?その義昭が見つめただろう瀬戸内海をいまカヤックで進む。なんとも言えない気分。

(岩が、島が、岬が・・・)
 鞆の浦を南下して岬を回る。ここから尾道までは島々が点在するエリア。沖合を通るもよし、島を廻るもよしとなり、島々の間は水路となって潮流が流れる。なるほど、これは知らないと行くのは大変だ。

 岬を回り込んで右手奥に島が連なる。でもここからは更に右に回り込んでいく。すると前方に社が見えてきた。阿伏兎観音だ。ちょうど島々を見守るように建っている。これを海から見るには舟で来るしかないんですね。カヤックなればこそ、気軽にこれるし、低い位置から見上げるのでその力強さがより伝わってくる。

 特にこの真正面からはいい感じだ。しかしこのあたりにはこうやって海に臨む社が多い。台風も少ない瀬戸内海ならではだろうか?

 阿伏兎観音を越えると阿伏兎瀬戸を通って遠くに内海大橋が見えてくる。進路も西から北へ、また西へとめまぐるしく変わる。我々は地図にGPS、コンパスを持っているのでなんとかわかるが、機器がなくはじめてならどっちにいっていいかわからなくなるところだ。小さな港や船もあり景色も一変する。

(真ん中で屈曲している)
 そして漕いで行くとやがて内海大橋が近づいてきた。なんとまっすぐの橋でなく、海の上で屈曲している。これはなんとも珍しい。ちなみにこの橋は歩いても渡れるので、ゆっくりと景色を堪能できるのだろう。ほんとに瀬戸内海はいろいろありますねえ。では橋をくぐって先に進みます!



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まずは遠征計画から!

2016-11-20 00:12:00 | 海・湖でカヌー

(赤のラインが今後の目標)
 就職して2ヶ月ちょっと、ようやく身体も慣れてきた。実は9月以降は近場の近畿圏ばかりで漕いでいて、遠征にはいってない。最後の遠征は8月の愛媛県の川之江~川口(BlogにUPしたのは9月)、そろそろ近場だけでなく遠征もいってみたい。
 そもそも私の中で一番大きいテーマが大阪を中心に東西南北に漕ぐ事。更にその中で西方向が最も比重が高く、河野家ゆかりのしまなみ海道の大三島や、祖父の出身地の新居浜は私の中のゴール地点だ。現在は瀬戸内海の山陽は広島県福山市の鞆の浦、四国は愛媛県四国中央市の川之江まで進んでいる。あとその先に進んで、北と南から大三島に行くつもりだ。どうせ行くならそっち方面にするか!そこで前に鞆の浦まで漕いだ時に一緒に行ってくれた福山在住のつるきちさんに連絡、日程を合わせてファルトを先に宅急便で送っておく。あとは現地へ行くだけだ!

(京阪電車萱島駅 着いた時は駅のシャッターもしまっていた)
 朝4時5分に目が覚める。目覚ましはもう少し先だが起きてしまおう。やはり遠征となると目が覚める。天気予報も快晴でいい感じ。帰りがきっと疲れてるので車で駅までいってタイムスに停める。このあたりは50代も中盤になり無理はしない。更に今回は艇がなくパドルと装備だけなのでかなり身軽だ。

(新幹線のホームで)
 京阪電車、JRと乗り継ぎ新大阪から新幹線。福山駅には7時21分着、やはり速いです。そこで迎えにきてくれたつるきちさんと合流。鞆の浦まではバスが出ているが、行きは車で行って、後で車を取りに来てくれるとの事。正直助かります。

(テトラから出艇、もう慣れたもんだ)
 車でくると福山駅からはすぐ。前に来たのが5月だから約半年たったわけだ。こうして実際鞆の浦までやってくるとテンションが上がる!やはり来て良かった。
 すぐに前回出艇した階段へ行くと釣り人がちらほら・・まっそれなら人のいないテトラブロックから出せばいいかな。もう慣れたもんだし・・
 今回の艇はアルピナ430にタンデム、前に鞆の浦から北木島にいったのを同じですね。

(右後ろは仙酔島、左後ろは平成いろは丸)
 艇の組みたても終わり準備完了。今回は鞆の浦からJR尾道駅まで漕ぐ予定。そこからは電車で福山まで戻ってくる。距離は20~22km、島が多くどの水路を通るかで若干距離が変わる。天気はよし風は少し、スタートして1時間は逆潮、それ以降は追い潮だ。
 では9時3分、出発します!




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