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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

明日から師走

2014-11-30 10:43:00 | 大阪でカヌー

 私は前にワイルドウォーターという流水でスピードを競う競技をやっていた。まあ辞めたわけではないのだが、最近全然漕いでいない。それこそ前は毎週出勤前に淀川で漕いでたもんです。
 レース結果自体はたいしたことはなく、同じチームの武藤さんという人にかなわず、武藤さんが引退してようやく大阪の代表になったものの、その時既に40歳。(武藤さんとは3つ違いです)それもブロックで負けて国体本戦にはいけなかった。

 その武藤さんの艇をひょんな事から乗り継ぐ事になり、今年の6月に私のところにきた。しかしそれから1回も乗ってないんですね。
 試合も毎年5月の大阪府民大会(兼国体代表選考会)には出るようにしていたのだが、ここ最近はH18・H20・H24ととびとび。昨年は試合の前日は手術ととても出れる状態でなく、今年は4月までワーファリンのんで血栓治療していたので、怪我しやすい流水いってなく5月は不参加。

 このまま乗ってないと来年も・・・そうなるとそのまま乗らなくなってしまう・・・
 そこで久しぶりに漕いできました。場所はいつもの海老江から十三まで。写真は漕ぎに来ていた方に頼みました。

 やはりワイルドウォーターは速い!この水を切っていく感覚が気持ちいい!やっぱりこの艇すきだな。来年はなんとか試合にも出たいもんだ。


 じつは今日は先月亡くなったカヌー仲間、ヌーさんの最初の祥月命日。
ヌーさんの変わりにはなれないし、どこまでいっても私は私でしかないのだけれど、私は癌で闘病生活を送って社会復帰できたのだから、気が済むまで漕いでいきたい。
 じゃあ、ヌーさんまたね。




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二つのスーツ!

2014-11-28 07:12:00 | ノンジャンル

 冬の装備にドライスーツというものがある。首から両手、両足を防水のウェアで包み込み、沈しても水が入らないという防寒装備。
 ところでこのドライスーツで超軽量タイプがある。同じく超軽量のカヤックで知られるパックラフトのALPACKAが、Kokatataに造ってもらっているもので、なんと収納サイズ30cmx14cm、660gという優れものだ!

(片手の手のひらにのるサイズ)
 このドライスーツ、軽量の反面としてそんなに生地が分厚くない。そこで岩にあたったりなどの衝撃には強くない。しかしファルトやシーカヤックには問題ないし、なによりその収納性は素晴らしい!

(なんか宇宙服ちっく?)
 実はこれを買うのに2年間考えました。でもやはり軽いのは欲しい!ということで思い切って・・・価格は税込で10万ちょい。
 早速着てみる。軽い!これは凄い。しかもこのドライスーツ、ジッパーが腰なんですね。肩の後ろのジッパーのは一人で締めにくいし、胸部斜めジッパーは意外に漕いでて邪魔な時がある。いやあこれはいいわ!
 で、実はドライではないがスーツをもう1着買った。それがなんとレインスーツ。一応スペックでは素材 表地:ナイロン100%(PUコーティング)裏地:ポリエステル100% 耐水圧 5,000(mmH2O以上) 透湿性 2,000(g/ヘイホーメートル・24hrs以上) サイズ M・L・LL・3L  カラー ブラック ・・・・・

 これがなかなか優れもの。流石にこれだけではどうかと思うのだが、下に春秋用ぐらいのパドリングジャケットもしくは、W-AIRやフラッドラッシュのインナーで、手首、足首をしめれば充分使える!元々が雨具だから、飛沫は問題ない。価格は5000円ほど。
 あと漕いでみてわかったのだが、レインウェアは前を開けれるので、暑かったら調節がしやすい。まあこの冬は2つのスーツでいろいろ行って見ます!


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淀川のレンガ造りの橋!

2014-11-25 10:25:00 | ここはどこ?

(新御堂筋のすぐ下流の水道橋)
 うちの淀川でのカヌー体験は、通常海老江から十三で行う。たまに海老江から伝法のほうへ行くときもあるが、なんといっても十三の橋の雰囲気が気に入ってるので、どしてもそっちが多い。
 その十三をもう少し先に進んでいくと北区豊崎で新御堂筋にあたる。ここになんとも趣のある橋があるんです。

(レンガ造りの渋い橋脚)
 この橋は、人間や車が通る橋ではなくて、配管を支えている橋なんです。そして橋脚がレンガ造りなのがなんともいい雰囲気だと思いません?
 十三の橋もいいけど、ここも悪くないですね。

 まずこの写真、手前は普通のレンガですね。でも奥のは・・・?

 なんと次の橋脚は鉄板?そしてその次はまたレンガ?
 いやいや、こういうのは珍しいです。
 元々は全部鉄板で造ろうとしたけど、予算の関係でレンガになったんだろうか?それとも全部レンガだけど、1本だけ強度を上げるために鉄板で造ったのか?
 なんかいろいろ考えてしまいます。でも雰囲気いいから記念撮影にもいいポイントかな?

(レンガ橋脚バージョン)

(鉄板橋脚バージョン)
 こんな感じです。特に上は何もいわなかったら、まず淀川とは思わないでしょう!
 橋に歴史あり、そんな感じの淀川の橋でした!




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南風☆京奔阪走   大阪(ATC)編

2014-11-24 09:35:00 | 大阪でカヌー

(ATCの海側、サンフラワーのフェリーが見える)
 フジタカヌーから一転大阪市内に移動。うちの店の入っているATC(アジア太平洋トレードセンター)は複合施設。幅560m、駐車場2200台の12階建てのビル。館内に駅はあるわ、フェリー乗り場はあるわ、消費者センターや港湾局・水道局・建設局などのお役所はあるわなんだが、何故かその中にカヌーショップがある。
 Yさんはここに店を見に来たのだが、もちろんそれだけで終わったら面白くない。ここからが本日のカヌー第二弾、ここでしか体験できない事です!

(海沿いの巨大なツリーと怪しいポップアート)
 ATCは海岸沿いは公園風になっていて、夜になったらライトアップされる。通称ウミエール広場といってステージもあり、様々なイベントも開催される。
 そういうものを眺めながらうちの店からは一番離れたエリアに本日の目的地がある!

(背中のザックに艇、パドル、ライフジャケット、ドライスーツまですべて入っている)
 そう、それはイルカが飛び跳ねる都会のオアシス、では早速漕ぎ出しましょう!

 まずはYさんから。彼女もカヌー業界の人だからいろんなところを漕いでるのですが、噴水は今回が初体験!(まあ普通はそうやろな!)なかなか他で体験できないカヌーは貴重でしょう!

 次は私の番、いいなあ久々なのでドキドキするなあ。最近こっち系漕いでなかったからとっても嬉しい!気になるところ漕いで見る。まさにカヌーの原点!

映像はこちら→ イルカさんと一緒!


(靴屋さんと服屋さんの前がカヌー屋さん)
 ひと時の楽しみを終え撤収。あとは店に移動するだけ。まあゆっくり見てってください!
 
 今回、いろんな話をしたのだが、その中でフィールドについての話があった。
 たとえば海、横浜から海に行こうと思ったら、普通は太平洋で、あとは三浦いくか房総いくか伊豆いくか。
 これが大阪からなら私の家から2時間ほどでいけて漕いだ事あるとこなら、まず太平洋の和歌山、伊勢。瀬戸内海、淡路島。日本海は敦賀、舞鶴。そして琵琶湖・・・これがすべて2時間圏内。ゆえに先週は日本海で今週は太平洋なんていうのもよくある。
 また川も、そこそこの流れがあるところで実際に行ったところ・・京都府の由良川、美山川、保津川、清滝川、宇治川・・滋賀県の瀬田川・安曇川、奈良県の奈良吉野川、名張川・・兵庫県の武庫川、猪名川・・和歌山県の紀ノ川、有田川になんとか日高川・・・三重県の伊賀川、櫛田川などなど。これが家から2時間から2時間半でいける川。大阪って意外に便利なんです。
 それに私鉄も発達してるから、ファルト移動もいろんなバリエーションが組める。
 この感覚は神奈川県にはないんですね。前にいたアオキカヌーは直営店を横浜と千葉に出してた事があって、応援にいったときにそのことを知ったんです。それだけにいろんなところに行くから、こちらでは海辺の艇庫が少ない。クラブが少なく、少人数のグループが多いような気がする。
 
 まあこういうことも他エリアの人と話さないとピンとこないです。
 ではまた機会があれば!


 

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南風☆京奔阪走   京都(木津川)編

2014-11-23 13:39:00 | 川でカヌー
 それはある日の事、横浜のサウスウインドのYさんから電話。今度大阪に遊びに行くのですがどこかいいとこないですか?
 なんでも一泊二日で一日目がカヌー、二日目がSUPの予定との事。2日目のSUPは水上さんぽさんの道頓堀のツアーだという事。では市内ははずして海か川か?サウスウインドさんは海がメインなのでここは一つ川に行くという事で!どうせ関西来るなら、川を漕いでフジタカヌーの工場見てでどうかと提案。Yさんが快諾したのでそれに決定です!

(まずはトムキャットタンデムで!)
 夜行バスで大阪に着き、木津川まで電車で移動してもらう。木津川沿いの加茂駅でピックアップ。笠置トンネル横の急流区画をまずはタンデムでくだる。
 スタート地点まで車で行ってタンデム艇を準備。ここは無難にくだります。
 映像はこちら→ アンダーカットの岩の横


(フジタさんの石碑の前にカヌーを置く)
 1本くだってパドルを持って徒歩であがる。スタート地点まで1kmほどだ。上までいったら今度はシングルで下る事に!私はいつものサルト、YさんはトムキャットLV!
 このトムキャットLV、要するにライトバージョン。通常のトムキャットより一回り小さい。小柄な女性では通常版はちょっともてあます事もあるのだが、これなら扱いやすいし、軽いので担ぐのも楽。ただホワイトウォーター用で、あまり使う人はいない。でも70kgぐらいまでなら普通に使えるしすぐれものです。

(果敢に瀬に突っ込む!)
 1回タンデムで下っているのでコースは判っている。ここはもう行くしかない。次々と瀬をクリアしながら下っていく!いやいや流石ですね。 

 映像はこちら→ トンネル横の瀬
           真ん中の落ち込み


 本人は凄く楽しんでたので私が車取りに行く間も乗ってってもらう。もう既に昼を回ってるので車を取って来たら着替えて撤収。また機会があれば川のロングも行ければいいですね!

(藤田さん、私。Yさん フジタカヌー研究所前にて)
 笠置からフジタカヌーまでは車で5分ぐらい。今、日本でファルトを造っているところを見ようと思うと、笠置町のフジタカヌーか姫路市のバタフライカヤックスになるのか?やはりこの業界なら関西にきたら一度は見ておいて損はないかな?

 映像はこちら→ アルミを曲げる機械
          カヤックを置いて回る機械


(船体布がズラッと並ぶ!)
 まだまだ見るところはあるが時間もあるのでうちの店のほうへ移動する。さあ次は大阪編!

おまけ

(鹿注意の看板)
 フジタカヌーからカヤックコウノトリまで移動しようと思うと、一番早いのは東大寺の横にでて、平城京跡の近くから第二阪和-阪神高速のルート。昼間なら1時間半ぐらいかな。
 ちょうど東大寺や奈良公園の真横を通るのだが、ここは街中を鹿が歩いている。まあある程度多いエリアがあるんだが、大阪といっても奈良よりに住んでる私には普通の景色。でもよう考えたら普通は街中を鹿は歩いてへんわな!ちゃんと鹿注意の看板もあちこちにあるんですよ!


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