
(ガンセンターの入口にマスクの造り方が!)
コロナで明け暮れた4月も終わり今日から5月。
その4月は1週目より2週目、2週目より3週目と痛みで動けなくなる時間が増えて来た。
これ以上はとても普通にフルタイム仕事を続けるのも無理になってきたので4月で退職。
カヌーショップを畳んだあとに入って3年7ヶ月、何度もの入退院や通院も快く行かせてくれた職場で本当に有難かった。
でもこれ以上迷惑を掛け続けるのも辛いし、何も出来ない自分が情けなく精神的にきつかった。
本当は12月の誕生日まで頑張って60歳の定年退職にしたかったがとてもとても無理でした。
それと終活の一環として3月に娘に対しての遺言状も公証役場で作成、遺言状をつくるにあたって二人の娘、父、姉、兄とゆっくり話す事も出来た。
まあ一区切りはついたという感じです。

(2020年春号のKAYAK海を旅する本)
体調だが痛みだけでなく食欲自体がない。
でも食べないと駄目なのはわかるので無理やり食べている。
7年前の癌告知の時には75kg、1年前には66kgあったのが今朝は58kg、あばら骨が浮いてきてるし手も足も干からびて来た。
それと赤血球やヘモグロビンの減少の影響か、はたまた肺がんの進行のせいか息苦しく立ちくらみが多い。
実際あと何年生きれて何年漕げるのか自分でもわからない。
昨日は早くも今年3回目の造影剤を使ってのCT検査、4ヶ月で3回って多すぎ・・・
痛みどめもそろそろ麻薬に切り替わる。
それで痛みを抑えたらもうしばらくは漕げるか?
コロナで死にたくはないな。ここまで闘ってきてるので死ぬなら癌で死のう。
そうしないと膀胱がんステージⅣ患者の生存率データーが後世に残せない。

(泣けるセリフです)
そんな中、いつも投稿してるKAYAK海を旅する本の最新号が届いた。
その表紙の言葉の「漕いでいいんだよ。」が胸に染みる。
私はあと何回漕げるだろう?
50回?100回?それとも10回?
とにかく新しい月の始まりだ。