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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

米子の戦い 最後は加茂川で中海へ!

2019-06-29 06:22:00 | 川でカヌー

(このすぐ上流からスタート)
 朝の早くから日野川から日本海、法勝寺川から日野川と漕いできて最後に残るのは加茂川で中海まで。
ちょっと疲れも出て来てるがここまで来て辞める手はない。
早速車に乗り込んで皆生大橋から中海まで車を走らせる。
加茂川の中海にでる深浦橋を越えた所に車を置く。
再びパックラフトセットを背負いモトコンポに乗り込む。
さあ最終Partに出発だ!

 バイクを先ほども置いた宗形神社前橋の上流に置く。
分水界は先に歩いたので今度はここから漕いで下るだけだ。
見た感じ川幅は狭いものの、先ほどの法勝寺川より水深はありそうだ。
漕ぎだしは12時45分、一気に行きますか!

(草を押しのけながら進む)
 スタートして直ぐに米子南ICの横を通る。
道路の上には車が並んでいる。
この川でカヤックは珍しいだろうなあ。
もう川の上で目立つのは慣れている。
こんなとこ漕いでるバカなやつもいてるんです。

(街中に出て来た)
 しばらくは川幅が狭く所々草が生えてて押しのけないと通れない所がある。
でもそういうのも経験済み。
意外に流れが速く5km/hほど出ている。
そして狭いものの水深はあるので担がなくていける。
これはありがたい。
 堰堤が1つあり越えると米子駅の近くまできている。
このあたりから川幅も広くなる。

(JR山陰本線の下)
 ちょうど下校中らしき小学生が橋を渡っている時に下を通りがかる。
不思議そうにこっちを見てる。
 しかし鳥取では見ていてもあまりスマホは向けられませんね。
大阪なら断りもせず勝手にドンドン撮られる。
なんというか基本的なマナーが都会はないなあと思い知らされます。

(深浦橋を越えると中海だ!)
 この頃から雨が降り出した。
まあそれなりウェアリングなのでそこまで問題はないが晴れてほしかった。
そしていよいよ最後の橋、深浦橋が見えて来た。
遂に来た!
これを越えると中海だ。
このコースを思いついて何度も地図で調べて、いま中海に出る。
ぐっとくるものがありますね。

(左奥はもう島根県)
パート3の行程4・7km 平均速度4・2km/h 

総行程16・46km 全体平均4・0km/h

中海から見た対岸はもう島根県、それもそのはずでゴール地点から島根県まで900mしかない。
今回はここまで、島根県に入るのは鳥取県を漕いで繋げてから。
残っているのは白兎海岸~淀江までの67km、それが終わったら改めて中海を漕いで宍道湖を目指す。
そして宍道湖がゴール。
今年中に行けるかな?
いろいろと楽しみな事だ。

米子の戦い 続いて法勝寺川・日野川

2019-06-27 05:24:00 | 川でカヌー

 日野川から海を漕いで無事に淀江でゴール。
置いていた車にシーカヤックを積み日野川に戻ってきた。
今度はこの日野川がゴール、車を置いてモトコンポに乗り換える。
背中にはパックラフト一式、では行きますか!

(安養寺橋の下から出艇)
 Part2で行くのは日野川水系の法勝寺川を下って日野川に合流、朝シーカヤックでスタートした皆生大橋まで下ろうというもの。
まずは法勝寺川のスタート地点の安養寺橋までやってきた。
そこにバイク置いて下ればいいのだが、せっかくなので最後に行く予定の加茂川も見に行く事にする。
安養寺橋からわずか700m、加茂川の宗形神社前橋に到着。
ここもバイクを置く所と終ってから車を止めて積み込む場所があるかを確認、どうせならここから歩くかと加茂川から歩きだす。
 中海に出る加茂川と日本海へ出る法勝寺川、その間が分水界になりちょっとの位置の差で雨水が日本海いったり中海に行ったりする。
面白いもんだ。
そしてすぐに安養寺橋に到着、出艇場所を探してると橋の真下からでれそうだ。
準備をしてさあ行こう、時間はちょうど10時ぐらい。

(法勝寺川の堰堤、後ろは国道9号線バイパス)
 ここに来る前に家ではGoogleEarthをしっかり見て来たのだが、法勝寺川は川幅も狭くかなり担がなければいけなさそう。
ただスタート直後はそれなりに水量もあり漕いで進める。
それも9号線バイパスを過ぎて最初の堰堤まで。
そこから一気に狭く浅くなってしまった。

(幅いっぱいいに木がかぶさっている)
 浅くて担がないといけない本流、小さいけれど漕いではいけない堰堤、そして写真のように木が川に被さって通るルートがなくなっている区間をいろいろな所が出現。
その度に担ぐがそこは軽量パックラフト、楽々ポーテージができてしまう。
それに今回は川は約4・5km、最悪全区間横を担いでもいけるという安心感もある。

(前に見えるのが新日野橋、橋を過ぎたら日野川と合流)
 少しずつ進んでいくとまずJRが見えて来た。
ここで約半分、ただこのJRを越えるとすぐ新日野橋という橋があり、そこで法勝寺川が日野川に合流する。

(新日野橋の下の最後の堰堤)
 日野川に合流したことで一気に川幅が広くなる。
そして最後の堰堤、これ増水してると怖いが幸いにあまり流れはない。
普通に歩いて越えて行ける。
堰堤を過ぎるとゴールの皆生大橋が大きく見えて来た。
もう少しだ!

(ゴール、わかりにくいが右上に車が見える)
 最後の1kmはパックラフトには向かない河口に近い広い川。
こういう広い所は船足の遅い艇はしんどい。
なんとか進んで川から車が見えた時はほっとした。
パート2の行程5・3km ゴール時間11時25分
思ったより疲れた。
やはりサクサク漕げない分時間もかかるししんどい。
でもまだ終わりじゃない。
あと1つ、最後の加茂川に向かって移動だ。

米子の戦い まずは日本海を

2019-06-25 05:24:00 | 海・湖でカヌー

(日野川の皆生大橋すぐ上流の堤防)
 さあいよいよ米子市中抜きにチャレンジの日がやってきた!
今日はソロ漕ぎなので無理はしないように行こう。
まず朝3時20分大阪発、3時間ちょいで米子市の日野川に到着。
ここでU-YAKを降ろす。
続いてシーカヤックのゴールの淀江駅近くの浜へ。
駅の近くでゴールにしておくと、次が電車回送もできるので便利だ。
そこに車を置き、モトコンポで日野川へ。

 日野川に戻ってきたらかなり風が出ている。
予頬通り、まあ淀江までは1時間くらいなので大丈夫だろう。
バイクを置いてカギを掛ける。
この時点で7時22分、朝大阪を出てにしたら上出来だ。
 シーカヤックを担ぎ堤防から河原へ向かう。
本流の横に小さな流れがあったのでそこから出艇。
さあ風がきつくなる前にシーカヤックは漕ぎ終えておこう。

(河口はそこそこ波立ってました)
 スタートして直ぐは浅くて少し引き摺る。
皆生大橋を潜るともう目の前が河口だ。
川幅は200m以上あるのだが、海に流れ込むのはわずか30mほど。
他は砂が堆積して通れない。
こういう川幅は広いのに海への流れ込みが狭かったのは新宮の熊野川、そして浜松の天竜川がそうだった。
こういうところは狭く川の水が集中するのでそこそこ波だっている。
日野川もご多分にもれず肩ぐらいから波を被りました。

(人が歩いてる?太陽と雲がお出迎え)
 海に出ると浜からの風で振られる。
でも沖からの風ではないのでうねりはない。
琵琶湖の風、波みたいです。
そして右手の奥には雲のかかった大山、左手の奥は島根半島、鳥取県から島根県への境が見えます。

 まあ距離も短いし気楽なもの。
ただ遠くの景色はともかく、近くの浜にはあまり特徴のある場所がない。
今回のゴールの淀江は、港の手前という事、河口から4・5kmほど、小さな川がある事が目印。
 実はずっと前に川の流れ込みを目印に漕いでいて、一文字の蔭にかくれて見過ごして迷った事があります。
砂浜や漁港はどこも似てるし、そもそも始めての所ばかりなので間違う事もあるんです。

(ゴール、ずっと後ろに島根半島が見える)
 今回は慎重に地図を見ながら無事ゴールを発見。
浜から自分の車が見えたらほっとします。

パート1の行程6・3km 平均速度5・5km/h 


(淀江駅近くの浜横の駐車スペース、右がマイカー)
 シーカヤックを車に積んで撤収完了。
この時点で8時50分、まずシーカヤックは風も強くなる前に無事修了。
さあ次は第2段の日本海へ注ぐ川、法勝寺川。日野川だ!


どうやって島根に繋ぐのか?

2019-06-23 05:50:00 | 海・湖でカヌー

 今年になって鳥取県の沿岸を漕ぎ、島根県に繋ごうとしている。
まだまだ鳥取県を漕いでる最中なのだが、どこから島根県に繋いで行くのか?
 上の図で見て、普通は青い線のコース。
ただ島根県の海岸線をずっと漕いで伸ばして行く気は今のところない。
そこで密かに考えているのが赤い線のコースだ。

(奥にうっすら見えているのが島根半島)
 これは日野川、加茂川という米子市内を流れている1級河川を漕いで日本海と中海を繋げれないかというもの。
この両川(日野川は支流の法勝寺川になるのだが)は分水界が狭く、法勝寺川は安養寺、加茂川は宗形神社のところがわずか700mほどしか離れていない。
行くとしたら当然そこは歩く。

 そんな事を考えながらもとりあえず東から繋いで行こうと思っていたら、鳥取行きの予定日の天気が悪い。
9時ぐらいからかなり風が出るようで予報では8~9mの風となっている。

(遂に伯耆大山が見える所にきた!)
 始めは日を改めようかと思っていたが、それならいっそ風が吹いてもなんとかなりそうな中抜きをやってみようかと思い立つ。
そしてどうせなら川の河口からJRの駅の近くまで海を漕いで、次に繋がるようにしておきたい。

(日野川の堤防、U-YAKとパックラフト)
 ちょうど日野川からJRの淀江までが5kmほどだ。
これなら朝早く漕ぎだせば風が強くなる前に着けそうだし、もし漕げなさそうなら上陸するなり中止するなりすればいい。
回送には車載できる便利なモトコンポで行こう!

(加茂川沿い、ヘルメットはバイク用のフルフェイス)
 そして前日にあわててグーグルアースで出艇場所やゴール地点、途中の堰堤、駐車スペースを確認。
おおまかな目処をつけておかないと現地で無駄に時間だけが過ぎていく。

 さああとは行くだけだ。
こういう普通でないコースには何故か燃えるんです。(面倒でもあるんですが・・)
では米子市三部作、うまく漕げますように!

ワイルド基礎練です。

2019-06-21 05:29:00 | 川でカヌー

(笠置館の駐車場 1日500円)
 4月に関西ワイルドウォーター選手権に出る為練習していたのだが緊急手術で不参加、その後は海中心で淀川には何回かいってるが流水はまったく漕いでない。
といってももう一つコンディションも不安なのであまり急なところは怖い。
そこで木津川か宇治川にでも行こうかと考え木津川に決定。
まあしばらくレースもないし感覚を掴んでおきましょう!

 木津川に向かいながらそういえば6月になって鮎の解禁過ぎたなあと思いつく。
そうなるといつも止めてる所は釣り師が多いので対岸の笠置館の駐車場に止めることにする。
駐車料金は500円、まあこれは仕方ないね。

(普段より水量多い目)
 始めは笠置から加茂まで下ろうかと思ったがそこそこ水量が多く流れも早いので笠置で練習することにする。
といってもすぐ上流の七曲がりは怖いので最後の瀬を下から漕いで上がって下るを繰り返す。

 うまくラインに乗せようと思うのだがどうもラインがずれる。
ボイルやエディーで振られてるし、バタバタ水を叩く漕ぎになってる。
年取って前以上になれるのが遅く、身体が忘れるのが早い。
もっと漕ぎ続けないと競技艇はきつくなってます。
でも海も漕ぎたいし遊びも大事。
まあ今のペースで漕いで、漕げるうちは続ける事になるのかな。
漕ぎ続けないと・・・