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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

初漕ぎ最後はやっぱり池・・・

2019-01-31 05:44:00 | ここはどこ?

 それは1月最後の週末、淀川にワイルドウォーターの練習に行こうかと思っていたのだが自宅にいても風が強いのがわかる。
この強風下で淀川はきつい。
最近冷えると首の腫瘍が痛いので寒波がきつい時は辞めておこう。

 とはいえ軽くどこか漕ぎたい気分、そういえば長い事池を漕いでない気がする。
調べてみたら実に1年前の1月から漕いでいない。
昨年は2月以降はダム湖や公園は漕いだが池は漕がなかったんだなあ。

 そこで仲間のアニキを誘って奈良県内でどこか漕ごうと計画する。
最近の私の好みは親水公園、しかも池になっているところの目星をつけていざ出陣!
ある程度はGoogle地図でわかるのだが最後の所はいってみないとわからないもんだ。

 そしてたどりついた池の周りをグルッと回ってみる。
立ち入り禁止の看板はない。
危ない事は禁止;実はこれが難しい。
ちゃんとライフジャケットを着て、撥水保温のインナーにドライパンツとパドリングジャケットの私にとって池は危険か?
正直そんなことはないが、それを見て子供が真似ると危険?
このあたりはなんともいえないところです。
まあ1月に真似する人もいないし正直人もいない。

 そこで早速パックラフトを浮かべる。
いいなあ、池はいい。
きついとこ多かったから心が癒される。
すると急に少し先で噴水が吹きあがる。
これはビックリ、予想してなかったので嬉しいサプライズだ。
ただもう少し噴水に近づいていれば危なかった。
あやうく水浸しでしたね。

(強風で噴水が飛ばされている)
 アニキと交代で漕いで満足する。
撤収してると風がきつくなってきた。
噴水が強風で曲がるのはなかなか迫力がある。
いやあいいもん見せてもらいました。 

(2つ目の池にやってきた)
 1つ目の池がうまく漕げたのですぐ近くにある2つ目の親水公園にいってみる。
2つ目は橋や御堂がありなんともいえない趣きがある。
ただここは釣り禁止、それに渇水で階段からかなり下に水面がある。
もう既に1つ目漕いでるし辞めとくか。
いろいろみれただけでも満足です。

(渇水・・・水位が低い)
 こうして1月最後のカヌーは無事ミッションクリア。
1日は海の初漕ぎ;豊予海峡
5日は川の初漕ぎ;伊賀川
13日は湖の初漕ぎ;浜名湖
20日は大阪府内の初漕ぎ;淀川
そして27日は池の初漕ぎ・・・いろんな所にいろんな艇を使って楽しむのが私のスタイル、1月は入院があったりしたがなかなかいい出足です!

浜名湖到着! 川:海:湖のコラボレーション

2019-01-28 05:15:00 | 海・湖でカヌー

(浜名大橋、ちゃんと右側通行で仕切ってある)
 今回は一応天竜川という川をスタート、海に出て遠州灘を漕ぎ今から浜名湖へと入っていく。
1回で川;海;湖を行くというのはちょっと珍しい。
川から海なら何度もるんですが汽水で海から直接入れる湖はそこまで多くないしね。

(浜名大橋を潜り遂に浜名湖へ!)
 浜名湖と遠州灘の水路は進入路と退出路がテトラポットで区切られてわかれている。
それというのも遠州灘で漁船が入れるのはここの近くは東西20kmエリアにはない。
それだけに浜名湖に集中して別けておかないと船数も多く危険だ。
 右側通行なので天竜川から近い方、日曜日なので屁船の数も少なく一気に水路を通り抜ける。

(浜名湖に入ると嘘のように穏やかになる)
 海側は返し波もありそれなりに波立っていたが、中に入ると穏やかそのもの。
それまでの砂と海の景色から一気に変わるのが面白い。
前に来た時は弁天島駅の方をグルッと回ったが今回はまっすぐ新居弁天公園の方に向かおう!

 水路を区切るテトラの横を進んでいくと直ぐ先からコンクリートの岸壁に変わる。
その間にカヤックならギリギリ通れる隙間!
これは嬉しい。
もちろんそのショートカットコースを通る、ただそこは出口の水路なので手早く湖岸まで漕いで行く。
湖岸までいけば船はやってこない。

(ゴールが見えて来た)
 しかしこのあたりは水がきれいだった。
ずっと透き通って底が見えていて、湖の出口近くがこんなにきれいとは思わなかった。
潮流がきつい所は綺麗な所が多いのだが、うねりが多いところも波に洗われて綺麗になるのだろうか?
いやいや、来てみないとわからないものだ。

(新居弁天公園に艇を置く)
 そしてゴール、10年振りの新居弁天公園だ。
まさかまたここに来るとはねえ。
しかも浜名湖から東に延伸して!
自分でもビックリです。

 この後はカヤックを公園に置いて車を取りに天竜川へ。
そして戻ってきてカヤックを積み込み、私とNMさんは大阪へ。
天気も良く風もなく本当にいいコンディションでした。
長野県まで残りあと100km、今年中に行けるかな?
まあ大分県繋ぐのが優先なので気長に漕いで行こう!

遠州灘に一度はおいで!

2019-01-26 05:05:00 | 海・湖でカヌー

(河口に並んだ風車、これがかなり離れても見えていい目印になった)
 遠州灘というのは前回も書いたがうねりがきつく言ってみればサーファーのいっぱい来る所。
前にも遠州灘から出艇したことはあるが、かなり根性決めてでないといけない。
今回ももし海から出艇したら川を下ってきた時にゴールで苦労するのでやはりスタートは天竜川だ。
本当はもう少し上のJRあたりから出たかったが、そうすると浜名湖到着が遅くなる。
やはり昼には着きたいんです。
そのあたりの妥協点で河口近くからの出艇となった。

(河口部は思いっきり左岸よりになっている)
 早速海に出ようと河口に近づく。
天竜川は下流部はかなり広いのだが、河口部だけは狭く右岸が張りだしている。
そして川の水が海にあたって波立っている。
まあこういう所は狭い所に流れが集中するので突っ切るしかない。
以前にいった川では熊野川がこんな感じ、いろんな川があるもんです。

(海から1列に並んだ風車を見る)
 川から海に出ると当たり前だが波質が変わる。
広い、外海らしい広さが凄い。
最近は瀬戸内海が多かったのでここまでのだだっぴろさは感動ものだ。
島もなんもなく、ただ砂浜と海岸線が続く。
横にはさっきスタートの時に見た風車が並ぶ。
この風車はかなり後まで見る事が出来て漕いでいてどれくらい来たのかというのを確かめるのに非常に役にたってくれた。

(真ん中を越したあたりの建物、焼却場かな?)
 遠州灘に出てしまうと書く事がない。
元々土地勘がないので思い入れもないし、地図を見ても一緒でただ海岸線に沿って漕ぐだけ。
方向もなにも間違いようがない。
水温は高く南の海感が満載、そしてあちらこちらにいるサーファー達。
とにかく岸には近寄りすぎないようにして漕いで行こう。

(それなりにうねりはある)
 自分も今までに何回か遠州灘漕いでもうこれで漕ぐのはいいかなと思っていた。
なんといっても景色が単調というのは辛い。
でもフィールドとしては一度経験してみるのは面白い。
まず上陸困難、景色単調、休憩や食事をどうするか?
そういう事も含めて考える所は多い。
今回はNMさんもまめぼうさんも始めて漕いだわけだがそのあたりはどうだろう。
そんな事を思って漕いでいると真ん中あたりから浜名大橋が見えるようになってきた。
やはり目標があると漕いでて楽だ。
なかなか近寄らないんですけどね・・・

(あの橋をくぐれば浜名湖だ)
 スタートして3時間半、浜名大橋がかなり大きくなってきた。
そうなるとちょっとは岸に寄って波に乗ってみたい気がする。
ただねえやっぱり1月に沈したくないんですよ。
それにここはレスキューが無茶苦茶しんどい。
やるとしたらゴール近くでかなと思っていたけど二人ともスルー・・まあそれなら止めときますか!
無理は禁物やね。

(さあもう少し)
 出艇して約4時間、12時40分に浜名湖の入口のテトラに取りつく。
もう釣り人がいっぱい・・でもここは船の航路でもあるのであまり遠くに投げてはないはず。
ではいよいよ湖に突入しますか!

東へ! 10年振りの東進

2019-01-24 02:31:00 | ここはどこ?

(今回のは入院前の事です)
 大阪を中心に東西南北に川と海を使って繋げていく一筆書きのコウノタビ。
ここんとこ西にばかり伸びており、愛媛県、山口県そして大分県も視野に入ってきた。
しかしそれは海ばかり、川でもどこか繋いで行きたい。
そこでいつものように地図を丹念に見る。
すると長野県から天竜川を通って海まで出れないかと思い付く。
これは今まで考えた事のないルートになる。(元旦の記事に少し書いてます)
距離にすると天竜川が約100km、遠州灘が約20kmで合計120kmか。
 天竜川は佐久間ダム、秋葉ダム、船明ダムと巨大な3つのダムがあり何十キロもダム湖を漕ぐことになりそうだ。
いままでにも何度もダムは越えて来たがダムは手前のどこであがるか、そしてどこから出すかが結構大変。
Myルールで横は車で通り抜けず歩かないといけないし・・・
特に佐久間ダム、これ道あるのかな?
 そんな時に知人が天竜川を下ってる映像があると教えてくれた。
一番知りたいダム横をどう越えたかはないが写ってないが誰かがいったことあるならなんとかしよう!

 次に遠州灘だ。
遠州灘といえばうねりが大きく岸に近づきにくいうえ、延々と砂浜が続き心が折れそうになる所。
私もいままでに5回に分けて伊良湖岬から浜名湖まで漕いだが、うち1回は中止、さらに途中中断や縦に回されて脱など苦々しい記憶が多い。
ただ比較的冬はうねりが小さく行きやすいので行くとしたら今だな。(実際にいったのは1月13日)
前に浜名湖に来たのは2009年ともう10年も前でまだアオキカヌーワークスで直営店のバイエルンの店長をしていた時代。
以来私の東の旅はそこで止まっており、Blogにも東はここで終わりということが書いてある。
でも職場環境が変わり気が変ったとしかいいようないですね。

(まだ日の出前、潮見坂をくだって海側へ出る)
 前置きがながくなったがこういった経過を経て静岡県に行く事が決定。
一緒に漕ぐのは豊予海峡も一緒だったNMさん、そして静岡在住のカヤッカーまめぼうさんそれに私を加えた3人。
車が2台になったので車回送が出来る。
遠州灘を往復漕ぎはちょっとパスですね。

(後ろに見えるのは新掛塚橋)
 集合は7時半に浜名湖西側の新居弁天公園、10年前のゴール地点だ。
3時半に大阪をでてひた走る。
ちょっと早すぎたので音羽蒲郡ICで降りて下道を走る。
7時6分に着くと既にまめぼうさんも来ていたので着替えてカヤックを車1台に積み替え天竜川へ。
まめぼうさんが天竜川の河口付近の出艇場所も下見しといてくれたので楽ができました。
やはり知らない場所でのスタート、ゴール地点探しはいつも悩まされるんです。

 そして8時40分、いよいよ出発だ!
目指すは浜名湖、そして遥か遠くの長野県県境へ!

*PS;天竜川河口から海岸をさらに東に111kmほど漕いで、富士川を20km遡れば山梨県か・・・いや考えてはいけない。

帰ってきたら淀川から・・

2019-01-21 05:32:00 | 大阪でカヌー

(入院タグをはずしてなかった)
 1月19日に無事に退院してその日はバタバタと片づけたり薬局に尿糖検査薬を買いに行ったりして翌20日の日曜日。
軽く漕ぎに行こうかと思っていたら朝から雨、しかし昼に止んだので早速出かける準備。

(枚方大橋)
 実は今年はまだワイルドウォーターも漕いでないし大阪府も漕いでなかった。
特に大阪府を漕ぐというのにはなみなみならぬ熱意があり、大体は毎年元旦に漕いでる。
しかし今年は元旦は遠征、二日三日も疲れて身体を休めていた。
いい機会なので淀川にいくことにする。
これで少なくとも1月中には漕いだことになる。

(H9年のなみはや国体のカヤック競技のスタート地点)
 淀川となるといつもは寝屋川市内の太間公園から出すのだが、珍しく枚方大橋の方へと向かう。
まあ単純に駐車場から川が少し近いからたまにはいいかというだけなんです。
ここは10月に淀川カヌーマラソンのゴール地点だったところ。
早速艇を出して思いだしながら漕いでいると20年前になみはや国体のスタート地点だったところを通過。
懐かしいなあ。
国体本戦は出れなかったけど、その前年のリハーサル大会は出たな。
なみはや国体まではワイルドウォーターやろうと思っていたのにいまだに試合に出てる。
こんなに続けるとは思わなかった。

天の川と淀川の合流点)
 国体のスタート地点から更に遡ると天の川が淀川に合流するところに出る。
ここもまた懐かしい。
天の川を磐船神社から繋いできたっけ。
マラソンの時も漕いでるのだがレース中はそんな事考える余裕がないからな。
たまにこっち漕ぐのもいいもんです。
30分ほど軽く漕いで帰宅。
帰る車は混む・・・やっぱり普段いくのは近くの太間公園でいいのかな・・・