スヌまる

スヌのまぁるいお腹は飼い主似・・・

最近のスヌまる

2005-12-31 | 通常運転
こんにちわ!
セクシーとは無縁なほど、巨乳のスヌまるです。自分の胸を見ると『ホルスタイン』という単語が浮かぶのはナゼでしょうか…
現在、29歳にして育児に奮闘中!

10ヵ月のデカ腹生活と、あの強烈な分娩体験、そして44万円の入院費を払って手に入れた我が子…
可愛さ無限大です☆(親バカ発言)
だから宣言します。
息子は『マザコン』に育てます(笑)
だってぇ~いつまでもぉ~仲良しでぇ~居たいんだもぉん☆(最悪!!)

世の中の子持ちの方が、
『子供なんて大変なだけで、居ない方が楽よ~』
という発言は、
『結婚なんてしない方が楽よ~』
と同じくらいのレベルで、子供が居ない者への配慮の社交辞令であると、やっと気がつきました。もう、大人って嘘つきね!(笑)

さて、一ヶ月検診も無事に終え、母子ともに順調です。やっとシャワー浴から湯舟に入ってもよい許可が出ました…これでも外科手術(会陰縫合)を受けている身なもので、退院時に色々と制限指導を受けていたのよ。
そして、12月9日に実家から帰って来ました。
しかし、睡眠不足と疲労で早くも、もう一度実家に戻ろうか葛藤中…(笑)

夜中に出掛けようが、昼まで寝てようが、誰にも気兼ねすることなく、夫婦二人だけの時間で過ごしてきた私たち。
しかし、突然現れた彼(現在、生後二ヵ月)は、泣き声ひとつで、夫婦の会話もストップ、食事もストップ、睡眠もストップ、である(笑)
こんなにまで、私たちの生活に影響を与える存在って、今まで無かったよ。

画像は、毎日のメインイベント『沐浴』。
まだ一人で行うのは不安なので、旦那さんが抱いて、私が洗っています。
自分の入浴とは訳が違い、夫婦でテンパり気味(笑)

なかなか更新が出来ませんが、育児の合間をみて自分の記録のためにも、スヌまるの『入院篇』『里帰り篇』を作っています。
日々追われ、たった2ヵ月間の出来事が、ひどく昔のことのような気がします。

来年も気長に、お付き合いくださいマセ…m(._.)m
良いお年を。

信じられないこと

2005-12-12 | 通常運転
友人が、低髄圧頭痛という病気で亡くなった。

新宿に勤めていた頃、一緒に仕事をしていた女性。

私が妊娠後期に入ったくらいから、彼女は病気にかかり、メールだけでお互いの状況を知らせあっていた。
お見舞いに行けば良かった…

私の出産を喜んでくれた彼女。
まだ、ケータイには彼女からのメールが幾つも残っている。
なのに、この世に居ないなんて、信じられない。

心からご冥福をお祈り致します。


振り返って…『出産篇』

2005-12-01 | 通常運転
出産予定日より4日早く、男の子が産まれました。
私は『無類の子供好き』ではありませんが、やはり自分の子は、とびきりカワイイです(笑)

入院前日の夜に、友人と弟と続けざまに電話で話し、『産まれる気配が全くないよ~!どうすりゃいいの?』と悪態をついていた翌日に出産。不思議なものです。お腹に聞こえていたのかな?

直近に受けた検診でも、『次回、一週間後に』と言われたこともあり、出産予定日を過ぎて、産まれてくるのだろうな…と思っていた私は、妊娠中毒症をこれ以上に悪化させてはいけないと思い、『今夜から、お粥を食べる!』と張り切って、無塩お粥のパックを買いだめし、さらに『明日のおやつ~♪』と、さつま芋を蒸して、楽しみに就寝した。気楽なものだ…(冷笑)

そんな訳で、出産の心の準備もなく、通常生活から、いきなり怒涛のクライマックスへ突入した。

しかし、こんな私なりにも、漫画や出産・育児本などを読んで『この点は真似して、自分の出産に取り入れよう!』というプランはあった。
以下、お気楽な理想と厳しい現実の結果を検証する。

〓陣痛が始まったら、時間の間隔を冷静にメモする
→破水から始まってしまう!しかも、破水したら時間との勝負らしい。なのに、旦那さんと歩いて病院に行ってしまった…(笑)

〓食事を済ませる
→一応、冷凍食品の焼きオニギリとレトルトの野菜スープを食べる。しかし、予定通りに出来たことは、唯一これのみ(笑)

〓入浴する
→破水したら入ってはいけないので、出来ず!そのため、アカまみれのまま出産へ突入。
 
〓お気に入りの紅茶を水筒に用意して、病院でリラックス時に飲む
→この項目には、以前から私がこだわって騒いでいたため、旦那さんが用意してくれて持って行ったものの、そんな余裕の場面はなく未使用。

〓長丁場になるので、つまめる軽食(サンドイッチ、チョコレートなど)を用意
→つまむどころか、病院で出された昼ゴハンを食べたのを最後に、夜ゴハンに関しては痛くて食べられず!(旦那さんがスプーンで口に運んだが、4口めで断念)

〓陣痛中の飲み物を用意する
→飲み過ぎた(笑)オシッコが溜まるのに痛くてトイレに行けず、逆にツライ!

…と、まぁ何ひとつ思うようにはいかなかった(涙)

出産マンガなどを読んで、ひと通りの流れは把握していたが、当然だけど『人それぞれだな~』に尽きます。

私は結果として、最初の破水から出産まで22時間かかっているが、その間ずっと苦しんでいた訳ではないし、ただ必死で記憶も曖昧だ。(むしろ、付き添っていた旦那さんの方が、色々と覚えていた)

子宮口が全開するまで、いきむのを我慢するのがツライと本で読んだので、その点を構えていたが、私は案外早く全開した。
しかし私の場合、いざ分娩台に上がったら陣痛が弱くなってしまい、グランドフィナーレまでが長くなってしまった。
『もう、赤ちゃんの頭が見えてますよ!頑張って!』と言われ続け、その状態が長すぎると危ないので、最後はアソコを切って出しました。いわゆる『会陰切開』である。
妊娠中は、出来るだけ回避したいと思っていた会陰切開であるが、『もう、切ってでも出して~』と思えるから不思議である。

そして!!!
一生の不覚ですが、恥を覚悟でblogに残します!
読んだ方は不快かもしれませんが、スヌまるの勇気を評価していただきたい。

私は出産の過程で浣腸をされなかったので、分娩台でイキんでいる時、出してしまいました…

ええ、うん○を!!(声、高らかに)

そして、私が出産した日はラッシュで、三人同時に分娩が進行したため、旦那さんの立ち合いを希望していたが、急遽中止になった。でも、正解だったかも…

しかし、出産後の安静時にカーテン越しに隣りの分娩台の人と話したら、その人も出してしまった…と言っていたので、しばし『うん○談義』をした。感動の後に色々な意味で、『夢のような』状況である(笑)

うん○の処理も含め、本当に『助産婦』さんってすごい仕事だよ。
頭が上がりません!
『日本の助産婦の地位の向上を!』と署名活動をしたいくらいです。
その後の入院生活でも、毎日『股の消毒』と『オッパイマッサージ』と、彼女たちには今まで他人には隠していた身体の部分を、全開に広げて世話になりっぱなしである。有り難い存在だ。
(→入院中の内容は、また別に詳しく残したいと思います)

私は旦那さんと母に付き添ってもらっていたが、病院の閉館後から、付き添いは一人だけと言われてしまい、旦那さんだけが残った。
旦那さんは一晩中、私の腰をさすってくれました。私自身は、痛みに耐えるので必死で、さする側の気持ちを気遣うことなんて出来なかったが、なんとも有り難いことである。
ラスト数時間は、3分おきやら1分おきに、さすり続けるので大変である。後日、私の腰は肌が擦れていた…しかし、そんなことより、握りこぶしでさすってくれた方が100倍良かったのである。
『こんな私の七転八倒ぶりをみたら、二人目なんて考えられないでしょ?』って旦那さんに聞いたら、彼は『また付き添いたい』と言った。
辛そうだけど、私は『痛い』だけを連呼し、『もう嫌だ』とか後ろ向きな言葉がなかったし、病気と違って『終わりがある』ので、そこに向かって頑張れるそうだ。
産んだ本人よりも、前向きなコメントで、眩しいくらいである(笑)

私は優等生妊婦ではなかったけど、無事に赤ちゃんと対面できて良かった。
この子が10ヵ月間お腹に入っていたのか…と思うと、人間の身体の神秘を感じずにはいられない。
身体の機能をフルに使い、一生に一度でも女性の役目を全う出来て良かった。大袈裟だけどね…。

では、次は『入院篇』で、お会いしましょう!