一億 100,000,000

7年ぶりに復活したので何書いてよいかややわからない。

続 帰国して考えた

2009-01-30 03:37:17 | Weblog
制作必要なんか?
そもそもワシは何やっとるんじゃ?
ってことをホゲ~っと考えていたのですが、
予想に反してコメント欄がエライ長い事になったのでコチラに続きを。

ワシは現在、ワシのことを「制作者のワシです」と名乗っている。
で、制作者とは何ぞや?なのですが、制作の仕事、これ制作じゃない?
って拾っていくとそりゃもう大変な数の業務が・・・。
ああ、もう制作の仕事に埋もれて泡吹いて死にそうや。

そんでワシ「制作者」と名乗っておりますが、その制作の仕事の数々をすべて行っているわけではありません。
好きな仕事もありゃ、嫌いな仕事、得意、不得意もあるのだ。
関わる劇団、企画によって請け負う仕事もさまざま。
場合によっては好きなことやるために、気の進まない事も請け負ったりもしますが。

でね、でね、劇団などの集団に制作者として関わるときにまずはじめにしないといけない仕事は、
「制作業務を誰がどのように行うのかの割り振り」
ってのに最近気づきました。
ワシの場合、この段階で事務的な制作業務はとにかく劇団員などに振ります。
たまに、仕事を振ったのがきっかけで制作に目覚めてくれる方もいるしね。

大体、分担できるのよ。
分担できてまわせるなら、それでいい。
それこそ劇団員で回せれば人件費0コスト。

んが!!
あるところまで集団がいきますと美術家、照明家や音響さん舞台監督
などを雇うように、制作者も人件費割いてでも雇ったほうがよいのだ。
おそらく、九州にはそのように所に達しているユニット、劇団は殆どいません。
んじゃ、専任の制作者はいらないやってことになるのだけれどね。
でもね、そこに到達できないのは専任制作がいないからでもあるのだ。
もし、集団がそこに到達したいと考えているのであれば、勢いでやーーーって
がんばるのと同時に、役者や演出家が高いモチベーションを保って創作活動
を行うのと同時に戦略的に創作活動を支える専任制作者が必要なのです。

多くの場合、今のワシたちが活動している世界でそういった戦略的なことを考える人は、
集団の代表で作、演出を行っている方なのね。

そんな小劇場界でワシは」
その仕事ワシによこせ!
っていっているヤクザのような存在なのです。

ヤクザはマイノリティで煙たがれはいるけど、似たようなもんか。
上手いこと例えたけど、嬉しくないな。