アルジェリア人質事件の犠牲者を悼んで、国会議事堂に掲げられた半旗。
10人もの日本人が犠牲となった。
政府専用機での搬送。日揮本社での会見。無念の社長会見。
テロ犯は日本人、フランス人、英国人を人質に取る様「ベルモフタール容疑者」から指示されていたという。アルジェリア紙の24日報道。武装勢力はリビアの公用車を使い、襲撃の前夜国境を超えてアルジェリアに入った由。アルジェリアの国境警備隊は、テロ犯の車列をリビアからの公式の代表団と考え、荷物検査もせず、国境を通過させたらしい。
武装勢力のメンバーは天然ガスの関連施設の従業員を協力者にして、武器をあらかじめ施設内に貯めて隠していた。施設の警備や管理の面で重大な欠陥があったらしい。
日本のエネルギー産業は、技術という側面で欧米メジャーエネルギー資本を支援している。テロ犯にしてみれば日本も欧米の手先という認識らしい。
日本政府は国内法、自衛隊法、危機管理の手法を再検討してゆく必要がある。フイリピン人がテロ犯から開放された理由。リスク管理。根本の原因を検討して対策を立てること。
これ以上の日本人の血が流れることのないよう切に望む。