東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

2023年 虫納め

2023年12月30日 | いろいろ
正月休みを利用して上京中のK君を誘って今年最後の虫納めを楽しみに沿岸部のフィールドへ訪れた。
既に発見して継続観察中の越冬個体は年明けの楽しみにして、新たな昆虫を探す事にした。

オオカマキリの卵鞘

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
子供の頃から見慣れているけれど、年々小型化している個体が多くなっている気がしていた。
しかし、それを覆す超特大サイズを発見!

オオカマキリの卵鞘

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
同じオオカマキリとは思えない超特大サイズの卵鞘を久しぶりに見られて嬉しい。

ハラビロカマキリ ♀(褐色型)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

ハラビロカマキリ(若齢幼虫)

Nikon D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
この時期に間違えて孵化してしまった幼虫と生き残りの成虫が同時に見られた。
冬らしい寒さになってきものの例年より日中の気温は高めでそれが昆虫たちの活動に影響している。

ウラナミシジミ

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D
コセンダングサの花が残る陽だまりでは綺麗なウラナミシジミが見られた。年越し個体に期待したい。

ムラサキツバメ ♀

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
日光浴の為、落ち葉の上で開翅、美しい表翅を見せてくれた。

沿岸部のフユシャク探しには、まだ少し早い気がしたけれど擬木柵をチェック。すると...

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

シマケンモン

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
蛾の知識がないので検索した結果、シマケンモンと判断。食草は沿岸部のフィールドに多く植樹されているネズミモチやシマトネリコ。成虫は初夏から初秋の記録と記載されていたけど時期が外れている。
フユシャクの姿はなし。

キマダラカメムシ

Nikon D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
公衆トイレの常夜灯も冬場のポイント。成虫越冬する種類だけれど何処で越冬しているのか?
片方の触角が欠損。虫納めには相応しい意外と多種類の昆虫を発見することができ楽しめた。

いつもご閲覧くださる皆様、良いお年をお迎えください。

撮影日:12月29日

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