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東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

森に棲むカエル

2025年06月06日 | カエル
材木置場のケヤキナガタマムシを楽しんだ後、樹木に囲まれた池に訪れモリアオガエルの姿を探した。すると...

モリアオガエルの卵塊

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
池に張り出した枝にぶら下がる白く目立つメレンゲの様な泡状の物体がモリアオガエル卵塊。
Sさんから鳴き声が聞こえていたので樹上に成体がいるはずとの事。いると分かれば虫探しで鍛え抜かれたゴッドアイの出番。俺に擬態は通用しない。枝ぶりを丁寧にチェックして違和感を探る。すると...

モリアオガエル

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED+SB-700

モリアオガエル

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED+SB-700
流石のSさんが発見した個体。

モリアオガエル

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED+SB-700
東京都では底山地から山地にある樹木に囲まれた池に普通。繁殖期は5月中旬頃から。現地でお会いした方によると他県でも同時期で産卵は深夜から行われる事が多く、日中産卵は稀との事。モリアオガエルの繫殖池に関連するトンボは、クロスジギンヤンマ、ヤブヤンマ、ルリボシヤンマ、カトリヤンマ、タカネトンボ、オオシオカラトンボ、マユタテアカネ、オオアオイトトンボ、クロイトトンボが場所によって共生。

モリアオガエルではないが、ふと目を向けた矢先にコレもみっけ!

羽化後のアカボシゴマダラ(春型)

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
沿岸部だと春型の羽化は4月下旬からで、そろそろ2化目の幼虫が見られる頃。それよりもだいぶ遅い個体。帰り際にネアカヨシヤンマの発生場所を再びチェック。すると...

ネアカヨシヤンマ 雄(羽化殻)

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
ひとつだけ発見。少なからず発生している様子で何より。そろそろマルタヤンマも羽化のシーズンなんだけれど...また見に来よう。

撮影日:6月1日


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