恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

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ハル君の独り言(本編2話)

2014-09-15 09:30:35 | 吉祥寺恋色デイズ 種村春樹

ハル君ルート本編をハル君目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o

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☆☆☆☆☆
種村春樹
身長:177cm 体重:60kg
血液型:A型 特技:勉強・空手
性格:明るいしっかりもの。
優しくて明るい爽やか少年。
小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ

☆☆☆☆☆

春樹の独り言(本編2話)

 佐々木の転校初日。
 なんと佐々木が入ったのは俺たちのクラスだった。俺は佐々木に声をかける。

 先生に「俺たち幼なじみなんで」といって、佐々木を隣の席にしてもらった。

春樹「俺、面倒見るんで」
 ちょっと強引(;^ω^A?

 でも、先生も認めてくれたし…超ラッキーかも。

 早速、1時間目はまだ教科書を持っていない佐々木に教科書を見せることになった。
 p(^-^)q

 休み時間、クラスの女子が佐々木を質問攻めにしてるみたいなんで、割って入る。

 俺と佐々木が幼なじみだという話を聞いていたって女の子たちは言うんだけど…なんか気になる。

春樹 「幼なじみって、どんな話してたの?」

百花「ハルくんの人気ぶり聞いたよ!」

春樹 「人気? 俺が?」

百花「頭もよくってスポーツも出来て、パーフェクト!ってみんな言ってたよ?」

春樹 「はぁ? パーフェクト?」

百花「だって、勉強も空手も全国レベルだって。ほんとなの? すごいビックリなんだけど」

春樹 「あー…別に、勉強も空手も好きでやってるだけだよ。やるからには中途半端はイヤだし」

百花「私、すごい人と幼なじみなんだ。自慢できるね」

 佐々木は俺のことをキラキラした目で見つめてくれる。嬉しいけど…ちょっと照れくさい。

春樹 「あはは、誰に自慢するんだよ? そんな大したものでもないって」

百花「そうなの?」

春樹 「そうなの」

 放課後、職員室へ行くという佐々木を連れて行ってあげた。俺は部活に出かけたけど、そういや佐々木ちゃんと帰れるんだろうか?

 何だか心配になって職員室に迎えに行ってみると…やっぱり、道に迷った佐々木が困ってた。

 俺は確信した。
 再会した時の直感は当たってた。やっぱり、佐々木は俺が面倒をみてやらないと心配だ。

 下駄箱の前で、友人たちから話しかけられる俺を佐々木はうらやましそうにみている。

春樹 「佐々木だって、すぐに友達ができるよ。さっきも教室で話してたじゃん」

百花「さっきのは…ハルくん達のこと聞かれただけで…。私、けっこう人見知りしちゃうし」
春樹 「そうなの? でも、俺は佐々木のいいところいっぱい知ってるし、だから、みんなも佐々木のこともっと知ったら、すぐに友達なんて出来るよ」

 俺と話している佐々木のことを「60点」とか失礼な点をつけるヤツがいたので注意した。

 こんなこと、俺にとっては当たり前のことなんだけど、佐々木は嬉しかったのか、辛かったのか泣き出してしまった。

 佐々木は「…泣いてないもん」って言ったけど、泣き虫なのに強がりなのは昔と変わってない…。
 
 佐々木といると、昔の小さな小学生だった頃のことを次々思い出して懐かしい。

 でも、それだけじゃなくて…。本当は…。
 いや、まぁ、今はいいか…。


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