妄想マンション

ボルさんのゲームはたまに『今宵』をしたり、『吉恋』を読みに行ったりするくらいでほぼお休み中。

『ナイハレ』と『百プリ』はログインアイテムをもらうためだけに、毎日顔を出している。

 『三十路』にはログインアイテムないので、ずっとご無沙汰してる。

『ボイフレ(仮)』は一応現役だけど、イベントの消化は惰性になりつつある。

部活の仲間がいなけりゃ休んでいるかも。



それぞれのゲームの彼たち、魅力的ではあるけれど、会わなければ会わないでも平気なんだよね。

ソーシャルゲームで譲二さんに会えたら、それなりに課金だってするのに…。

。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡

などと思っていたら…。



こんなものを見つけました。

妄想マンション｜理想のカレと恋愛できる・新感覚乙女ゲーム


>>普通の恋愛ゲームとは違い、
>>カレの見た目や名前を、自分好みに設定することができます！
>>数種類の用意されたシナリオから、好きなタイプを選び、
>>好みのキャラをカスタマイズしましょう！

自分の好きなキャラ絵を使い、好きな名前をつけて恋愛しちゃおうというゲーム。

おお、これは!と思い調べてみたけど、まずは三種類の幼なじみから選んでスタートするらしい。

話が進むことで、他のメンバーも開放できるようになっていく。

>>【元気な幼馴染】
>>いつも明るく、リードしてひっぱって行ってくれる。
>>陸上部のエースで、友達やファンも多い。何事も全力で楽しむ。
>>主人公のちょっとした行動にもすぐ赤くなってしまい、恋愛には少し不器用。
>>「一緒にやろうぜ！俺、お前とならもっと楽しめる！」

>>【優しい幼馴染】
>>さわやかでおっとりしているが、主人公には積極的。
>>恥かしくなるような甘い言葉もサラッと言ってしまう。
>>女子に騒がれているが、実はオタク気質な地味な一面も…
>>「俺が迷子になったらいけないから、手を繋いでいてほしい」

>>【クールな幼馴染】
>>秀才で何でも出来てしまうクールで完璧な生徒会長。
>>ぶっきらぼうにも見えるが、主人公を何より気にかけている。
>>女子からの人気も高く、嫉妬や妬みをかってしまうことも…
>>「俺の事を分かってくれるのは、多分…いや、お前以外にはいないと思う」


というわけで、吉恋メンバーの誰かから始めようかとも思ったんだけど。

それまで譲二さんに会えないのは辛い…。

というわけで、

ジャーン!!




譲二さんの髭を剃って前髪を下ろしてみました。

17歳です。( ´艸｀)

高校生に見えるかな?

これが10年経つと髭生やすんだぜ。(｀∀´)




この彼は転校してきた幼なじみということで、吉恋とは逆パターン。


大人しくて紳士的ということなんだけど、時々ドキッとするようなことをさらりと言ってくれます。

ハルくんぽいけど、ハルくんのような天然ではなくて、わざとヒロインをドギマギさせて喜んでいる人。

同じマンションに住んでるし、クラスの席も隣り。

以前『妄想飛行〜譲二の場合』っていうお話を考えたことがあるんだけどね。




譲二さんがヒロインと同じ高校生でクロフネに下宿してるんだったら…と(譲二さん本人が)妄想する話。

幼なじみ譲二さんとのやり取りは、そのエピソードを思い出してしまった。

なんかね～新鮮で楽しい。
o(〃＾▽＾〃)o



さて、彼の画像を設定するときの注意点。

画像は4種類。
普通の彼
嬉しい彼
悲しい彼

この三つは背景は透明にしておくこと。

その部分にお話ごとの背景が入ります。

絵は縦×横の比率4×3くらいにして、下の方にセリフが入るので顔がそこにかからないようにしておくとよい。


4つ目はアイコン用の写真。

これは彼とラインのやり取りをするときに使います。

縦×横の比率は1対1で。

だから普通の彼の顔部分を四角く切り取って作るといいです。

アイコンには、背景があってもいいので、私は優しい彼のテーマ色の緑にしました。

それともう一つの注意点。

アイコンはかなり小さいので、目一杯顔部分を大きくしておいた方が顔の判別がしやすいです。

ちなみに私がupした画像だと顔が小さめになるので一回りくらい内側をトリミングした方がいいと思う。

もしこれから始めようかという人がいたら、以下の招待コードを使ってくださいね。

 267 903 462

ちゃっかり宣伝(^o^)

揺れる心～その8

前にも書いたけど、吉恋本家の譲二ルートの3年後編には色々と不満がある。

久しぶりに吉祥寺に帰ってきた譲二さんとのラブラブな話のはずなのに、新キャラの紹介に使われてたり、色々とモヤモヤするものがあって、私の思う『勝手に3年後編』を書いちゃいました。


『譲二の勝手に3年後編』の始めの部分は本家の『譲二3年後編』とほぼ同じです。

そして、時々本家のエピソードに重なるものも入れながら、少しずつ離れていき、玉の緒ワールドの譲二さんの話になってます。

航くんは出てきませんが、本家の『譲二3年後編』では出てこなかった、懐かしいあの人とかあの人とか出てきます。


だから、ネタバレも少々あるものの、譲二ルートの3年後編とはまた別のお話と思って下さい。




☆☆☆☆☆


揺れる心～その8

〈百花〉
突然現れて、クロフネを自分に譲ってほしいと言い出した有栖川さん。

彼は、先代の黒船のマスターが写った写真を私たちに見せた。

眼鏡をかけ譲二さんと同じようなアゴ髭を生やしたとても優しそうな男性。

笑顔で笑った少年2人も一緒に写っている。

それは有栖川さんとお兄さんなのだという。

譲二さんは頬を緩めて、その写真に見入っている。


譲二「懐かしいな…本当に可愛いがってもらったんですよ…」

玲「アタシも父のことが大好きでした…でも事情があって疎遠になっちゃって」

玲「父と離れ離れになる前は楽しかった…」

玲「毎日楽しくて、父がよく美味しいコーヒーを淹れてくれて」

譲二「マスターのコーヒーは美味しかったですからね…」


りっちゃんが私と桃護さんに呟いた。


理人「あの人、なんか今度は情に訴える作戦できてない?」

桃護「マスター! 情に流されちゃダメですよ。冷静にならないと…」

譲二「いや、まあ…冷静だとは思うんだけど」

百花「譲二さん…まさか、この人に譲ってしまうなんてことは…私、クロフネが違う店になるなんて、絶対嫌です！」

理人「夜の店なんかになったら僕らはどうすればいいのさ?」

桃護「お客さんたちのことも考えてください」

譲二「うん…」


桃護さんに言われて、返事したものの、何だか煮え切らない譲二さん。

まさか本当に譲ろうなんて考えてないよね?

譲二さんの横顔を見つめるけど、その心の中はよく分からなかった。


玲「今すぐとは言わないわ。もしもアタシに譲ってくれるとしても、他に移るなら店舗を探す必要もあるだろうし」


譲二さんがハッとしたように有栖川さんを見返す。


譲二「他の場所…」

百花「他の場所に移ったら…そんなのクロフネじゃありません!」


私は必死で譲二さんに訴えかけるけど…。

譲二さんは目を逸らせて私を見てはくれない。


譲二「そうだよね…でも…いや、だけど…」


譲二「…とにかく、今日すぐに返事はできません。一度お引き取りいただけますか?」

玲「…分かったわ」



譲二さんはもう話すことはないというように、左手でドアを示した。

有栖川さんの方はまだなにか言いたそうだったが、首をちょっとかしげると踵を返してドアに向かった。

ドアを開ける前、もう一度振り向くと彼は言った。


玲「…譲ってもらえるまで、毎日でも来ます」

理人「なんか地上げ屋みたいだね」

玲「失礼ね」


そう言って、りっちゃんを睨みつけると、有栖川さんは今度こそ、振り返ること無く出ていった。

 

その9へつづく