小日向白朗学会 HP準備室BLOG

小日向白朗氏の功績が、未だ歴史上隠されている”真の事実”を広く知ってもらう為の小日向白朗学会公式HP開設準備室 情報など

紫陽花や帷子時の薄浅黄・・・芭蕉

2020-06-01 | 白朗と私 会員思うままに・・・
 紫陽花や帷子時の薄浅黄・・・このころは陽気もめまぐるしく変わり、晴天の次は土砂降り、気温も真夏かと思えば花冷え時を感じたり、いちいち衣替えをしていたらいくつも洋服をそろえなければ、ってな具合の大変面倒な季節でもある。アジサイはそんな季節、一言で言えば「初夏」かもしれないが、人の思いをいろいろとかき乱す花であると思う。私の家には花の咲かないアジサイの鉢がある。これは亡き妻が、確か5~6年前に白山神社で買い求めてきたものだ。いや、もっと前だったかもしれない。買ってきた当時は鮮やかな色合いを魅せて呉れていた。そして、月日はたちその季節がやってくると少しだけ咲いてくれた。また、一年が経過し、その季節が来ると…ついに一輪も咲かなくなってしまった。要は手入れが拙いだけのことであるけれど、「時の流れ」はそんなものではないだろうか、と思う。「時の流れ」を手入れできるとお思いか。時の流れは歴史として残されているので、時に思いを馳せることはできる。そうやって無機質な「時の流れ」に水撒きをしてやれば再び、大きな花を咲かせてくれるのだろうか。そんな思いを抱きながら、白朗をしのぶ季節である。(文責:吉田)

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