起きて半畳 寝て一畳

株式投資の記録を中心に、日々感じた事や考えたこと、読んだ本のことなどなど

ワークスAP 京セラ 資生堂 反省

2005年03月15日 22時53分40秒 | エトセトラ
【3月15日の市場概況】日経平均終値:11,821円(-29) 
 日経平均株価は続落。反発で始まったが後場に入って下げに転じ、その後は安い水準でのもみ合いが続いた。大引けにかけては押し目買いでやや下げ渋った。
  
【3月15日の取引】
①ワークスAP(02/15購入@314,000*6株、03/09購入@314,000*6株、03/10購入@313,000*6株)
 @320,000-で18株全部売却しました。11万円ほどの儲けです。(神様に感謝!)
②京セラ
1)03/02売建@7,920*1,000株
 @7,910-で1,000株とも返済しました。収支トントンです。
2)@7,890-で1,000株買建しました。
 買建した後も値を下げ、@7,760-で引けました。13万円の含み損発生です。
 見事な逆目です。
③資生堂
 @1,410-で2,000株購入しました。ナンピン買いです。合計8,000株になりました。


【ライブドア株売買の反省とライブドアについて思うこと】

1.ライブドア株売買の反省
昨日のブログの「ライブドア」のところで「走ってから考える悪い癖が出てしまいました。反省!」と書きましたが、他にも反省すべき点があります。

 そもそもライブドア株に手を出したことが一番反省すべき点です
 現在、毎日のようにニッポン放送株を巡って、ライブドアとフジテレビの事が報道されていますが、そういう中でドサクサ紛れの「火事場泥棒」みたいな売買は本来私の好むところではありません。
 「紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ」(定家「明月記」)です。
 「火事とケンカは江戸の華」と高みの見物をしながら、他の銘柄で利益を上げるのが「健全な精神」でした。

2.ライブドアについて思うこと
 実業界に身を置く管理職の大半はライブドアについて「危うさ」を感じているのではないかと想像します。
 その「危うさ」とは、一つは将来「高転びに転ぶだろう」(安国寺恵瓊が織田信長の将来を予測していった言葉)という危うさ。
 もう一つは、「適法だが問題がある」とされる手法を多用している事の危うさです。(今日の日経新聞マーケット欄のコラム「大機小機」にも書かれていましたネ。)

 私もこれまでライブドアに対して「うさん臭さ」を感じていました。その理由は「大機小機」にも書かれていた「100対1の株式分割」といった「適法だが問題がある」方法で金を集めるやり方に「不健全」なものを感じていたからです。
 また、何やら「臭い匂い」も感じられたので余計にうさん臭さを感じていました。

 とは言え、新参者が成り上がる過程で既成のエスタブリッシュメントと争い、叩かれるのは常のことです。争う過程で時には非常識なこともやらざるを得ないことも頭では理解はしていますが、いざやられてみると元サラレーマン故か「不快さ」を感じてしまいます。

 と言って、ライブドアのことを「転んでしまえ」と思っているわけではありません。むしろ今は応援したい気分になっています。
 今は自由業の身故か、一つは判官びいきです。実業の世界も「勝てば官軍」ですから、なんとかニッポン放送株を巡る争いに勝って欲しいと考えています。

 今のところ、ライブドアは売上高308億円(2004年9月連結)の小さな会社でしかありません。今後更に成長していく為には、なによりも「人材」が必要になります。現在の所、「ライブドア=堀江社長」ですが、それでやっていけるのは新興の中小企業の間だけです。

 そういう意味では、ニッポン放送を手中にするということは、そこにいる人材をも手に入れるということですから、ライブドアにとっては大きな意味があると思います。

 私はライブドアの株式売買は当分控えますが、応援はしたい気分です。その為にも、堀江社長のあのファッションセンスの悪さと着こなしのヘタさを何とかしてあげたいなぁ、とずぅぅっと考えています。

 でないと、このままではきっと「神戸の洒落者」楽天・三木谷社長に対し、福岡県八女市出身の「田舎者の野暮天」堀江社長という図式が出来上がってしまいます。イメージ戦略からは圧倒的に不利です。

 ちなみに私は「神戸の野暮天」ですが、堀江社長よりは上と思っています。
コメント
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