二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

10月30日(日)幻の#0016は老紅木 11:00~18:00

2011-11-03 18:52:38 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
常々、店主より、「回を追うごとに どんどん長くなる」と
イエローカードが出ておりました、この営業日の報告日記、
「だって、どんどんお客様が多く来て下さるんですもの~」
と、言い訳しながら続けて参りました。

「怪しい(妖しい)」「敷居が高い」「二胡屋らしくない」「変な店」、、、
そんな皆様の恐れる思いを払拭しようと、なるたけオープンにブログでご報告することで、
光舜堂がどんな様子で営業しているかを少しは知っていただきたかったのです。

そして、そろそろ、

そんな、皆様の恐れを拭うお役目は終わったかな、と思います。
(実情は、「ヘンって言われたって、実際ヘンだし いいじゃん!」という、開き直りですが。。。)

そこで、
ワタクシ、極度の遅筆で他業務に支障が出始め、店主の出すカードがレッドに変わりましたゆえ、
これをきっかけに、今週の分から少し日曜日の報告は縮小致します。

でも、最新情報がちょいちょい登場するのはこのカテゴリーが一番だと思いますので、
引き続きチェックしていて下さいね!!



(縮小とか言いつつ、前置きがこんなに長い~~~!!)



10月最後の営業日は、

『二胡のお楽しみ会』開催日でもあり、
開店直後から多くの二胡弾きさんにお越しいただきました。

実に賑やかでした。
カユ手レッスンあり、退院お迎えあり、お里帰りあり、仲介中古の出品あり、、、
そう、秘密結社 光舜洞 会員の方が、西野製を入手するにあたり1把手放す、と、
とってもとっても良い胡を出品なさいました。
ご本人曰く、
「後妻をめとる為に本妻を追い出す心境。。。」だそう(笑)

その二胡、#0016。

驚きました。。。本物の、老紅木でした。
これまで見てきた“老紅木”といわれた木は、実は、ほとんどがパドークでしたが、
#0016は、正真正銘の老紅木だったのです!
しかも、市場価格30万円クラス!
もの凄い、良い二胡でした。

ですが、

この二胡は、ブログでの公開はありません。

なぜなら、#0016は、その日のうちに新しいご主人のお家へ旅立ったからです。

本当に、楽器は出会いだなぁ。。。と、しみじみしました。
#0016の新しいご主人は、
元から手の施しようがない状態だった二胡を高額で買ってしまい、ご相談に初来店された方だったのです。

その方の二胡には、店主でさえも「これは直せない」と宣告せざるを得なかったのですが、
#0016が出品された直後のご来店、は、唯一の救いのような気がしました。

#0016は相当良い二胡です、
これから どんどん育ち、美しい音色を奏でることでしょう。
この胡の音色が、新しいご主人様の傷ついた心を癒すことを願って止みません。。。

これが、
今週、一番印象的だった出来事です。

ここのところ数週間、調整のお客様が多かったのですが、
この日は ひときわ多くて皆様にはお待ちいただいてしまい、
さながら、本当に診療所のようでした。
この日の店主はタバコ1本を吸う暇も無く調整し続け、さすがにかなり消耗していました。

そんな事も有り、
その様子を見続けていた常連さん達の、心配してくださるご助言等も多数有り、
店主の消耗軽減の為に、調整については制度を見直すことにいたしました。
既に、店主がブログに書いておりますが、
まとめた物を近日ワタクシがアップいたしますので、そちらのチェックもよろしくお願いいたします。


ということで、
初来店4名の方々、はるばるのご来店ありがとうございました。
いつもの皆様、お久しぶりの皆様、最近足しげく来て下さる皆様、
今月も『二胡のお楽しみ会』はお楽しみいただけましたか?
ご来店本当にありがとうございました!!
11月もよろしくお願いいたします♪


とーこーろーでー、

まだブログ読者賞、エントリー募集中ですよーーー!

では♪
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