一台、皮を張り替えて、胴の方も多少厚くして、普通の8角形を低音二胡に改造しました。
かなり厚い皮を貼ってありますので、黒彪駒で十分良い音が出ます。
やはりこれで8角形は彪駒、合わないというのは、皮が薄いためと良くわかりました。
この二胡、相当良い物で、何が良いと言って、これこそ日本で言う本紫檀。今ではもうなくなったといわれるものです。
中国では黒酸枝木と言うらしいです。
棹は縞黒檀だったのですが、胴はオイルに色粉を入れて黒くしてありましたが、せっかくの本紫檀を何故黒くするのかわかりません。
まあ、それは良いとして、
いろいろ低音の二胡試したところ、黒彪駒が、一番、この低音を良く響かせてくれなおかつ音色にまでもっていってくれます。
低音の黒彪。
なんかかっこよいではないですか!
皆の二胡も低音に作り替えましょう。
日頃弾かないけれど、と言う二胡をお持ちの方も多いです。
楽器は弾いてこそ育ちます。
育てるというのは毎日なのです。新しい楽器は弾かなければ育ちません。2年ぐらいして他の二胡を購入して、ついつい前の楽器は弾かなくなるこれは人情です。
意外と2,3年くらいの演奏者でも、2,3台お持ちの方も多いです。
二胡はやはり最低でも一台を、5年は弾いてほしいのです。
確かにこれは思っていたのと違う楽器だと感じられる方も多いと思うのですが、本当のところは5年ぐらい一台の二胡を弾きこんでやらないとわかってきません。
こんなことを言っていると、ますますうちのの楽器は売れなくなるかもしれませんが、楽器がちゃんと育つにはプロが弾いても2年と言います。
ですのでせめて日頃弾かない物を、ちゃんと低音楽器として生かすと言うのは、せっかくの楽器の為に良いと思うのです。
低音二胡と言うのは別の楽器ですから。
改造の時にはただ弦を変えても低音楽器にはなりにくいのです。
絃が太くなる分振動も大きくなりますから、それなりに厚い皮が必要ですし、木も物によっては厚くしなければいけません。
中にはこれならこのままAE弦で使えるというのもありますが、やはり皮はそのままでは低音が鳴り切れません。
楽器は弾きこんでこそ育ってきますし本当の鳴りと言うのを実現します。
まず我慢して5年は弾きこんでやってください。
それから、新しい出会いを求めるのも良いでしょう。
出会ったら、以前の楽器を、低音二胡に作り替えるというのはどうでしょう?
皮を張り替えるときに多少胴の木も削ったり同じ木を薄く張り込んだりします。
むしろ、普通の二胡としても使えますが、低音の太い弦に良く対応する楽器にかわります。
良いですよ。
かなり厚い皮を貼ってありますので、黒彪駒で十分良い音が出ます。
やはりこれで8角形は彪駒、合わないというのは、皮が薄いためと良くわかりました。
この二胡、相当良い物で、何が良いと言って、これこそ日本で言う本紫檀。今ではもうなくなったといわれるものです。
中国では黒酸枝木と言うらしいです。
棹は縞黒檀だったのですが、胴はオイルに色粉を入れて黒くしてありましたが、せっかくの本紫檀を何故黒くするのかわかりません。
まあ、それは良いとして、
いろいろ低音の二胡試したところ、黒彪駒が、一番、この低音を良く響かせてくれなおかつ音色にまでもっていってくれます。
低音の黒彪。
なんかかっこよいではないですか!
皆の二胡も低音に作り替えましょう。
日頃弾かないけれど、と言う二胡をお持ちの方も多いです。
楽器は弾いてこそ育ちます。
育てるというのは毎日なのです。新しい楽器は弾かなければ育ちません。2年ぐらいして他の二胡を購入して、ついつい前の楽器は弾かなくなるこれは人情です。
意外と2,3年くらいの演奏者でも、2,3台お持ちの方も多いです。
二胡はやはり最低でも一台を、5年は弾いてほしいのです。
確かにこれは思っていたのと違う楽器だと感じられる方も多いと思うのですが、本当のところは5年ぐらい一台の二胡を弾きこんでやらないとわかってきません。
こんなことを言っていると、ますますうちのの楽器は売れなくなるかもしれませんが、楽器がちゃんと育つにはプロが弾いても2年と言います。
ですのでせめて日頃弾かない物を、ちゃんと低音楽器として生かすと言うのは、せっかくの楽器の為に良いと思うのです。
低音二胡と言うのは別の楽器ですから。
改造の時にはただ弦を変えても低音楽器にはなりにくいのです。
絃が太くなる分振動も大きくなりますから、それなりに厚い皮が必要ですし、木も物によっては厚くしなければいけません。
中にはこれならこのままAE弦で使えるというのもありますが、やはり皮はそのままでは低音が鳴り切れません。
楽器は弾きこんでこそ育ってきますし本当の鳴りと言うのを実現します。
まず我慢して5年は弾きこんでやってください。
それから、新しい出会いを求めるのも良いでしょう。
出会ったら、以前の楽器を、低音二胡に作り替えるというのはどうでしょう?
皮を張り替えるときに多少胴の木も削ったり同じ木を薄く張り込んだりします。
むしろ、普通の二胡としても使えますが、低音の太い弦に良く対応する楽器にかわります。
良いですよ。
音色が変わるかもしれないことを恐れて、そのまま弾かずにしまいっぱなしにするよりは、この二胡にとって第二の人生を歩んでほしいと思い、思い切って皮張りして低音二胡改造を依頼しました。
新しい音になるかと思いきや10年間育てた音が残りつつ、さらに深い音色にしていただいて本当に感激です。
また皮張りをすることでこの木の正体もわかり、驚くばかりです。
この二胡を弾くにふさわしい演奏者にならなければいけないと、モチベーションがさらにあがりました。
本当にありがとうございます。
本当にあれは良い楽器です、
新しい楽器を作る楽しみと言うのはあるのですが、こうやって未知の楽器を直すと言うのは本当に嬉しいことです。
どんな音が中に育っていたのか、それを探り出しながら、さらに良くなるようにすると言うのは楽器つくりの域外でもあります。良い楽器触らさせていただきこちらこそ有りがとうございました。何よりうれしいのは、たぶん不安ではあったでしょうが、wutianさんが私を信頼(たぶん)してくれたことです。ありがとうございました。