二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
残暑がぶり返しても朝晩は涼しく、秋の気配。
今年はなんだか夏が短い気がします。8月の営業日もあと1回ですもんね。
そんな8月の最終営業日(30日)はオープン時間が13時からです。
どうぞご注意くださいませ。
さて、23日の日曜日は午前中にご予約が集中し、
ワタクシ、久しぶりにパニックしそうにてんやわんやした日でした。
まず、オープン早々にいらしたのは、
北海道在住の会員、絢々さん。
古くからの会員さんですが、流石に遠いのでなかなか来られません。
(とはいえ、かなりのご来店率ですが)
今回は2ヶ月前からご来店予約が入っていたので
店主もワタクシも楽しみにしていました。
さて絢々さん、夏前に福音弓の『東風』を2本ご注文下さり
宅急便でお届けしてました。
到着直後は竹の太さに慣れなかったようなのですが――
――この、細い竹をご希望される方(女性に多いのですが)店主はいつも、
「そういう意見の人は細いのが良いと思い込み過ぎ!
細いと良い音色にならないし、単に慣れなだけだから」
と言っています――――で、「その後、弓の竹はどう?」と聞きました。
(毎回「細いのが――」と聞く度に「思い込み過ぎなのに。。。」と言いつつ
皆さんのその後を気にしているのです)
すると、絢々さん
「うん、慣れた!」 と、あっさり。
「でしょー!!」
持論が証明されたとたんの店主ドヤ顔。
「しかも、この弓に変えてからいろいろ矯正されて力が抜けるんです!」
とのこと!
絢々さんは元々とても勘の良い方なので、切り替える柔軟さが流石です!
しかし自分の分を買ったのにお友達も気に入り、1本譲っちゃったそう(笑)
絢々さんの弓を試した北海道の方々にも評判が良かったと聞いて、また安心。
『東風』しか知らなかった絢々さんは、
今回は『阿炳礼賛』を試してまた別の感触にびっくりしていました。
びっくりと言えば、初めて弾くCDMにも絢々さんはびっくり!!
特にワタクシ所有の『月光』はコウキ紫檀なので
そのコウキ紫檀人工皮の音色の良さに、
滞在中はほとんど手離さずにずっと弾いていました。
この『月光』、ワタクシが持つにはもったいないですよねー!
上手な人が弾くとこんなにも凄く良い音色がするのに、
ワタクシ、めったに弾かない上、こんな美しい音色は出せません。
それにしても、CDMは、
弾き易い西野二胡の中でも更に蛇皮西野二胡以上に弾き易く、
初心者の方が弾いても良い音色がしますが、
ちゃんと脱力が出来ている上手な人が弾くと
また全然違うのですねぇ。。。
ところで同じ時間帯に『西風』を受取りにいらした会員Tさん、
店の片隅で黙々と『月光』を弾いているのが『絢々さん』と知ると感激!
お互い古い会員さんですし、ブログをずっと読んで下さっているので、
たまにコメントして下さったり企画した札幌時計台の演奏会をウチで告知したりで、
『絢々さん』は一部のブログ読者さん達には知られた存在のようです(笑)
Tさんは「思いがけず逢えて嬉しい♪」と喜んでいらっしゃいました。
さて、往来の方のお立ち寄りの多い光舜堂、
『神田 まんげ鏡屋』さんが土曜日に営業していることもあり謎なスペースなので
「ここはいったい何屋さんですか?」と、何も知らない方々に不思議がられます。
平日は昭和初期の古ぼけた鼠色のシャッターが降りていますから、
普段通りかかっている方には、よりいっそう、たまに開いていると謎。。。(笑)
この日、ご予約が全部終わってからは
『青蓮』の二人とメーキャップアーティストのASSAさんがいらして、
みんなで話していると、ずっと入口の外で中を伺っている、
二胡弾きさんではなさそうな若い女性がいました。
こちらが話し込んでいたので、しばらく経ってから彼女の所に行ってみると、
「ここは二胡を教えているんですか?」と。
「あらー!二胡弾く方ですか?!」と言うと、
そうではなくて職場が近く、平日よく前を通るそうで。
しかし、その後が不思議な質問。
「なぜ、ここ(←ラジオガァデン)に出そうと思ったんですか?」
(???)
聞けば、この方Wさん、街歩きの雑誌の編集者さんだそうで!
(名刺を頂いたら、とってもメジャーな雑誌でした!)
なので、街の面白スポットに人一倍関心が有り、
ここの、昭和初期のイイ味出してるスペースに彼女のアンテナが
ピピピっと来たようです。
で、話をしているうちに御茶ノ水の『レモン』の話になりますと、
「そこ!去年取材で話を伺ってます!!
えぇ?!この店のオーナーさんと“『レモン』の西野さん”は
同じ人なんですか???!」
と!
そこへ、ちょうど店主がタバコタイムから戻って来たので、
「あー、コレ(←笑)が店主の西野です」と紹介。
編集Wさん、感激して店主といろいろな話をしてました。
いやいや、
手ぶらで予告無しに覗く方は全員『まんげ鏡屋』さんのお客さんと思いきや、
不思議なご縁もご来店されるのですね。
最近二胡を担がないでいらっしゃる二胡弾きさんも多いので、
ご予約無く手ぶらでいらっしゃる方の目的は読めません!
読めないと言えば、
最後の最後にいらした若い女性とお母様らしき、、、
また万華鏡かな、と思ったら、
渋谷時代に数度いらして下さっていた、その頃はまだ学生だったNちゃん
と、お母様でした!
綺麗なお姉さんになっていて一瞬判らず、「まぁぁ!!」とビックリ!
Nちゃんはライブにも行ってくれたりと華蓮さん達もよく知っているので
『青蓮』の二人も「おひさしぶり~!!」と、偶然の再会を喜びました。
でも、あれ? Nちゃん、二胡を背負っていません。
「調整じゃないのですか?」
「海外に人工皮を持って行きたくて」
「!!そうですか!!」
まったく、手ぶらでいらっしゃる方の目的は読めません。。。
という事で、店内のCDMいろいろを試していただきました。
ところでNちゃんのお母様は二胡を全く弾かないそうなのですが、
凄く耳の良い方で驚きました。
10代から二胡を始めたNちゃんは
渋谷に来ていた頃も既に凄く上手かったのですが、
さらに腕を上げて本当に上手い!!
それを傍でお母様は1把1把の違いを聴き分けてはアドバイス。
二胡弾きさんではないとは信じ難い程それが的確なのは、
Nちゃんの美しい音色を何年も聴き続けてきたからなんでしょうか。
福音弓も、『東風』の音色の良さの違いもいち早く気づかれました。
それからお二人でなにやら相談。
「一番お手頃なCDMはどれでしょう?」
「?!」
「来月出発なので今日買って帰りたいのです」
「!!!」
手ぶらでいらっしゃる方の目的は、本当に読めません。。。(笑)
今週もご来店ありがとうございました!
次週は13時からです、お間違いなく~☆
残暑がぶり返しても朝晩は涼しく、秋の気配。
今年はなんだか夏が短い気がします。8月の営業日もあと1回ですもんね。
そんな8月の最終営業日(30日)はオープン時間が13時からです。
どうぞご注意くださいませ。
さて、23日の日曜日は午前中にご予約が集中し、
ワタクシ、久しぶりにパニックしそうにてんやわんやした日でした。
まず、オープン早々にいらしたのは、
北海道在住の会員、絢々さん。
古くからの会員さんですが、流石に遠いのでなかなか来られません。
(とはいえ、かなりのご来店率ですが)
今回は2ヶ月前からご来店予約が入っていたので
店主もワタクシも楽しみにしていました。
さて絢々さん、夏前に福音弓の『東風』を2本ご注文下さり
宅急便でお届けしてました。
到着直後は竹の太さに慣れなかったようなのですが――
――この、細い竹をご希望される方(女性に多いのですが)店主はいつも、
「そういう意見の人は細いのが良いと思い込み過ぎ!
細いと良い音色にならないし、単に慣れなだけだから」
と言っています――――で、「その後、弓の竹はどう?」と聞きました。
(毎回「細いのが――」と聞く度に「思い込み過ぎなのに。。。」と言いつつ
皆さんのその後を気にしているのです)
すると、絢々さん
「うん、慣れた!」 と、あっさり。
「でしょー!!」
持論が証明されたとたんの店主ドヤ顔。
「しかも、この弓に変えてからいろいろ矯正されて力が抜けるんです!」
とのこと!
絢々さんは元々とても勘の良い方なので、切り替える柔軟さが流石です!
しかし自分の分を買ったのにお友達も気に入り、1本譲っちゃったそう(笑)
絢々さんの弓を試した北海道の方々にも評判が良かったと聞いて、また安心。
『東風』しか知らなかった絢々さんは、
今回は『阿炳礼賛』を試してまた別の感触にびっくりしていました。
びっくりと言えば、初めて弾くCDMにも絢々さんはびっくり!!
特にワタクシ所有の『月光』はコウキ紫檀なので
そのコウキ紫檀人工皮の音色の良さに、
滞在中はほとんど手離さずにずっと弾いていました。
この『月光』、ワタクシが持つにはもったいないですよねー!
上手な人が弾くとこんなにも凄く良い音色がするのに、
ワタクシ、めったに弾かない上、こんな美しい音色は出せません。
それにしても、CDMは、
弾き易い西野二胡の中でも更に蛇皮西野二胡以上に弾き易く、
初心者の方が弾いても良い音色がしますが、
ちゃんと脱力が出来ている上手な人が弾くと
また全然違うのですねぇ。。。
ところで同じ時間帯に『西風』を受取りにいらした会員Tさん、
店の片隅で黙々と『月光』を弾いているのが『絢々さん』と知ると感激!
お互い古い会員さんですし、ブログをずっと読んで下さっているので、
たまにコメントして下さったり企画した札幌時計台の演奏会をウチで告知したりで、
『絢々さん』は一部のブログ読者さん達には知られた存在のようです(笑)
Tさんは「思いがけず逢えて嬉しい♪」と喜んでいらっしゃいました。
さて、往来の方のお立ち寄りの多い光舜堂、
『神田 まんげ鏡屋』さんが土曜日に営業していることもあり謎なスペースなので
「ここはいったい何屋さんですか?」と、何も知らない方々に不思議がられます。
平日は昭和初期の古ぼけた鼠色のシャッターが降りていますから、
普段通りかかっている方には、よりいっそう、たまに開いていると謎。。。(笑)
この日、ご予約が全部終わってからは
『青蓮』の二人とメーキャップアーティストのASSAさんがいらして、
みんなで話していると、ずっと入口の外で中を伺っている、
二胡弾きさんではなさそうな若い女性がいました。
こちらが話し込んでいたので、しばらく経ってから彼女の所に行ってみると、
「ここは二胡を教えているんですか?」と。
「あらー!二胡弾く方ですか?!」と言うと、
そうではなくて職場が近く、平日よく前を通るそうで。
しかし、その後が不思議な質問。
「なぜ、ここ(←ラジオガァデン)に出そうと思ったんですか?」
(???)
聞けば、この方Wさん、街歩きの雑誌の編集者さんだそうで!
(名刺を頂いたら、とってもメジャーな雑誌でした!)
なので、街の面白スポットに人一倍関心が有り、
ここの、昭和初期のイイ味出してるスペースに彼女のアンテナが
ピピピっと来たようです。
で、話をしているうちに御茶ノ水の『レモン』の話になりますと、
「そこ!去年取材で話を伺ってます!!
えぇ?!この店のオーナーさんと“『レモン』の西野さん”は
同じ人なんですか???!」
と!
そこへ、ちょうど店主がタバコタイムから戻って来たので、
「あー、コレ(←笑)が店主の西野です」と紹介。
編集Wさん、感激して店主といろいろな話をしてました。
いやいや、
手ぶらで予告無しに覗く方は全員『まんげ鏡屋』さんのお客さんと思いきや、
不思議なご縁もご来店されるのですね。
最近二胡を担がないでいらっしゃる二胡弾きさんも多いので、
ご予約無く手ぶらでいらっしゃる方の目的は読めません!
読めないと言えば、
最後の最後にいらした若い女性とお母様らしき、、、
また万華鏡かな、と思ったら、
渋谷時代に数度いらして下さっていた、その頃はまだ学生だったNちゃん
と、お母様でした!
綺麗なお姉さんになっていて一瞬判らず、「まぁぁ!!」とビックリ!
Nちゃんはライブにも行ってくれたりと華蓮さん達もよく知っているので
『青蓮』の二人も「おひさしぶり~!!」と、偶然の再会を喜びました。
でも、あれ? Nちゃん、二胡を背負っていません。
「調整じゃないのですか?」
「海外に人工皮を持って行きたくて」
「!!そうですか!!」
まったく、手ぶらでいらっしゃる方の目的は読めません。。。
という事で、店内のCDMいろいろを試していただきました。
ところでNちゃんのお母様は二胡を全く弾かないそうなのですが、
凄く耳の良い方で驚きました。
10代から二胡を始めたNちゃんは
渋谷に来ていた頃も既に凄く上手かったのですが、
さらに腕を上げて本当に上手い!!
それを傍でお母様は1把1把の違いを聴き分けてはアドバイス。
二胡弾きさんではないとは信じ難い程それが的確なのは、
Nちゃんの美しい音色を何年も聴き続けてきたからなんでしょうか。
福音弓も、『東風』の音色の良さの違いもいち早く気づかれました。
それからお二人でなにやら相談。
「一番お手頃なCDMはどれでしょう?」
「?!」
「来月出発なので今日買って帰りたいのです」
「!!!」
手ぶらでいらっしゃる方の目的は、本当に読めません。。。(笑)
今週もご来店ありがとうございました!
次週は13時からです、お間違いなく~☆
私ももっと近かったらしょっちゅうフラフラ寄ってしまいそうです。
CDMは大人気ですね!
私も先週ボランティアで老紅木CDMを弾きました。
生音はまだ少しかたい感じですが、訪問先のホームが広く音響を使うため、どんな感じに聞こえるか試したみたくて。
後で録音をきいたら…これがかなりイイ音!(自分が上手くなったかのように錯覚しちゃいます:笑)
実は当日は時間の関係で音調整が満足にできず、
ステージ上ではちょっとリバーブが足りなかったかなと思ってたんですが、
これならかえって深くかけなくてよかったかも♪
まだ弾いて数ヶ月しか経っていないのに、さすがCDMポテンシャルが高いです。
負けないように腕を磨かねばと改めて思いました。
今蛇皮3枚だ目にしました。気に行ったように蛇皮を張るというのはかなり大変です、つい貼りすぎて破ってしまうのです。CDMは破れないし、弾いてみて音のコントロールができます、皆さんの評価としてはCDMの方が良い音といいますね。
奏でなくとも音響等した時は、その良さがとても良く生きてきます。
たくさん弾いてやってくださいませ。
秋葉原のお店は初めてで、ちゃんとたどり着けるか心配でしたが、ブログの記事のご案内が大変わかりやすく、大丈夫でした!
久しぶりの光舜堂、いつ伺っても新しい刺激があって、とても楽しいです。
弓も、他の種類を試すことができて良かったです☆
CDMは、ほんとビックリでした。
手にしてたら、勝手に手が弾いてしまうというか、ずっと手にしてたらヤバいと思って泣く泣くお返ししました(笑)
色々な方達とお話もできて、とても楽しく、あたたかい時間を過ごすことができました。
Tさんには、帰り秋葉原の駅まで連れていっていただきまして、大変お世話になりました!
沢山の刺激と楽しい時間をいただき、北海道でがんばるぞ!と気持ちをあらたにしました。
そんな気持ちにさせてくれる光舜堂、大好きです☆
また伺います~♪
ありがとうございました<(_ _*)>
久しぶりの再会でしたが、相変わらずテンポ良く店主と楽器や弾き方の話される勘の良さはお変わり無いですね~!
とてもとても楽しい時間でした。
森さんやギター職人の鹿川さん、と、演奏家も製作者も若き精鋭が北海道入りし、
北海道の次世代パワーを光舜堂の爺婆は本当に楽しみにしています!
そのパワーの中心はもちろん絢々さん!
いつか北海道に行って若い方々の活躍を目の当たりに出来たらと思います。