『 薔薇駒 』 とは

「ほぉさん、『薔薇駒』についての記事を１本書いといて」

店主にそう言われたので、
「ハイ。 その記事で一番伝えるべきポイントはいかがしましょうか？」
と応えると、ニヤリと笑って一言、
「サスティーン」




先日の報告日記にてチラッとお伝えした新作『薔薇駒』。
その優雅な名の通り、ややローズがかったような色をしています。
偶然の産物ような材料にてのみ出来たので、
おそらく今後同じ樹種の材木で駒を作っても、その効果は無いでしょう。
ですから材料が僅かしかないので非売品です。
お里帰りの『西野二胡』の為だけの駒です。


さて、その駒にどんな威力があるかと言うと、
ズバリ、「サスティーン 英:sustain」なのですね。

sustainはギターを弾く方なら普通に知る言葉ですが、
ピアノで言うとダンパーペダルを踏んだ状態、
要は、『演奏によって楽器が音の発生を開始した後に聴こえる余韻』の事です。
つまり、

『薔薇駒』を付けるとエコーがかかる！かかる！かかる！かかる！

お風呂場で二胡弾く感じでしょうか。
自前のPA状態。 自分が３倍増しで上手くなった錯覚になります（笑）
実際、ワタクシが着けて弾いていたら、
店主も「ほぉさん、上手くなった？！」と、一瞬勘違いしました。
しかし外したら、「あぁ。。。」とニヤニヤ。　　(・д・)ﾁｯ



そんな『薔薇駒』は、『西野二胡』ユーザーさんのみの特典です。
材料が、ちょうどそれ位の量だけなのです。
それに特殊効果用の駒なので常着する人ばかりではない事からも、
これまでの”光舜堂の駒となら無料交換”という売り方も出来ないし。。。
ということで、いっそのこと気前良く、

「特殊な外見にも拘らず世間の目気にせずご愛用下さっている感謝として、
『西野二胡』のユーザーさんへプレゼントしちゃおう！」

となった次第です。
なので、リノベーション二胡は対象外ですので、ごめんなさい。
あ、『DODECAGON』の方は『西野二胡』の括りですから、是非どうぞ。

好みですから、目の前でホントに欲しいか試してみていただきたいし、
こちらもヨメに出した我が胡に久々に会いたい、というのもあるので、
お里帰り来店した『西野二胡』のみを対象とします。
遠い方々ごめんなさい、”送り”はしません。
まぁ、我が胡を実家へ呼び（おびき？）寄せるエサ？
と思って下さっても結構です（笑）

そして、在庫は作りませんので必ずご予約下さい。
都内、お近く、にお住まいのユーザーさん、
突然お越しになってもご用意ありませんからね？
すみませんが、無料の物なのでその辺の配慮は出来ません。
どうぞよろしくお願いいたします。

それから、こちらが一方的にプレゼントしたいのですから、
お礼や手土産などのお気遣いは無用です！
どうか本当にお気遣いなく！！！
我が胡を更により良く輝かせたい（そして元気か知りたい）という
親爺のわがままなんですから。

※ 2017.3.31付けで補足記事があります、ご一読下さいませ