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第94回高校サッカー選手権、2回戦観戦(フクアリ会場)

2016-01-02 23:20:00 | 高校サッカー(インターハイ・選手権他)
大晦日に次いで向かったのは、



フクダ電子アリーナ。
友人家族と一緒の観戦。これは1月2日の恒例。
基本的に千葉代表の試合があるからですが、例えそうでない時でも観戦は敢行。
友人の3人の子供たちも会うたびに成長。一番上の子はもう高校生ですが、
とても親子仲の良い友だちのような5人家族にほのぼの。
・・という内輪なハナシを、それなりにアクセスがあるであろうエントリーにねじ込んでみます(笑

市立船橋vs米子北。
第2試合も注目カードということも手伝って、着いた時には既に長蛇の列。
入った頃にはメインスタンドのセンター部はとっくに満席。
友達の息子さんの意向もあって、冒頭の写真の通りコーナーポスト付近で観戦。
これはこれでかなり新鮮。

今シーズンの市船の試合は何度も見てきた中で、
やっぱり選手権全国大会の晴れ舞台はいい雰囲気。
対するはプリンス中国優勝校であり、インターハイベスト8の米子北。
強豪相手にどんな初戦になるか。







チバテレで中継されていることもあり、試合中のツイートは殆どなしでじっくり観戦。
なのでこのエントリーもいつもとは異なる感じになりますが(^^;
堅守速攻が売りという米子北、守備の陣形をキッチリ固めて崩さない。
市船もボールを回して左右に散らして、時にボールを放り込んで打開を図るが、
流れの中での決定機はなかなか生まれない。
一方米子北がカウンターを試みるも市船の3バックが許さず、
前半の米子北のシュートは0本。とはいえ割りきって徹底したディフェンスが光る。





激しい鍔迫り合いもあまり無く、結果としてファールが殆ど無い。
更に言うとコーナーキックすらなかなか生まれなかった中で、
最初のコーナーキックで決めてみせたのが、市船4番・杉岡選手。
流れで取れなくてもセットプレーで取る。今シーズン幾度と無く見せてきた市船のカタチ。
ひとえに11番・工藤選手の正確無比なプレースキックの賜物。
あとはフリーキックを獲得できれば・・だったのだけど、
前半はFK自体、米子北に1本あったのみ。





1点失って以降も、米子北のスタイルは大きくは変わらない。
しかし徐々にだが攻撃のカタチもできていて、
前半で投入された15番・崎山選手が惜しいシュートを放つシーンも。
そんな中で市船追加点。左を突破した矢村選手からの折り返しを工藤選手が落ち着いて撃ち込んだ。
こうなると米子北は守備の陣形を崩して攻めざるを得なくなる一方、
市船は永籐選手がスタンバイ。スピードスター投入で一気に決めにかかる。

そしてその直前、
相手ファールでようやく得た最初のFKのチャンスで、
工藤選手からのグラウンダーに完璧に合わせたのが原選手。これはお見事。
フリーキックとなった時点で「これは点が入る」と確信めいた予感があって、
早い段階から録画準備をしていたのでバッチリ。勿論ツイッターにもアップ。






3-0、市立船橋が勝利。
ポゼッションは圧倒していたが、やっぱり引いた相手に前半は苦戦していた印象。
そんな中でもセットプレーという強みを存分に発揮したし、崩しての得点もあった。
満員ホームの初戦にして難敵相手というプレッシャーにも強かに打ち克ってみせました。
次の相手は東福岡。インターハイ決勝の再戦にして、
東西プレミアの雄同士による大一番が3回戦というのは、本当に勿体無い。。。

米子北は規律の取れた守りが光ったし、市船も攻めあぐねていた。
セットプレーでの失点はある程度仕方ないとして、流れで決められた2失点目が痛かったか。
一番印象的だったのは礼儀正しさ。特に試合開始前のこのショット。



市立船橋高校の応援席に向けて、深々と礼。
市船応援席からも大きな拍手。とても良いシーンに遭遇出来ました。
来年度もプリンスリーグ中国で鍛えて、選手権での勇姿を期待したいですね。


第2試合、前橋育英vs大津。
昨年準優勝の前育とプレミア復帰を果たした大津。これまた注目カード。
第1試合から観客は殆ど減っていない。さすがにみんな分かって観に来ているんですね(笑)





前半から激しいつばぜり合いでファールもガンガン。
強豪同士の一戦でも、第1試合とはぜんぜん違う試合展開。
スタイルが変われば試合も変わる、当然ではあるけどこれもまた醍醐味です。





10番・横澤選手を筆頭にスキルフルな攻めを見せる前育、ショートカウンターから先制。
キーパーと接触しながらも、9番・佐藤選手が決めきってみせた。
・・・てなことをツイートしていたら、大津がPK獲得。
目を切っていた上ゴールが遠くてわからなかったが、9番・一美選手が落ち着いて決めてすかさず同点。
その後は前育が中盤でもボールを持って押し気味に進めるも、スコアは動かず。
大津の2番・大塚選手は小柄だが自分の目の前でも走り回って、相手に決定的な仕事を許さない。





後半も入りから激しい攻防が繰り広げられる中、
またもショートカウンターから前橋育英が勝ち越し。
ただ向こう側のゴールは遠くてよく見えないのが難点(^^;
ボールを奪ってからの動き出しが速い前育が、持ち味を発揮して再びリード。

しかし大津、再び同点に。
10番・吉武選手が放ったミドルはキーパー正面だった、が取りそびれて後ろに逸らしてしまった。
まさかの同点ゴールとなりましたが、その後は大津が勢いに乗って攻める。
ガンバ入りが決まっている一美選手が幾度と無く攻め上がる・・・んですが自らは打たず、パス。
彼にマークが集まって周囲の選手がフリーに、となっていればよかったのだけど、
前育守備陣は周りの選手もしっかりケア。もっと自分で打ってもいいのに。。。

大津が攻め、前育が守るという局面が続き、終盤。
ここで大津がGK交代。これはPK戦を見据えてのことか。
と、なんと続いて前育もGKを交代。これは完全にPK戦モード。
ただ隣席で友人がポツリとつぶやいたのが

「こういう時に限って点が入っちゃうんだよね」

代わって入ったGKはボールに触れる機会が殆ど全く無いまま、
同点・終了間際という最も切迫した場面でゴールを守らなくてはならない。
ああ、確かにそういうリスクもあるな・・・とツイートしようとしたら、前育3点目。
相手守備を振って中央にパス、フリー状態から押し込んだのは替わって入った17番・馬場選手。
大津の中村GK、一度もボールタッチがないまま失点を喫してしまった。



そのまま3-2、前橋育英が勝利。
3点目の直後、代わって入った前育GKもゴールキックを相手FWにダイレクトパス。
すさまじい緊張感だったことが伺えたし、あそこが同点の場面だったらまた違っていたかも・・・
PK戦に備えてのGK交代の「リスク」を大いに感じた終盤の攻防でした。
共に高いスキルを発揮したハイレベルな一戦を勝ち上がった前育、これで波に乗れるか。
大津は選手権で中々結果を出せないけれど、来季はプレミアWestから捲土重来を図ってほしいです。


明日はいつもの観戦モードで臨むので、早く寝ます。
なのでこのエントリーもいつも以上に薄い内容に終始していますが、
そのあたりは何卒ご容赦を(^^;



第94回高校サッカー選手権、1回戦観戦(フクアリ会場)

2016-01-01 23:20:00 | 高校サッカー(インターハイ・選手権他)
もう元日の夜。
明日は2回戦が行われる高校サッカー選手権、
こうなると大晦日の観戦記など古びたものになってしまう。
ちょっくら色々あって更新がままなっていませんが、
鮮度が高いうちに書かないと需要も覚めるし、何より本人が忘れてしまう(^^;
素早くささっとエントリーを書くことも、今年の目標の一つとせねばイカンですね。

という事であまり書きすぎず、簡潔に。





選手権、てかサッカー観戦でのフクアリは1年ぶり。
つい先日トップリーグ観戦で来たばかりですが、その時よりも観客多い。
満席には程遠いものの駐車場には新潟ナンバーの車も多数あったし、
沖縄弁も聞こえてくる。遠路はるばる応援に来ている人も沢山。

トップリーグといえば、
秩父宮で行われた五郎丸所属のヤマハ発動機ジュビロの試合は満員になって、
自分もJ SPORTSで観たが確かに凄い人の入り。
トップリーグの他の試合にも波及してくれないものかと思ったものです。。ってそれはまたおいおいと(笑

第一試合は新潟明訓vs那覇西。
新潟明訓は16年ぶりの選手権出場とのことで、個人的にまずそこに驚いた。
というのも今季の新潟明訓はプリンスリーグ北信越で2位に入り、プレミア参入戦へ進出。
そこでも初戦を勝ち、決定戦で横浜F・マリノスユースに敗れたものの存在感を示した。
何よりそのプリンス北信越は、1位がプレミア昇格を果たしたアルビレックス新潟U-18、
3位が富山第一、4位が星稜というのだから、新潟明訓の強さが分かろうもの。

そんな強豪といえど、
選手権は16年ぶりともなると初出場も同然。緊張感はいかほどか。
一昨年京都橘相手に善戦した那覇西が、2年後にどんなサッカーを見せるか。













両校の応援がえらく距離が近くて終始張り合う中(苦笑)、
前半から互角な攻防。
那覇西は9番・久場選手のスルーパスが威力を発揮、
10番・津嘉山選手と息のあったプレーで相手ゴール前を賑わせる。
一方チャンス自体は新潟明訓の方が多めで、
こちらも10番・高橋選手が中盤でボールキープし攻撃の組み立て。
また5番・崎山選手は屈強にボールをキープしチャンスを作り、
コーナーキックなどセットプレーの機会を多く得るが、決定機を迎えるには至らない。





後半になると新潟明訓の攻めのギアが上がった格好で、
シュートに持ち込む機会が目に見えて増える。
ボールも繋がるようになるが、最後のシュートが枠を捉えられない。
対する那覇西は主審に当たったボールを拾ってカウンター、
相手守備を振りきってシュートまで持ち込めたが外れる。
前半から相手守備の裏をつくパスをどの選手も上手く決めてみせるが、
こちらも1点を取るには至らないまま終盤。





新潟明訓待望の先制点は、セットプレーから。
選手が倒されてPKかと思ったが、ギリギリPAの外だったようで、FK。
鋭く変化したキックはポストに当たり、跳ね返りを詰めていた7番・関口選手が押し込んだ。




先制された那覇西、攻撃を強めたいが選手の脚が止まり気味、
なおも攻勢の新潟明訓、2点目は5番・田辺選手が冷静に決めた。



2-0、新潟明訓が勝利。
互角だった前半を経て、後半は時間が経つごとにプレーが良くなり、
2点差をつけた後は躍動状態。ゲームプランとして後半勝負だったのかは分かりませんが、
右肩上がりのまま初戦を突破。次戦は更に良くなっていきそうです。
那覇西は前半のうちに先制しておきたかったが、最後スタミナが切れてしまった印象。
或いは気候的なハンデもあったのかも・・?










第2試合、東福岡vs遠野。
インターハイ2連覇、プレミアWest2位にしてガンバ大阪ユースに2連勝したとなれば、
東福岡はまさに「優勝候補・大本命」と言われるべき存在。順当に初戦を突破するか。
とても小柄な選手が多い遠野が、どこまで踏ん張れるか。





300人近いと言われる部員応援の大音響が響き渡る中、
(↑声量は勿論、抑揚も効いていて迫力満点。ただ目視では200人前後に見えたが・・?)
試合は終始東福岡が圧倒。特に両サイドからの攻めが強烈だった。
サイドから逆サイドへの大きなサイドチェンジもことごとく決まる。
ロングパスの精度も高いし、受ける側のトラップもまた見事。
サイド攻撃が東福岡の持ち味と言われますが、いや確かにすごい。

加えて前線のプレスが相手に強烈にプレッシャーをかけるし、
空中戦も支配し一方的に攻め立てる。遠野は必死に守る。
受けに回る時は5バックで失点を何とか抑えようとするが、それを上回る東福岡。
先制点は10番・中村選手の素晴らしい弾道のコーナーキックへ、
13番・小田選手が軽やかに飛び、強烈なヘッドで押し込んでみせた。





後半に入り、再びセットプレーから2点目。
相手DFが必死にクリアしたボールがゴールに向かってしまった。
菊地GKも凄い反射神経で反応したが、ギリギリラインを超えてオウンゴールに。
3点目は11番・三宅選手がノートラップボレーを鮮やかに。



3-0、東福岡勝利。
ただ展開的にはもっともっと点差が開いてもおかしくない試合。
遠野・菊地GKが好セーブを連発して、何点も防いでみせた。
小柄な選手ばかりでしたが、最後まで諦めずに横綱に向かっていった姿に、
高校生の部活の美しさを見た気がします。



東福岡・森重監督。
インタビューは音声が遠くて聞き取れませんでしたが、
この表情だけ観ると、なんだか勝ったチームとは思えない(^^;
次の相手は新潟明訓。どちらも1戦経験して次はよりパフォーマンスが高まると思う。
かなり観たい試合です。フクアリの第2試合でやって欲しかったなあ(苦笑)




2016、謹賀新年!

2016-01-01 16:07:00 | 日記
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


2005年(平成17年)に開設して以降、
数えて11度目になるブログでの新年挨拶・・・でいいんだよね多分(笑)
恐らく1月1日は毎年こういうカタチで更新していたと思うのですが、
最早確認作業もめんどい(^^;

昨年は後半から更新頻度がガクッと落ちましたが、
それまでの更新ラッシュが異常だっただけで、恐らくこれが本来。
週末はスポーツ観戦に明け暮れるようになって、ブログとしてもそっちを向き気味ですが、
基本は日記系ブログであり、自分が行きているひとつの証。
年老いた時にじっくり読み返す日を楽しみに、書き連ねていきたいなと考えています。


初詣は最寄りの波切不動尊。
午前中に行ったのですが好天のせいか、例年よりかなり人が多かった。
(勿論成田山をはじめとする有名ドコロに比べればゆったりしたものですが)
そんな中引いたおみくじが



大吉。
いやーこれは幸先いいわ(笑

天皇杯がもうすぐ終わろうとしていて、
明日明後日はフクアリ。今年の年始もサッカー観戦三昧ですね。
3が日が終わったら即仕事、ゆっくりしましょう。