大地震から10日が経った。
ちょっとずつ状況に改善が見えつつも、
被害が甚大すぎる上に原発危機が影を落とし、未だ厳しい状況が続く。
ここ熊本では一連の地震は一度も発生していない。
10日前も農作業していて、早いうちにひと段落して家に入って覗いた
Facebookの海外ニュースサイトからの配信で、初めて地震のことを知った。
その後は自分たちの周りの日常とテレビやネットで見る状況とのあまりの落差に、
今まで感じたことがないようなストレスを感じている。
何も出来ない無力感のみならず、平穏な生活に対する「負い目」めいたものも心の片隅にある。
それこそ過剰反応なのかも知れないが、恐らく西日本の多くの人たちも心を痛めている事と思う。
でも東日本が大変な状況ならば、西日本が踏ん張って日本を下支えしなくてはならない。
そういう気概を持って、弱いこと言わず頑張らねば。
そういえばどこかの記事で
「ストレスを感じる場合、テレビやネットの情報から敢えて距離をおくのもいい」とありましたが、
僕はすでに実施してます。あくまで時々ですけどね(^^;
一方で今回はそのネット、
特にTwitterやFacebook、mixiなどのSNSを起点に情報収集を行い、
その中で様々な優れたブログ記事に触れてきた。
6年もブロガーやってる割に他の人のブログを見ることをあまりしていなかったのですが、
「こういう文章を書けたらいいなあ」と思わされる機会が沢山あった。
自分には無理ですが・・と言わず、少しでも近づけるよう精進したいものです。
まあ気張ってもろくなものにならないというのは、
6年の経験で充分過ぎるほどわかってるんですが(笑)
上記SNSのうち、mixiとツイッターが日本国内で完全に市民権を得ているのに対し、
Facebookは日本で普及していない。その代わりに海外では普及していて、
海外からのニュース記事はバンバン配信されているのですが、
今回「TIME」誌から興味深いタイトルの記事が流れてきた。
「Why Some People Will Pay $20,000 For a Date?」
なぜデートに2万ドルも払う人がいるのか?
ちょっと面白いなと思ってざっと読んだが、概要おぼろげ。
なら本腰入れて訳してみようと思い立ってやってみたのですが・・・
もうへろへろ。
ネイティブ・アメリカン向けの記事は相当にハードルが高い。
訳とかするなら自らの身の丈に合ったものにしたほうがよさげだなと。
以下、当初は全訳を載せようと思ってましたがそれだけの出来に至らず部分カットで(笑)
人々にデートのセッティングをする事に利点など無いが、それにより報酬を得られる事を知った。わたしはSelective SearchのCEOであるBarbie Adlerに、デートの為に年間最低でも2万ドルを支払う男性達と、そうした男性とデートしたいと思っている女性達とのデートのセッティングをわたしに行わせてくれるよう頼んだ。
シカゴにあるBarbieのオフィスで早速仕事にとりかかろうとしたが、Barbieと副社長のNicole Wallは15ページもの書式を私に渡した。各顧客に対して慈善活動、健康状態、エクササイズの習慣や過去の交友などを質問し、回答を記入するためのものだった。別の書式は各顧客がデートの後に記載するもので、ブランクを埋める箇所もあった。彼女の顔を1から10のランクで評価したり、肌はどうだったか?胸のサイズはどれくらいか?お尻のサイズはどれくらいか?という内容を記載するのだ。このシステムが、1,221件もの結婚と417人もの赤ん坊につながっている。Barbieの顧客の88%が、最初の9ヶ月で最終的な結婚相手と出会っているのだ。
10時間のうちに8人の女性と2人の男性にインタビューを行ったが、ショックだったのは彼女らの誰もが「gold digger(金品目当てで男性をたらしこむ女性)」には見えなかった事だ。彼女らは良い仕事に就いていて、よい大学に行って、別の優先順位を持っていた。つまり身長180cm以下の男性とは決してデートをしないのだ。相手は少なくとも身長という一つの基準を満たしていれば、禿げていても太っていても無職であってもいいのである。
インタビューの受け手は、インタビューの前後で誰にも見られないようにしなくてはならなかった。Barbieが言うには顧客のプライバシーを確保するためだが、わたしが彼女たちのお尻のサイズを見積る事を防ぐためのものだと感じた。お尻のサイズを測るのに使われる尺度をわたしは知らないが。
「gold-diggerではない」女性たち以上にショックだったのは男性たちだ。基本的には彼らは年長者で、多くは離婚しており、結婚したり子どもを持つことに真剣であり、またデートする事を嫌っていた。皮肉なことに全て「gold digger」のせいであった。離婚歴のある開発業者のある男性が言うには「最初の感想は「デートに2万ドル支払うことなど無いだろう」だったのが、すぐに「何に2万ドルを使おうか」を考えるようになった」。
彼が言うには結婚後、彼と彼の妻は子どもをもうけた後でセックスレスになっただけではなく、子ども抜きで休暇を過ごす事を妻が10年以上も拒否していた。彼はまた、ブラジル人のお尻が好みとも言っていた。
翌朝わたしはオフィスに戻った。開発者の彼によい女性をセッティング出来ると思っていたが、BarbieとNicoleはわたしの提案とは別の女性を推した。その女性も開発者も子持ちであるという理由だった。そして彼女はLサイズのお尻を持つ南米人だった。彼女らはわたしが提案した女性が魅力的だったことを非難したが、実際はわたしのプロフェッショナリズムに深く気分を害したのだ。
わたしはプロである彼女らの意見に同意したが、二人の男女に真実ではない愛を、一人には2万ドルとは無関係なものを提供してしまった事を思うとその晩は寝られなかった。その女性は彼の希望からは多くの点で欠落していたが ―Lサイズのお尻のように― しかし彼らは似た気質を持っていた。Barbieはわたしのやる気にとても感銘を受けたそうだ。これまで彼らは6度のデートを行っている。もしわたしが彼らの結婚式のためにスピーチを書かねばならないとしたら・・?もうウンザリだ。