みやちゃんの趣味の日記

旅行の写真、花の写真、その他の出来事などの日記

2月の活け花とカレンダー

2018-03-01 20:11:02 | みやちゃんの花だより
冬季オリンピックに夢中になっている間に、3月になってしまいました。
遅くなりましたが、2月の活け花の投稿いたしました。

   ユキヤナギ
   スイトピー
   アルストロメリア



活けた時は、まだユキヤナギは蕾が多かったのですが、花が開いて来たら白さが際立ってきました。




2月のカレンダーは、バレンタインバージョンで作りました。


ママ友達との社会科見学~最終回

2018-03-01 09:54:11 | 日記
前回は、市ヶ谷記念館の大講堂の展示品をご紹介いたしました。
最終回は、この建物の建築技術の素晴らしさをお伝えしたいと思います。



この建物は、出来るだけ元の状態で残そうと苦心して移築されました。

大講堂の向かって右わきから壇上に上がるための階段があります。
階段が間仕切りで二つに分かれていました。
右側が天皇陛下の上られる階段で、左が一般の階段です。
わたしたちは一般の階段を上って,玉座の一段下の壇上に立つことが出来ました。





箱根の接ぎ木細工で施された素晴らしい玉座の床は目を見張るものがあります。

大講堂の床は、30せんちの角のなら材が敷き詰められています。
復元するにあたり、一枚一枚番号を裏に書き込み、縦横も変えることなく、破損した部分の補充をしたもの以外は当時のまま再現されているそうです。

玉座を背にして写した大講堂の写真です。天井の形や照明器具は当時の形をそのまま残しています。




天皇陛下が玉座に座られてご覧になる景色です。

1階の奥にある扉が見えますでしょうか?
2階席の人たちが高いところから陛下を見下ろすようなことがないように配慮されていました。
何か気づきませんか?
扉の上の壁が無いのです。そうすることで2階が低く見えるのです。
私たちが大講堂にその扉から入ってきたとき、真ん中あたりまで緩やかな傾斜の床になっていたのもそのためのようです。
陛下が2階の人たちも身近に感じられるように遠近法が利用されているのだそうです。



今度は、2階席の人から見える景色です。
遠近法が利用されていて、天皇陛下が遠くに見えるように設計されています。
それが、高いところから見下ろしていないという気持ちにさせるのだそうです。

2階客席の背中にあるお部屋に案内していただきました。
そのお部屋は天皇陛下の控え室でした。
この建物すべてのドアは内開きですが、この部屋だけは人を招き入れることはないので、唯一外開きになっています。
陛下が誰かとお会いになるときは、隣のお部屋(客間)に御出になるからです。
陛下の控え室を挟んで客間の反対側のお部屋が、三島由紀夫事件のお部屋です。





慌てて撮ったのでぶれていてすみません。
止めに入った人に対して、3回刀を振りかざした時の傷跡がドアに残っていました。
この事件を覚えておられる方も多いことでしょう。



2階席に出られる陛下のお部屋のドアです。外開きになっていますね。
そして、そのドアの厚みに気付かれましたでしょうか?
当時は、冷暖房器具がありませんでした。
この扉の壁の中は空洞になっていて、陛下が少しでも過ごしやすいようにと、その壁に温風や冷風を送るために考えられたもの、空気こうだったのですね。
このお部屋の壁はすべてそのように作られていました。



建物を出ると、希望者は展示してあるヘリの操縦席に乗ることが出来ました。
ビックリするほどたくさんのスイッチが前面にありました。

その後、食堂と売店のある建物に案内されました。20分程休憩時間となりました。





お土産を買いました。防衛相でしか買えないお土産は好評なのでしょう。残念ながら、品切れでした。

休憩の後、メモリアルゾーンに案内していただきました。
自衛隊殉職者慰霊碑の前に一列に並んで、ご冥福を祈りながらお話を聞きました。
出口まで案内されて、防衛省見学ツアーは終わりました。

最後までお付き合いいただき有難うございました。m(__)m