今日のお休みは、研究助成の授与式に出席するため。
ちょうど連休を1日前倒しになるのがうれしい。
疲れ果てて、会場にたどり着けるか、ほとほと自信がない出発。
それでも、歩き出したら、なんとかなる。
不似合いな、豪華なホテルでの授与式。
「若手研究者」の、若手にも、研究者にも、属さない感じを胸に抱きながら。
選んだのは、選んだ方々だもの。
と、開きなおって気づく。
招く力に、胸を借りて先に向かう進むんだ。
やりたいことのいくつかを意思表示した中で、ここにおいで、と、招かれて今がある。
力抜いて、やりたいキモチにしたがって向かえばいい、と、いうことか。
式の中で、財団の会長の大島美恵子さんがお話された。
「わかりやすい言葉で」「研究という井の中の蛙ではなく、社会に語りかけてほしい」
ステキなメッセージ。
特に、今回の助成枠7つのうちの1つ「実践研究」の枠の、いわゆる研究者と称されない私たちへの力つよいエールのよう。
そうだ、その歩みがある。
象牙の塔でも、白い巨塔でもなく、野に在る研究者。
ちょっとカッコいい。
実際は、しっちゃかめっちゃか、バタバタの中で、苦しみながら、挑んでいくと知っていても。