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ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

アンケートから ~市民による社会は青い鳥!~

2010年02月27日 18時38分26秒 | NPO
先週の土曜日にお話しした講座に出席された方々が
書いたアンケートをいただきました。

ドキドキこわくて、読む勇気がわいてくるまでしばし眺めていました。
で、今日、やっと勇気をだして、えいやっとばかりに
読みました。

ひとりひとり、ほんとうに、とっても子どものことを考えていて、
つたない私のお話以上のことを受け取ってくれて、
今からなにができるかな、今日からなにができるかな、
もっとしりたい、もっと何ができるか考えたい、
そんな想いにあふれていて、
読みながら、うるる・・・。

私が伝えたことばよりも
もっともっとたくさんのことをうけとってくださる
ステキなステキなステキなみなさんが
待ってる小学校、間もなく仲間になれるんだ!


NPOというフィールドで、
ひとびとの力を信じながら、
ほんとうに想像をこえた想いをかたちにする方たちに
触れてきながら、この10年ちょっとを過ごしてきたけれど、
子どものことを考えていて、ちょっとでも今できることを。
と思っていて、きっかけをてさぐりしているパートナーは、
こんなに身近にたくさんいるんだぁ、と感動しました。



市民による社会は、だいじょうぶ、かならず実現しますよ~、
田中さ~ん、工藤さ~ん、武田せんせ~、山内せんせ~、みなさ~ん!
こんど、研究会のみなさんにあったらお話したい。
ポテンシャルの高さをあらためて、ちからづよく!

NPOへ寄付、税額控除式に

2010年02月27日 14時40分33秒 | NPO
NPOへ寄付、税額控除式に=首相が検討指示(時事通信) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-100226X957.html

2月24日に行われたNPO法人シーズの報告会で出されていたお話の続き。
のような、お話。

NPOへの寄付が、税額控除式になる、という説明を聞いてわかる人がどのくらいいるのだろう。
たぶん、シーズの説明を受けなかったら、私にもなんのことやらわからなかったはず。

要するところ、今までは所得額から寄付額の一部は少し減らしていいですよ、という形。高所得者になるほど有利(所得控除式)
今検討されているのは、税金を払う代わりに寄付金を払っていいですよ、という形。どんな所得者にも同程度にメリットありという意味で低所得者に有利(税額控除式)

というのがシーズでの説明でした。
ついでに、どちらかというより選択制を良しとするという
松原明さんの補足もありました。


なるほど。税金として支払うはずのお金?を、
ここにもっとがんばってほしいという活動をしている「認定NPO法人」に
選んで払って良い、という形。

確かに選ぶという選択肢が、私たちに与えられるのは
自動的に税金として徴収されて、よくわかるところにもわからないところにも配分されて、
ときにへんてこな役人のポケットに収まるより、ずっとずっといい。

「認定NPO法人」は、普通のNPO法人より高いハードルを
クリアしているNPO法人で、全国にいま116団体しかない。

この税額控除式になったら、116団体か、税金として納めるか、選べるわけです。
ちなみにチャイルドライン支援センターは「認定NPO法人」です。
http://www.childline.or.jp


そうやって、選ぶ目でみられるということは、
選ばれるこちら側がどれだけ誠実にそのお金を使っているのか、
しっかり示していくということと裏表。

しっかりがんばろう、というプレッシャーにもなり、エールにもなる。
そんな制度の変化があったら、本当にうれしいな。
NPOにたずさわり、パイオニアと言われつつ切り開いてきた団体として、この10年分うれしい。

ひとりの市民として自分の税金としてとられるお金の使い道を自らの意思で
チョイスできるのも、うれしい。

シーズの月例報告会の終わりに、
Sくんが言った、「制度って、変えられるんですよね~」と
力をこめているわりに、おなかから空気が抜けるような
その言葉がくり返し、耳にこだまする。




TV番組情報 湯浅誠さんおっかけ番組2本

2010年02月21日 15時42分15秒 | NPO
NPOや貧困のことをやっている方々はとっても興味がある人ではないでしょうか?
湯浅誠さん。

日テレは、今晩放映だそうです。
NHKは、28日ですって。


◆日本テレビ系 全国放送
NNNドキュメント’10
「カツドウカ、政府に入る ~反貧困・湯浅誠の1年」
2月21日(日)24:50~25:20 

◆NHK総合
2月28日(日)21:00~21:50
NHKスペシャル「権力の懐に入った男~湯浅誠の100日間~」

指定管理者のプライド

2010年02月14日 10時37分24秒 | NPO
昨日、ぼんやりしながら、調べ物をしていたら、
最近、飲み友だちに昇格?させていただいた
Mさんのブログ発見。

「題してなんちゃってリジチョーブログ」
http://escenaota.blog81.fc2.com/

指定管理を受託する団体の理事長をしながら、
行列のできる講座づくり、チラシづくりの講座の講師を主に行っている。

ものすごぉく、お酒に強い。

お酒を飲みながら、宴もたけなわというころに、
身を乗り出して、話し始めたMさん。

事業仕分けで、一目するだけで事業を切られることに、
必ずしも賛成ではないけれど、

「だけど!」

と更に身を乗り出す。

講座の企画なんて、来てもらってなんぼでしょ。
来てもらえなかったら、どんないい話したって、しょうがないじゃない。
聴いてもらえなかったら、どんな中身のある話したって、しょうがないじゃない。

「だから、数、は重要なのよっ!」と。


数をとれないから切られた、中身はこんなにいいのに、って、
そんなの当たり前。
中身が良ければ、数多く聴いてもらえるように努力しなくちゃ意味ないじゃない。
その努力不足を、棚上げして切々と訴えるのは、どうかと思う。
と。


そのあと、周りの別の人たちから聴いた。
Mさんは、日々コンビニに立ち寄る習慣があるそうだ。

どんなキャッチコピーが今、ぱっと人の目につくのか。
いま流行っている、人の心をつかむのは、どんなものか、どんなことか。

中身はすでに質の高いものを日々更新しながら備えている自信がある。

そこに新たな人たちをどこまで呼び込めるのか、誘いこめるのか、
それをひたすら地道に研究して、講座づくり、チラシづくりに挑み、
わかりやすく、解説していこうとする。

華やかなキャラクターが、人を呼んでいるのではなく、
そんな地道な努力が、人を呼び続けているのだな、とつくづくと思う。
Mさんが大好きになった。

もう2週間ほど前の話。
でも、じわじわと、じわじわと、そのことの重さが胸の中に落ちていく。

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ロケット開発も、ロボット開発も、通信機器開発も、
芸術も、文化も、読書も、文学も、そのことが、人間にとって、
いま生きている私たちにとって、どんな意味があるのか、
正面切って、説明してこなかったら、
誰にも伝わらない。
支持されることだけが良いことだとは思わない。

だけど、
どれだけその重要性を説明していきたか、
納得のできる説明をしているか、
まずはそこに戻って自らに問わなくては、と思う。


私が文学研究をおりたのは、研究の世界にいては言葉も持つ重み、
命さえも言葉が支えてくれる力強さを、正面に据えて語ることができない、
と思ったからなのだろう。

だから、私の仕事も、研究も、調査も、講演も、何もかもが、そこを追求して、
ちょっぴりでもどっぷりでも共感して、
一緒に仲間になってくれるたくさんの人を増やしていく仕事だと思う。


市民社会は、そうやって作っていくものだと思う。

お疲れ休みのむむちゃん~シャンティ国際ボランティア会「絵本を届けるプロジェクト」

2010年02月12日 11時33分48秒 | NPO
お疲れ休みのむむちゃんと、やっとの中休み?の私。

今日は、午後は保育園でおっきい子の保育担当に入る予定は、みんな雪遊びでお疲れなので、お昼寝タイムにしてもらって免除に。

お休みむむちゃんと二人で、おっきい子チームと一緒にやる予定だったシャンティの絵本を届ける会の、シールを切ったり貼ったりする作業の予行練習を一緒にやる。


怠け者で体力のない私が、子どもたちの好きな切ったり貼ったりをさせて、動かずに時間をやり過ごすため。


シールを貼るのは問題なさそう。


えらいね、私たち、お休みを返上してボランティアだよ、とむむちゃんに押し付けがましく。

我ながら、やな、親だなぁ(笑)