おもしろケアマネ全員集合! (監修:アヒルとガチョウの2人)

主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の男2人が『笑い』と『気づき』の情報を共同発信いたします。

生き方の技術とスタンスの違い。果たして何が正しいのか? 【ガチョウ】

2009年02月26日 | 自己研鑽
 

予め、暴論や極論になってしまう可能性があることを申し上げておきます。
私たちの仕事で悩んでしまっている人が多い。そして、私はその相談を受けることが多い。
その相談の内容は、相手のスタンスの違い(立場)によって対応が異なります。
高齢者の日常生活や介護に密接に関係していると、高齢者の日常生活だから専門的に考える人もいる。
逆に日常生活だから非専門的な分野として考える人もいる。どちらも正解であろう。
持ち込まれる相談内容において、どのスタンスで意見を求められているかを考えなくてはならない。
それが答える側の難しさである。

分かりやすく言うと、高価な物を買おうとしている人に対し、背中を押して欲しい人か、止めて欲しいかを見極めることが大切であろう。逆にまだ悩んだほうがいい人がいれば、その方向を示してあげることも良い。
難しい究極の事例では裁判だったりする。一つの真実に対し、検察側と弁護側の対立は180度違うものもある。
裁判官は、その中心に立って物事を判断する。このスタンスの違いで考えることが違う。
無罪か有罪かを決める過程で、3者の肯定するもの・否定するものが一致しない。専門家でもこうなる。
でも、基礎・基本・原理・原則は同じ考えがあるから、それは信頼されることになっている。(なっていた)
その信頼の源泉は、司法試験という同じ関門を通過して、司法修習するからであろう。
でも、その後はスタンスの違いによって、お互いが対峙する。これがスタンスの違い。

私たちの仕事もスタンスの違いで大きく変わることがある。
時々、スタンスの違い以上に、最初から違うぞという人もあるが、自分の立ち位置を考えることが大切。
そして、決まったことは正しいという前提も必要である。
時々間違ってしまうから慎重さが求められるのであるが、決定事項に対してはそれを尊重することが大事。
当然、それを振り返りながら修正することも一番大事。
モノ申す人、黙っている人が会議や各種合議体でもいるが、間違ったことが正しいことになってしまうことがある。
先日、ツユダクのカルボナーラを食べている時に、戦いに勝った人が正しいという意見もあった。
それも時には正しいと納得してしまった。
なぜなら、勝間和代の本で「起きていることはすべて正しい」を読んだ直後だったからかもしれない。
よく成功者の著書には、私たちが立ち止まっていることの無意味さや中身の無い批判を必要以上に回避していたりする。その回避する方法も書いてあったけど、意外と私たちの業界でも使えるツールがあった。
また「勝間和代 成功を呼ぶ7つの法則」に書かれていた「わがまま」の効用や効果について理解も出来る。
勝間和代の本を読むと、いろいろ自分に足りないことに気がつくけれど、良く私たちも仕事上「わがまま」と捉えてしまうことがある。つまり自己主張という「アサーティブ」のこと。私たち日本人は無闇に腰が低い。良い人間関係を求めたいという欲求である。争いを避ける民族であるが、結構争いが大好きだった過去もある。
でも、会議や討論の時に無闇に腰が低い人やイエスマンがいるけど、これは有効な手段にならない。
その人の「ライフスキル」という「生き方の技術」かも知れないけれど、流されていてはスタンスも定まらない。
このような人には、助言をしても一生懸命聞いて受け入れてくれたと思っても違う行為をしてしまう。
試験に合格しても、基礎・基本・原理・原則が身についていないからだろう。
余談として、WHO(世界保健機関)では、以下の10項目を日常問題に対応するスキルとしてあげられている。
意志決定、問題解決、創造的思考、批判的思考、効果的コミュニケーション、対人関係、自己意識、共感性、情動への対処、ストレスへの対処。どうでしょうか? 私たちの仕事上で考えさせられるものばかりです。
つまり、この仕事も一人では出来ません。時には人に相談したり、時には意見を主張したり、耳を傾けたり、自分自身のストレスをリセットしたりすることが大切です。殻を破って大きく少しづつステップアップを目指そう。
最後に都内にいる占い師を考えてみると、意外と占い師はこの能力がたいへん高いようである。
大泉の母や西新宿の母もすごいけど、ケアプランの父と呼ばれた人もいた。
どうぞ、地元の地域名を冠につけて頑張ろう!!!
茗荷谷の母とか飯田橋の母にまだ空きがあります。ワタクシ、不忍池のガチョウであります。


起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
勝間 和代
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