元東京福祉大学総長、中島恒雄被告（６１）の判決公判 【ガチョウ】

私は、元東京福祉大学総長の中島恒雄でございます。年齢はいい歳をした６１歳であります。
本日、東京地裁で開かれた裁判で、福崎伸一郎裁判長から「総長という圧倒的に優位な立場を誇示した上での犯行で、被害者の尊厳を軽視した」として懲役２年１０月（求刑懲役５年）の実刑を言い渡されました。
また裁判長から「被害者は被告との地位の差から泣き寝入りを余儀なくされ、被害直後に退職した者や立ち直れずにいる者もいる」などと、被害者の精神的苦痛が大きいことを指摘されました。加えて、犯行後の私の行動を「直ちに謝罪するどころか、被害者の上司を使って口封じをするなど組織を利用して犯行の隠蔽（いんぺい）を図った」と非難されました。判決によりますと、私は平成１７年５月～１９年５月、東京都豊島区の同大の総長室で女性職員の胸を触るなど、５人の女性に計６件のわいせつ行為をしたことになっています。
　裁判長は、黒い法服を着ておりました。私は赤抜けた衣装を着てしまいました。そんなに笑わないでください。