おもしろケアマネ全員集合! (監修:アヒルとガチョウの2人)

主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の男2人が『笑い』と『気づき』の情報を共同発信いたします。

逝く人      (アヒル)

2010年04月26日 | ケアマネジャー
 花の写真が続きますが、アヒルの花はチっと寂しい。

何十年も同じ仕事をしていると、たくさんの人と知り合う。それが楽しみでもあり、喜びでもあります。

また、仕事柄たくさんの人を見送りました。

ちょっと感覚が麻痺してしまうこともあるから、自己チェックしておかないとと、常に注意している。

土曜日に以前系列のヘルパーステーションでヘルパーをしていた50代の男性が病死したことを知った。

その方、兄弟で町工場を経営されていたが、折りからの不況で工場を続けることができなくなり福祉業界に入られた。

まだ、学校に行っているお子さんもいたので転職組としては親近感が湧いた。いろいろな相談にも応じ、世間話もする仲になる。

その内、業界のことが分かってくると、将来展望も考えて条件のよい所に移って行かれた。

会う機会も減り、話すこともなく、ときどき道で会う程度になった。

その状態はしばらく続いたが、まったく姿を見なくなる。

風の噂で病気をされたと知る。アヒルも病気持ちだから病状が気になったが、病気の姿を見られることも抵抗があると思い、積極的にはアクションを起こさなかった。

亡くなられたと知ると後悔も残るが、人生を全うされたことと願いつつご冥福を祈る。

改めて一日一日を大切に、一生懸命生きなければとの思いが強くなる。

合掌




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2 コメント

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Unknown (熊吉)
2010-04-26 17:56:51
 続いて白い花になったけど、お悔やみの花ですか? 故人のご冥福をお祈りします。
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一期一絵 (アヒル)
2010-05-01 20:19:40
若い頃は死がものすごく特別なことと思えたが、年月を重ねてくると特別でなくなる。

それだけに死が身近になる。

死が生の対極ではなく人生の一部であることが分かる気がしてくる。

不思議なものですね。
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