おもしろケアマネ全員集合! (監修:アヒルとガチョウの2人)

主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の男2人が『笑い』と『気づき』の情報を共同発信いたします。

男と女 女と男           アヒル

2009年01月12日 | 雑感
NHKスペシャル「男と女」を見る。

男(オス)と女(メス)の関係が分かったような気になる。画像で見せられると頭に残る。簡単に要約すれば、進化過程の役割違いが脳の働きを作ったから、夫婦関係が壊れるものだと言うことだ。お互いを理解しないと良い夫婦関係は築けないヨ!となる。

アメリカは離婚大国だから国家プロジェクトで夫婦関係を研究しているらしい。そのなかでゴットマン博士が登場している。アヒルはこの人本で読んでしっていた。顔は見たことはなかった。本に出てくる記載通りの風貌。

「小柄だが表情豊かで、話に乗ってくると円い目がますます大きくなる。ベトナム戦争のときは「良心的兵役拒否」の道を選んだ。ユダヤ教徒だが、60年代のヒッピー暮らしの名残りなのか、今でも縁なしの毛沢東キャップをかぶっていたりする。専門は心理学だがマサチューセッツエ科大学で数学を学んでおり、数学的な明晰さをこよなく愛しているようだ。取材に訪れたときは500ページに及ぶ渾身の力作『離婚の数学』(未邦訳)を上梓したばかりで、なんとか私に自分の主張をわからせようと紙ナプキンに複雑な数式やグラフを書きなぐつた(おかげでこちらは頭がくらくらした)。」

ホント猛禽類の顔つきで、ユダヤ教徒のキバをかぶっている。ゴットマンだからドイツ系アメリカ人かな?国営放送だけに日本語解説が付くから分かりやすい。

夫婦げんかビデオ15分見れば、離婚するかどうかが分かるという研究である。9割以上の確立だからすごいと言えばすごい。確かアメリカの離婚率は40%越えだから、4割は当たるわけだけど。

夫婦の関係が時代と共に変化し、昔の役割分担では社会が成り立たなくなっているからしかたがない。生きていくだけで精一杯の時代なら、役割が明確だから協力している意識がなくても何とかなるが、いまはそうはいかない。お互いを理解しなければ、とくに男は女の特性を理解した上で関係を作り上げないと。もちろん女も男を理解する必要もあるが。

仕事通じて羨ましい夫婦とそうでない夫婦にたくさん出会うが、何十年も夫婦を続けてきたことに純粋な凄さを感じる。独身の方も沢山おられるが、それはそれで生き方ですが、いまのところ夫婦が社会を構成する重要な単位であることは間違いなく、夫婦円満がある一定の効果をもたらすのだろう。

番組ではゴットマン先生のセラピー風景も流れ、グループワークをやるのだが、だんな(インテリ中産階級)が妻の話を聞いていると内容を分析しはじめて、ファシリテーターにとめられていた。よく分かる!アヒルも分析して悦にいることがある。分析すると見下している気持ちがなくても、見下していると取られてしまう。

「その四つの感情とは防衛、はぐらかし、批判、軽蔑である。中でも軽蔑の感情が最も重要だと彼は考える。夫婦のどちらか一方でも相手を軽蔑するそぶりを見せたら、それは2人がうまく行っていないことを示す強力なサインだ。」

「批判がいちばんよくないと思うかもしれない。批判は相手の人格を激しく非難する行為だ。軽蔑は批判とは性質が違う。たとえば私が妻を批判するとこうなる。『君は人の話をちっとも聞こうとしない。自分勝手で無神経だ』。すると妻は防衛的な反応を返してくるだろう。問題を解決する方法としては感心しないが、相手を見下したような話し方をするほうがよっぽど関係はこじれる。相手を見下す言葉はすべて軽蔑だ。軽蔑は『いやな女だ』とか『ろくでなし』といった、相手をけなす言葉に現れることが多い。相手を自分より下に置いて、上下関係を作ろうとするのだ」

これもよく分かる。

男は、素直な気持ちになって、妻の思いを聞く。聞くだけで問題が解決することは仕事でもよく体験する。最後に、夫婦にとって一番重要な質問が、「将来についてどう思っているか」だったところも泣かせる。

アメリカと日本が同じ尺度で語っていいのかは分かりませんが、対人援助職として理解しておきたい情報ではありますね。

今夜も、続きがあります。お暇な人は見てはいかがでしょうか??
(ついでに、読売新聞 人生案内も!!)

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
奥深い (かっぺ)
2009-01-12 17:39:57
 アヒルさんの書き込みを楽しみにしていました。
介護保険やケアマネの領域ではなくて、もう社会学者ですね。大きなカテゴリーで活躍できますよ。

 
 ガチョウさんは、また違った方向ですね。
2人3脚は、大きな力です。


 アヒルさんの書き込み楽しみです。
返信する
相互リンクのお願い (高田)
2009-01-12 20:52:38
「坐骨神経痛@情報館」というサイトを運営しております
高田と申します。

この度、同じ健康・医療について取り扱われる貴サイトを拝見し、
よろしければ相互リンクをお願いしたいと思いメールを差し上げました。

こちらからは健康関連リンク集に貴サイトを掲載させて頂いております。
http://www.sloterz.net/link03.html
(問題があればご指摘頂ければ変更させて頂きます。)

 

相互リンク頂けます際は以下をお使い頂ければ幸いです。

<<ホームページ名>>
坐骨神経痛@情報館

<<トップページURL>>
http://www.sloterz.net/

(説明文)
坐骨神経痛の原因や治療法などをご紹介するサイト

(タグ)
坐骨神経痛@情報館


お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。


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坐骨神経痛@情報館
URL:http://www.sloterz.net/
E-MAIL:mikapon135@yahoo.co.jp
名前:高田

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リンクの件。 (ガチョウ)
2009-01-12 22:19:36
 高田さま、リンクの件承知いたしました。ブログのブックマークに貼り付けしております。今後とも、よろしくお願い申し上げます。
返信する
ご愛顧感謝です。 (アヒル)
2009-01-13 11:06:07
かっぺさん

いつもご愛顧感謝です。

「楽しみ」と言われるとホント嬉しいです。

思いつくままカキコしているだけですが、読んでいただいていると思うと嬉しくなります。

他者から肯定されることは、勇気ややるきを起こさせます。否定的な思いや考えがあるときも、肯定的に伝わるようにしたいものです。

意欲があるときに肯定されると力が倍増します。と言うことはそうでないときは別のアプローチが必要ですね。

無理のない範囲でカキコしていきます。

今後ともよろしくお願いします。
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