内輪揉めや愚痴ばからりが多くなってしまい、申し訳ない気持ちです。
悪いことは重なるもんだし、やっちゃいけないタイミングで、良かれと思ってしていけないことをするのも人間らしい。
どうにもならないところまで行かないと気づけない。
大分県の大分合同新聞より
「介護福祉士やホームヘルパーといった介護職で慢性的な人材不足が続いている。老人福祉施設の増加で、求人数は増えているものの、応募者の数は大きく伸びていない。介護職の労働環境の厳しさも一因として指摘され、人員の確保が難しい状況。事業所によっては勤務形態を工夫するなど、職員の定着率向上に向けた取り組みが始まっている。
県福祉人材センターによると、2011年度の県内介護職の新規求人は3060件で過去10年間で最多だった。これに対して新規求職者は1687人で採用者数は392人にとどまった。「他業種からの転職もあるが、即戦力を求める事業所が多く、マッチングが難しい」と説明する。
厚生労働省所管の介護労働安定センターによるアンケート(11年11月、複数回答)では、県内の福祉施設で働く職員の悩み・不安・不満で最も多かった回答は「賃金が低い」(43.9%)。「有給休暇が取りにくい」(39.3%)、「人手が足りない」(35.1%)と続いた。人手不足が個々の負担を一層大きくしている現状が浮かび上がる。
大分県のある施設では、短時間労働や就労時間を調整して、子育て中の職員が働きやすい環境を整えて離職率を下げている。」と言う。介護現場の人手不足をどう解消していくかが施設の最大の課題になる。
介護は誰でもできる仕事ではない。組織が時間をかけて育成していく姿勢がないと、良い人材は確保できない。教育面だけでなく、待遇面も良くしていかなければならないことは言うまでもない。
ケアマネも待遇が良くない仕事の代表格になっている。都内のある市では居宅支援事業所が減少し、包括からの依頼を受け切れなくなっている。
まだまだ、国の統計上はケアマネ不足にはなっていないが、地域によっては要介護認定者に見合っただけのケアマネがいない地域が出始めている。
今後、慢性的なケアマネ不足も考えられる。介護と同じように生活が出来る、将来設計ができる、保障が無ければ制度自体が持たなくなる。
社会にとって介護職員やケアマネが必要だと考えるならば、抜本的な改革が必要である。交付金や加算と言う、その場しのぎ的なやり方だけではなく、働く者の視点に立った改革を是非考えてもらいたいものだ!!
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