おもしろケアマネ全員集合! (監修:アヒルとガチョウの2人)

主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の男2人が『笑い』と『気づき』の情報を共同発信いたします。

自己決定                             アヒル

2009年06月12日 | 介護保険
介護保険は自己決定によって進めていくことが基本。

介護給付を受けるか?予防給付を受けるか?全て自己決定。。

地域包括が誕生して3年過ぎて4年目に入る。(感想:時間の経つのは早いものです。)

国の構想では保険者が行政責任で運営すると言うのが前提となっている。しかし、直営は全国で35%、東京都は7.3%であります。

皆さんの地域の包括もほとんどが委託包括ですよね。

地域包括の集まりでもいろいろ聞いてみると、居宅支援事業所との関係は様々なよう。

一概には言えないが、どうも基本構造は包括が上で居宅支援事業所が下、つまり居宅が下請け扱いになっている。

居宅のケアマネも経営者も嫌な思いをしていることだろう。

アヒルの包括のエリアも初期相談があって要介護度なら居宅にお願いすることになる。当然!!アヒルは必ずリストからご自分で選んでくださいと言うけど、中にはお任せします。だって分からないと言われる。

そうすると、紹介したり、依頼したりとなる。予防給付なら流れは綺麗だが、居宅介護となるとそれでいいのか分からない。クライアントに決定能力がないなら、やむを得ない面があるが、能力がある人まで包括が選ぶような状態は好ましくない。

どうしても自分のフィルターがかかる。適正な選択だとおもっても疑問も残る。

他の包括は法人サービスを優先させているとか、他法人の居宅には依頼をださないとか、出すときは問題ケースばからと聞く。

どこでも囲い込みが横行していると言うことか??

もっとひどい話も聞くが、クライアントの自由選択を保証するようにしなければ、努力して質を上げているケアマネや所属組織が浮かばれない。

自己研鑽が足りなくて選択されないなら納得するしかないけど、それ以外の理由で選ばれないなら悲しすぎる。

行政責任で公正運営しろと言うのなら、その点のしっかり指導・助言してほしいし、ルール作りもしてほしい。

運営協議会等が現状を把握して改善に向けた努力をしなければと思うのですが??



↓↓↓↓↓↓  応援クリックお願いします。 皆様の1票がやる気にさせます。
にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ 人気ブログランキングへ ← ←こちらもお願いします。更新の励みになります。