いやそれは、ロマンじゃなくてマロン 2012-08-25 05:22:55 | 掌編 「俺はなぜ山に登るのか、そこに山があるからだ」 ありきたりな科白をつぶやくと、男は絶壁にかじりついた。たっぷりと空気を含んだ新雪のようにやわらかな壁をどんどん征服していく満足感。 「これこそ男のロマンだ!」 さらにありきたりな科白を、男は叫ぶ。 « スイートホーム | トップ | ストロベリーな唇 »
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