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義理の妹はいい人なんだけど…

2019年11月06日 | 日記
葬儀代って、こんなに凄まじいものなんだろうか。びっくりだ。

葬儀屋から電話が来て、少し増えて93万円になったという。

そもそも私は「小さなお葬式」なるものを頼んだのに、結局はこんな値段。

そのほかに戒名料やら何やらでお寺にも52万円払ってるし、これで145万円。

明日、葬儀屋に行って93万円を払って来る。

しかも、更には来月は四十九日と納骨式がある。一体いくらかかるんだろう。

ああ、あと小さい仏壇も買わなければならない。

全部で200万円にはなるだろう。

ビンボーなのにどうすりゃあいいんだ。

カヅさんの通帳にはそれくらいは入っている。

カヅさんのお金を頼るしかない。

しかし、カヅさんの口座は凍結された。

どうすれば下ろせるか銀行に聞いたら、カヅさんの戸籍謄本と、相続人の印鑑証明書と印鑑、更には相続人本人が来ることが必要だそうだ。

悲しいかな当然ながら私は相続人ではない。

ダンナと義理の妹だ。

義理の妹に、必要な書類と印鑑を持って、来て欲しいと連絡した。

支払いがキツイから協力して欲しいと。

だが、返ってきたLINEは「仕事は休めない」「休みの日は病院に薬をもらいに行かなければならない」という感じのことばかり。

そこをなんとかと頼んだら、「わかりました。会社に聞いてみます」と何だか冷たいニュアンス。

今回は普通ではない事態なのだから、自分の兄に代わってほぼ一人であれこれやってる嫁を助けようと協力してあげようと思わないんだろうか。

義理の妹といっても私より二つ年上である。

それに、火葬の時に待ち時間に皆さんで食べるお菓子や飲み物を買いに行かなきゃ、でも他にもやることがある、困ったな状態の時、

義理の妹のダンナさんが、「私が行きましょうか」と言ってくれたので「助かります。お願いします」と、私は義理の妹のダンナさんに1万円を渡した。

「おつりは持って来ますから」と言ってたけど当たり前だし、なんなら、「お菓子と飲み物代ぐらい払っておきますよ」とでも言って欲しかった。

いやもっと私が「え…?」とポカンとしたのは、カヅさんが亡くなった日だった。

夜通しお線香をつけておかなければならないので、「順番に起きてましょう」と言うと、義理の妹はこう言った。

「犬の散歩があるんで帰らなければならない」と。

それならば「じゃあ、先に帰ってください。私が居ますから。それで朝早く戻って来てください。その後交代しましょう」と言うと義理の妹はこう言った。

「朝も散歩をしなければならない」と。

いやまあ犬を飼ってればそうなるだろう。

でも、実の親が亡くなったという事態、いつもと違うライフスタイルをその日ぐらいはしてくれてもいいじゃないかと正直思った。言えないけど。

あと、今日、義理の妹からLINEが来て、「たかぽんさんが特養施設の片づけに行った時、形見に欲しい服があるのでとっておいて欲しい」と来た。

少しムッとした。

できればカヅさんの施設の部屋の片づけに、義理の妹にも手伝って欲しいくらいだ。

だからこう返信した。

「荷物が多くて一人では大変なので、できれば一緒に片付けをしてもらえないでしょうか?その中で、お好きなのを持って行ってください」。

しかし、うんともすんとも返事はなく、だいぶ時間が経ってから、

「わかりました」

とひとことだけ来た。

本当にわかってるんだろうか。

私ならこう言うだろう。

「そうですね。一人じゃ大変だと思いますから私も手伝いますね。いつにしますか?」と。


いやまあ、義理の妹はいい人なんだけど、なんだけど。















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