今日は息子を連れて姑の居るショートステイに行って来た。
いつもは私一人で行っているのだが、大学の春休み、バイトも休み、予定無しの今日がチャンスとばかりに息子を連れ出し行って来た。
息子が姑に会うのは半年ぶり。
半年前に会った時は、なかなか孫のことを思い出せなかった姑。
今日もそうなのかなと思ったが、すぐ反応してくれてホッとした。
ただ、
「小さい頃会ったキリだから、ずいぶん大きくなったなあ」
と言っていた。
「何歳になったの?」「何年生?」
と、何回も聞いてきて、何回も答えても、また何回も聞いてくる繰り返し。笑
毎度のことだが。
更には姑、
「彼女はいるの?」
と息子に聞いてきた。
「いないよ」
と答えた息子に、
「うそー。いるんでしょ?」
と姑。
「いない」
とまた答える息子。
そして数分後、
「彼女はいるの?」
と姑。
「いないよ」
と息子。
そしてまた数分後に、
「彼女は?」
と姑。
その繰り返しだった。
そうかと思えばまたしても、
「何歳になったの?」
「19歳になったよ」
の繰り返しも。
そしてまたしても
「彼女はいるの?」
笑
たぶん、さすがに息子は繰り返しにイヤ気がしていただろう。
ただ、帰り際に姑は手を合わせて新たにこう言った。
「彼女ができたら婆ちゃんにも会わせてね。連れてきてね」
笑顔じゃなく、なぜか切ない表情で懇願するように姑は言った。
「うん」
と息子。
いつになるだろうね姑よ。
それを楽しみに、まだまだ長生きしておくれよね。