姑から孫へのリクエスト

2019年03月08日 | 日記
今日は息子を連れて姑の居るショートステイに行って来た。

いつもは私一人で行っているのだが、大学の春休み、バイトも休み、予定無しの今日がチャンスとばかりに息子を連れ出し行って来た。

息子が姑に会うのは半年ぶり。

半年前に会った時は、なかなか孫のことを思い出せなかった姑。

今日もそうなのかなと思ったが、すぐ反応してくれてホッとした。

ただ、

「小さい頃会ったキリだから、ずいぶん大きくなったなあ」

と言っていた。

「何歳になったの?」「何年生?」

と、何回も聞いてきて、何回も答えても、また何回も聞いてくる繰り返し。笑

毎度のことだが。

更には姑、

「彼女はいるの?」

と息子に聞いてきた。

「いないよ」

と答えた息子に、

「うそー。いるんでしょ?」

と姑。

「いない」

とまた答える息子。

そして数分後、

「彼女はいるの?」

と姑。

「いないよ」

と息子。

そしてまた数分後に、

「彼女は?」

と姑。


その繰り返しだった。


そうかと思えばまたしても、

「何歳になったの?」

「19歳になったよ」

の繰り返しも。

そしてまたしても

「彼女はいるの?」


たぶん、さすがに息子は繰り返しにイヤ気がしていただろう。

ただ、帰り際に姑は手を合わせて新たにこう言った。

「彼女ができたら婆ちゃんにも会わせてね。連れてきてね」

笑顔じゃなく、なぜか切ない表情で懇願するように姑は言った。


「うん」

と息子。


いつになるだろうね姑よ。

それを楽しみに、まだまだ長生きしておくれよね。