昨日の夕方、美容院に行ってきた。
合格発表は目前。
ボサボサ頭で大事な日を迎えたくない。
美容院に行き、席を案内され、鏡を見る。
(いよいよ合格発表か…)
と、考えていたら、側でクシやらハサミやら準備していた若い美容師の女の子がクシか何か落とした。
(ちょ!今受験のことを考えてるこのタイミングで、物を落とさないでくれる?)
そのあといつも髪をやってくれている馴染みの美容師さんが来て、髪を切り始めた。
30代後半の美容師さん。先輩美容師さんは、若い美容師さんと違ってさすが手際が良い。
髪を巻くところで、また他の若い美容師が手伝いに来た。
二人で巻いている。
そして、
ポロッ…
と、名前なんだっけ、その巻くやつを若い美容師が落とした。
(え!だから落とすんじゃねーよ!)
と思ったが、鏡越しで笑顔を作るおばちゃん。
そしてあろうことか今度はハサミを落としやがった。
「すみません!」
と謝って拾う若い女の子。
心とは裏腹に、その若い女の子をニコニコと優しく見守るおばちゃん。
ほんとにもう何なんだ今日は。
髪を乾かし、仕上げのブローを馴染みの美容師さんが一人で始めた。
ほっ。
なんか安心感。
眼を閉じるおばちゃん。
しかし!
ガラガラガシャーン!
えーーーー!
なんとまあ馴染みの美容師さん、ハサミやら何やら置いてあるワゴンにぶつかって丸ごと全部ひっくり返してしまった!
「すみません!!」
いっせいに他の従業員が数人来て、散らばった道具を拾い始めた。
このワゴンをひっくり返してしまう美容師を、生まれて初めて見ましたよ、えー、えー、そうですとも。
しかもそれがこのタイミングですか。えー、えー、ほんとにもぉ。
帰り際、
「よりによって合格発表を前に、ずいぶん皆さん私の側でいろいろ物を落としましたね」
と、笑いながら言っておいた。
馴染みの美容師さんは謝りつつ、
「大丈夫です!大丈夫です!私たちが今日代わりに落としましたから、きっとこれで試験は大丈夫です!」
と焦って言っていた。
まったくもう笑
さあ、泣いても笑っても、明日は合格発表だ。
合格発表は目前。
ボサボサ頭で大事な日を迎えたくない。
美容院に行き、席を案内され、鏡を見る。
(いよいよ合格発表か…)
と、考えていたら、側でクシやらハサミやら準備していた若い美容師の女の子がクシか何か落とした。
(ちょ!今受験のことを考えてるこのタイミングで、物を落とさないでくれる?)
そのあといつも髪をやってくれている馴染みの美容師さんが来て、髪を切り始めた。
30代後半の美容師さん。先輩美容師さんは、若い美容師さんと違ってさすが手際が良い。
髪を巻くところで、また他の若い美容師が手伝いに来た。
二人で巻いている。
そして、
ポロッ…
と、名前なんだっけ、その巻くやつを若い美容師が落とした。
(え!だから落とすんじゃねーよ!)
と思ったが、鏡越しで笑顔を作るおばちゃん。
そしてあろうことか今度はハサミを落としやがった。
「すみません!」
と謝って拾う若い女の子。
心とは裏腹に、その若い女の子をニコニコと優しく見守るおばちゃん。
ほんとにもう何なんだ今日は。
髪を乾かし、仕上げのブローを馴染みの美容師さんが一人で始めた。
ほっ。
なんか安心感。
眼を閉じるおばちゃん。
しかし!
ガラガラガシャーン!
えーーーー!
なんとまあ馴染みの美容師さん、ハサミやら何やら置いてあるワゴンにぶつかって丸ごと全部ひっくり返してしまった!
「すみません!!」
いっせいに他の従業員が数人来て、散らばった道具を拾い始めた。
このワゴンをひっくり返してしまう美容師を、生まれて初めて見ましたよ、えー、えー、そうですとも。
しかもそれがこのタイミングですか。えー、えー、ほんとにもぉ。
帰り際、
「よりによって合格発表を前に、ずいぶん皆さん私の側でいろいろ物を落としましたね」
と、笑いながら言っておいた。
馴染みの美容師さんは謝りつつ、
「大丈夫です!大丈夫です!私たちが今日代わりに落としましたから、きっとこれで試験は大丈夫です!」
と焦って言っていた。
まったくもう笑
さあ、泣いても笑っても、明日は合格発表だ。