先日こんなことがありました。
あるお客様からのご相談。
建替えしようかリフォームしようか。
お話しをお伺いしたところ、ご家族構成のわりには、少し狭いお住まい。
外回りも水まわりも含めて大分、リフォームしないといけません。
更に、部屋数が足らなく、増築もかなりしないといけません。
そこで、私どもはこう答えました。
建替えたほうがいいですね。
そこで、私共のグループのキタホームをご紹介させていただきました。
私達は、なんでもリフォームをおすすめするわけではありません。
ちゃんと、お住まいやご家族の構成、年齢、色々な情報から、
お客様が最適だと思う選択をお伝えしております。
お客様に合った暮らし方をおすすめする使命があります。
是非、なんでもご相談ください。
いよいよ、2009年度与党税制改正大綱が発表されました。
以前からお伝えしている、ローン減税。
だいたい、想定内でしたね。
新聞にも掲載されていましたが、十年で毎年1%最大500万円の減税。
これ、よ~く考えてくださいよ。
500万も10年で返ってくるんだ~、なんてあてにしたら大変です。
10年間ということは、500万÷10年=50万。
50万が1%ということは、5000万のローンをしていないと
返ってこないんですね。
普通のサラリーマンで5000万の借金をされる方はなかなか
いらっしゃらないですね。
しかも、年間50万の所得税、市民税を支払うには、年収は、
何千万ですね。
注意してくださいね。
それよりも、注目は、もう1つの減税です。
明日のブログで
何度かご説明させていただいたことがある、
超長期住宅先導的モデル事業。
簡単に言うと、
【いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う】
ということです。
700万戸もあまっているこのストック住宅をどう
活かしていくかということです。
国交省から第二回の事業の決定がなされました。
しかし、その事業をみていると、どうも都市圏の大手企業に
集中しているようです。
もちろん、この北陸の企業でリフォーム部門は一切採用されていません。
都市圏の企業の狙いは、中古住宅の流通に使いたいということなんです。
しかし、北陸は土着性が高い街です。
リフォームする人が、次に売るためのことを考えているのかどうか。
それよりも、技術的にこの住まいを孫の世代まで伝えていくことを
考えたモデルが必要なんじゃないかと思っております。