月乃和熊(ツキノワグマ)のささやき

歴史好きオヤジが細々と大震災、水害、雪害の復興花火や図書館の蔵書の支援を続けていまふ。

熈代勝覧(きだいしょうらん)=八の巻 今川橋橋詰=

2012-11-23 12:00:00 | 歴史こぼれ話
こんにちわんこ、セント君


こんにちは、月乃和熊(ツキノワグマ)です!
  3.11東日本大震災 忘れない!風化させない!!
  
  月乃和熊(ツキノワグマ)も賛同しております
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熈代勝覧=八の巻 今川橋橋詰=

日本橋の中央通、三越のほぼ正面に、なぜか奈良のアンテナショップがある・・・セント君がいる・・・
熈代勝覧は、三井越後屋(現三越)方面を描いているので、反対側はどんな店があったのかわからないが、現代はセント君の隣に海苔で有名な山本海苔もありました。

さてさて熈代勝覧の第8弾をご覧あれ!

雪踏(せった)直し
草履(ぞうり)は使い捨てだが、雪踏の表には竹皮を張り、底には革を張った高級な履物だった。
武家や旦那衆は高級な雪踏を履くが、革が擦り減れば直しながら履いていたそうだ。

瀬戸物屋(茶碗売り)
瀬戸物とは愛知県瀬戸市付近発祥の焼き物で、鎌倉時代うわぐすりを使った焼き物は日本で瀬戸産だけであったといわれ、非常に高級品だったそうだ。
後年になって、有田焼や伊万里焼などの様々な焼き物が出現するが、大江戸では瀬戸産の焼き物が重宝された。
本来は瀬戸産の焼き物を指して瀬戸物というのだが、庶民向けのうわぐすりを使った焼き物のことを、瀬戸物というようになったそうだ。

今川橋橋詰め
現在の神田駅にほど近い、神田堀に架かっていた今川橋を渡ると、そこはもうお江戸日本橋だ。
江戸時代になって、庶民もお伊勢参りや巡礼など、自分が住む村で資金を出し合い、選ばれた者が地域を代表して旅に出るようになった。
日本橋は、そんな旅人の日本道路の起点であり、江戸の物資を大量に供給するターミナルとして発展していった。

お江戸日本橋の「熈(かがや)ける御代の勝(すぐ)れたる景観」、もう少し、時間があったらもっとじっくりと、見ていたい絵巻物なのです。

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熈代勝覧(きだいしょうらん)


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